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淘汰される便利なサービスを使わない人達

PayPayが今まで無料だった決済手数料を有料にしたことから『現金払い』と『PayPay払い』に価格差をつけるような飲食店が出てきたらしい。

ちなみにPayPayの決済手数料は

>決済金額の1.6%(税別)または1.98%(税別)を徴収している。

で、最高1.98%の税込で2.178%取られるだけだ。

例えば月間のPayPay売り上げ100万円の店だったら、最高21,780円の手数料を持っていかれることになる。

これは相当安いのではないだろうか?

もし現金で月間100万円売り上げている場合は現金を扱う手間、管理や両替、入金や出勤、レジ金合わせなどなど現金を受取ると言うだけでこれだけの仕事が増えてしまう。

更に現金を置いておけば、強盗や紛失などのリスクもある。

一方、PayPayでは上記の仕事が省けるのはもちろん盗まれる心配も一切ないし。

飲食店なら現金を使わない方が衛生的にも安心だ。

では何故、『現金払い』と『PayPay払い』に価格差をつけ、PayPayもやっているが現金払いへ誘導するのか?

それは上記の“1.現金管理コストを考えられない”のと、“2.現金だと脱税できてしまう”のと、“3.現金とPayPay”の両方を扱っているからだ。

決済方法に現金を入れてしまうと、現金を扱うことにより一気に仕事が増えてしまう。

しかしPayPayを含むキャッシュ・レスだといくつかの決済サービスを導入しても現金ほど管理は大変にはならないだろう。

やはり現金は払う方も受け取る方も厄介なのだ。

数十年前は今ほど便利で安いキャッシュ・レスのサービスはなかった(クレジットカードはあったが)ので、現金払いがメインなのは仕方かったかもしれないが、今となっては現金は管理がめんどくさい“ただのモノ”となった。

悪いことをしたい人にとっては都合が良い現金なので、現金を積極的に使いたい人、受け取りたい人は

「この人、このお店はもしかしたら悪いこと現金じゃないと都合が悪いのか?」

と思ってしまう場面もある。

PayPayに関しては本当に少額の決済手数料なので、使わない手はないし、いっそのこと現金での決済はやめた方が現金管理の仕事が減り、防犯にもなり良いのではないか?

このような便利なサービスを使わない、使えない人達はやがて残念ながら淘汰されるだろう。

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