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名前が持つイメージってあるよね。

またちらほらと「きゅうり」が発生しております。

つい先日書いた『蜃気楼』は、以前にも同じタイトルで違う文章を書いていました。たまたま過去記事をフラフラしてて発見しました。公開している文章が650くらいあるので仕方ないんですよね。

そして昨日書いた『甘いのはどこから。』に「かんちゃん」という男性が登場しています。なんとなく書いた名前なのに、少し前の『夫の愛人は「乙音ちゃん」』に出てくる男性も「かんちゃん」でした。ちなみに知り合いに「かんちゃん」はおりません。

さて、どうしよう・・・。

タイトルの重なりはまだいいんだけど、登場人物の同名は気になっちゃうなぁ。というわけで片方を変えました。古いほうを変えることに。なので『夫の愛人は「乙音ちゃん」』」の男性は「かんちゃん」あらため「こうちゃん」になりました。

まったくどうでもいい内容かもしれなくて、どうもすみません。

でもこれ、私が連載してる小説『中山さん』の名字をいきなり変えたらたくさんの人の心を動揺させてしまいますよね。笑。

名前が持つイメージってみんなそれぞれあると思うんです。

中山さんは、前にも書いたかもしれませんが、できるだけ平凡な名前にしようと思っていました。田中さん、井上さんあたりが候補でした。

中山・田中・井上の中で私が一番インテリな空気があると感じたのが「中山」でした。3文字より4文字のほうが頭が賢そうなイメージをなぜか持っています。3文字の名字の人ごめんなさい。ただの私の勝手なイメージです。

「井上」でもよかったんですが、左右対称の漢字の名前にしたかったんです。なんていうかニュートラルで落ち着いた空気がほしかった。

そんなわけで「中山さん」を選びました。実は下の名前も候補はあるんです。それと、奥さんの利香子の独白の中では下の名前での記述にしようかなと迷ったんですが、あえて名字にしました。利香子も「中山利香子」なので、中山中山と呼び捨てにしているのは自分の名字を連呼していることになるんですが、この呼び方にこだわりました。

大学のときのとてもお上品な先輩が、結婚後にご主人のことを名字で呼んでらっしゃったんです。「主人」とか「夫」とか「だんな」とかいろいろあると思うんですが、名字の呼び捨てでした。

その空気がとても凛々しくて、爽やかで、なんだかご主人を自分とは少し切り離しているような雰囲気を感じて、かっこいいって思ったんです。

というわけで、利香子も「中山」と呼び捨てで話しています。利香子にも凜とした空気を持たせたいと思いました。

あれ、なぜか「中山さん」の話になってしまいました。すみません。

今日はこの辺で。

#エッセイ #中山さん #きゅうり #名前 #イメージ #空気 #夫

「きゅうり」の話はこちらです。

「かんちゃん」が「こうちゃん」に変わった小説はこちらです。

過去に書いていた『蜃気楼』というタイトルのエッセイはちょっと重いやつでした。だからここには載せずにひそっとそのままにしておこうと思います。

ハッシュタグ後の最後まで読んでくださってありがとうございました。



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