独白
もう会わないほうがいいと分かっているのに、会わずにはいられない。会う日が決まると心、乱され、平穏だった日々はいとも簡単に崩れると分かっているのに。
好きで好きでたまらないあなたに会いたい気持ちと、会うのが怖い気持ちで私は引き裂かれる。会えばまた、涙の時間が戻ってくると知っている。
このまま会わなければ、きっとあなたを忘れられるんだろうと、もう2年、何度も繰り返し思いながら過ごしてきた。
それなのに会おうと言われれば、うなづいてしまう自分を止めることはできない。
会いたい、会いたくない、会いたい、会いたくない。
好きがこんなに苦しいなんて知らなかった。あなたの手を、あなたの唇を、あなたの髪を、あなたの匂いを思い出すだけで、あぁ、触れたいと思う狂おしいまでの気持ちに翻弄される。
今日、明日、あさって、指折り数えながら会う日を待つ。泣きながら苦しみながら、そして会える喜びに包まれながら、あなたを思う。
どうしたらこの苦しみと喜びのループから抜け出せるのか、誰か私に教えてください。
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お気持ち嬉しいです。ありがとうございます✨