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もう日本には期待しない以上に期待しない

僕は基本的に日本には期待しないで生きている。

もちろん国と言う大きなくくりではなく、都道府県、市町村にも全く期待していない。

理由は山ほどあるのでここでは書きませんが、今回なぜ「期待しない以上に期待しない」と決めたかと言いますと、マイナンバーカード取得手順でとても驚かされたからです。

つい最近まで僕は台湾、北京、たまに日本という生活をしておりました。

日本に居る時間は上記3箇所で1番短かったです。

それが今年に入り、新型コロウイルスの影響で海外への渡航が困難になり2019年末以来、日本を出ていません。

そして国の給付金の一件や今後のことを考え、そろそろマイナンバーカードを取得しようと思い立ちネット申請したのが2020年6月7日でした。

待つ事1か月以上、やっと先日「個人番号カード交付通知書」が自宅に届きました。

ここからネットで役所に取りに行く日を予約してやっと取得できると思っていました。

予約する前に、近々の自分が行ける日を確認し2日後(2020/07/15)に行けそうだったので予約しようとネットにアクセスしたところ1週間全部バツマーク(受付終了)がついていたので、変だなと思い何週間か先をみても同じでした。

8月までみてみたらやっとマルマーク(受付中)が出てきました。
なんと2020/07/13の18時過ぎに予約したら、最短で8/27の午後一番と言う予想をはるかに上回る1か月以上先の予約しかできないことがわかりました。

マイナポイントの影響で申請ラッシュとは聞いておりましたが、ラッシュなら受付枠を増やすなりそれなりの対応をするべきだと思います。

ちなみに取得の予約は20分刻みで同時に2名しか受け付けておりませんでした。
受付時間は9:00から16:40〜まで(木曜日のみ18:20〜まで)昼休みの12:00から12:40〜までの3枠は受付無しです。

ですので、1日42名(21名×2)交付可能のようです。
木曜日のみ52名

単純計算で週220名しか捌けないことになります。(たまに日曜日午前だけ臨時開庁ありなのでマックス週238名)

因みに僕の住んでいる市の人口は14.4万人(2015年)らしいので、仮に残りが10万人として受付を終わるまでに・・・

週238名÷5日= 47.6名
100,000÷47.6= 約2,100日
2,100日÷356= 約5.75年

約5年9か月かかる計算になります。

10万人でこの計算なのでそれ以上の可能性も。

完了するまでの時間はこのくらいかかるとして、いったい何が1番の問題かと言うと、

『なぜ受け取る際に役所で暗証番号を設定しなければならないのか』

と言うことです。

クレジットカード等はカード自体が自宅に送られてきて、仮の暗証番号から自分で任意の暗証番号に変更するのにマイナンバーカードはなぜそうじゃないのか。

もちろん自分では出来ない人もいるのでその為の窓口はあってもいいと思いますが、自分でできる人まで出来ない人と足並みを揃えるシステムにするのは本当に呆れさせられます。

僕はシステムエンジニアやマイナンバーカード専門家でわないですが、スマホと紐付けられるのならば上記のように暗証番号を設定するのは可能かと思います。

それをわざわざ

①「個人番号カード交付通知書」受け取る

②ネットまたは電話で取りに行く日を予約する

③役場に行く

④役場で暗証番号を設定する

と遠回りで無駄なことを全員にさせるはとてもひどいです。

この国に一番必要なのは“scrap and build”だと本当に思います。

しかし、期待するだけ無駄なので「期待しない以上に期待しないで生きていく」ことを強く決めました。

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