どこの場所も是々非々で物事をみる

僕はいま台湾の台北に住んでいる。

10年ほど前は台湾が好きで何度も旅行に来ていたが、その後ワーキングホリデーで住むことにした。

その流れで今も住んでいると言っていい。

そして今も台湾が好きかと言えば、好きでも嫌いでもないと言うのが正直なところだろう。

旅行で来ていた時は旅行なので基本的に旅行目線でしか物をみれない。（それでも一般の旅行者より物事をしっかり観察できていると思う何）

もちろん出張も同じだ。

住んでみると目線が一気に住民目線になり、その結果色々な部分が見えてくる。
色々と言うのは今まで旅行では見えなかった悪いこともそうだし、良いこともだ。

よく台湾を手放しに称賛している人をネットやリアルで見かけるが、この人は何も知らないのだろうとしか思えない。まさに旅行目線だ。

台湾に住んでいる人も手放しに称賛する人もいるが、この場合は駐在員でお金があり台湾に居てもほぼ日本と同じ生活をしているか、何か政治的活動をしているかだろう。

台湾はとても良いところはあるが、それと同じかそれ以上に悪いところがある。（詳しくは控えさせていただく）

日本と比較した時にもそれを感じる。

規模が違うので日本と台湾を簡単に比較することはできないが、どうしても比較してしまうのが人間だ。

ただ比較する時には「日本だから」、「台湾だから」と言う色眼鏡は外して見ることがとても大事だろう。

今回は日本と台湾の話をしたが、もちろんその他も同じことだ。

このようなことでも“センス”が必要なんだなと思い知らされる。