私が深いことを書けない理由

なんていうか、noteにはこう深い文章ってわりと多いですよね。物事をしっかり考えて深めていたり、自分を深くまで内省するような文章。でも私は深いことをあんまり書けないなぁってよく思っているんだけど、それって内容的に書けないこと、書かないことが多いからかなって思ってたんです。

だからいろんなことを恐れずに書く気になったら書けるんじゃないかって図々しくも思っている部分もあるんですけどね。

でもこれがね、ちょっと前に息子から言われた言葉を聞いて「ああ、そっか、私には深いことは書けないんだ」って思ったんです。その言葉はこれ。

「分からなくなったら考えるのやめるからな」

そうかも。考え過ぎると疲れるし心がやられそうになってくるから考えるのをやめる傾向が私にはある。だって考え過ぎると鬱っぽくなっちゃうでしょ。実際そういう時期があってずっと泣いてるみたいな状況になっちゃって危ないなっていう心の状態を経験したから、考えて疲れてくると考えるのを止めるようにしてるんだけど、子供にも私のそういうところが見えてるんだね。

子供って親をよく見てるね。

私って、悩みみたいなのをあれこれ書いたあとに「ちょっとよく分からないけど」みたいな文章になることがあるんだけど、それってほんとそのままで「ちょっとよく分からない」んです。

それってつまり私、深いことって書けないんだと思う。

でもまぁそれでもいっか。

noteって人生に向き合うような内容の文章が多いから、そういうの書いてみたいとか書いたほうがいいのかなって思う気持ちに引っ張られるときもあるけど、たぶん無理っぽいと気づかされました。でもまぁいいや。私は私だし、こんな感じでまぁいいや。

昨日ね、ふと通りがかりに目にしたnoteに「完璧な文章じゃないと公開しちゃダメだと思ってたけどそうじゃないよ」みたいなことが書かれてたんです。それで「完璧な文章じゃないと公開しちゃダメ」と思ってる人がいるんだと知ってすごく驚いたんです。

そんなこと私は思ったことがなくて、ただ自分の感情をワーッて書く感じでスタートしたし、その後もずっと完璧な文章を目指したことがなくてね。私って、わりと真面目なほうなんですよ。そう思ってるんだけど、意外とそれほどでもなくゆるいのかもしれないなぁと感じました。もしや自分にあまいのかも。そんな気がしてきた。

でもまぁあまいくらいがいいよ、日本ってなんかしんどいもん、もっとゆるくなれた方がいいんだと思う、と思うところがあまいんだろうね。

今日もみんな元気でね。