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令和の新札には誤植がなければいいね。

オーストラリアの50ドル札にスペルミスがあったと報じられ話題になっていますね。BBCの記事を読みました。

昨年10月に発行された新しい50ドル札ですが、細かい印字部分に誤植がありました。

紙幣にはオーストラリア初の女性議員、イーディス・カウアン氏が描かれていて、彼女が1921年に西オーストラリア州議会に初当選した際の議会演説の一部(以下に引用)が繰り返し印刷されています。

It is a great responsibility to be the only woman here, and I want to emphasise the necessity which exists for other women being here,(この場に唯一の女性としていることは大きな責任で、ほかの女性もここに来る必要があると強調したい)

本来は「responsibility(責任)」と書くところを「responsibilty」と印字してしまい、最後の「i」が抜けた状態で仕上がっています。

この誤植はインスタに、誤植部分を拡大した写真が投稿されたことから発覚しています。投稿主は「we've found the spelling mistake on the new $50 note!(新50ドル札にスペルミスを発見したよ!)」とコメントをつけたいました。よく見つけましたね。

新50豪ドル札はオーストラリア国内でもっとも多く出回っている紙幣です。発行後すでに半年以上が経っていて、約4600万枚もが国内で流通しているとのことです。

誤植の残った紙幣は問題なく使えますが、今後、製造する分は修正するそうです。

BBCは最後にこんなふうに記事を締めくくっていました。

Phew. Now let's just hope we didn't make any typos in this artilce.(ふぅ。この記事には誤植がないことを祈るよ・・・。)

なかなかBBCもおもしろいこと書きますね。一瞬、気づきませんでした。

わざと誤字(×artilce → ○article)を残すなんてね。

#エッセイ #英語 #オーストラリア #誤植 #responsibilty #外国 #紙幣

こういう責任あるものを校正する人ってすごいプレッシャーでしょうね。きっと何人もが関わって何度も確認したと思うんだけど誤植が残ってたなんて。校正責任者にちょっと同情しちゃいますね。

あ、私もこの記事に、1つ誤字を残しました。

お気持ち嬉しいです。ありがとうございます✨