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形の良い高い鼻をじっと見つめた。 あなたは私の視線に気づかない。 あなたの綺麗な顔をしば…
あなたのスキのページを私色に染めたくて、私は1日に何度も記事を書いて投稿する。長い文章か…
うっすら、気づいていたの。 レイコとあなたの関係を。 知らないとでも思ってた? 茨の道がす…
12月に入ると街中がキラキラし始める。クリスマスソングもあちこちから流れてきて、つい心の中…
どうせ私のものにならないのなら、いっそのこと誰のものにもならないようにしてしまおうと思っ…
「ねぇ、私のどこが好き?」 「ん、長くて綺麗な髪かな」 そう言って私の髪を優しく撫でてく…
一日一日と日を追うごとに、京介との距離が離れていく気がして、怖くなる。 抱きしめていたぬくもりが、薄れていく。 きっと心も。 そう思うと寂しくなってラインでメッセージを送った。 「ねぇ、今何してる?」 すぐに既読がついて、電話がかかってきた。 「月を見てた」 私はソファーから立ち上がって窓に近づきカーテンを開けた。夜空に輝く月がいた。 「きれいな月だね」 「そうだな。少し欠けてるけどな」 「うん、少しね」 月は少しくらい欠けているほうが好き。見事な満月よりも
「キスはダメなんだって」 男友達の伊藤が口角を少しだけ歪ませて私に言った。伊藤は私が紹介…
あちこちで紫陽花を見かける季節になった。天気予報によると今日の降水確率は60パーセントだっ…
あなたのぬくもりがほしくて、その力強い腕のなかに包まれる。 少しの会話と長いキス。 あな…
「先輩、私ね、川口君が忘れられないんですよ」 大学時代の後輩の菜穂が支払いを済ませて店を…
「ねぇ、次はいつ会える?」 私の問いかけに、あなたは「明日会えるよ」って言った。 嘘つき…
声が聞きたくなって電話をかけた。初めて押す電話番号。あなたが私に渡したもの。なかなか押せ…
「はい」と笑顔であなたが私に手を差し出してくれた。あなたの大きな手が春の光を浴びて、とてもやわらかな表情を見せている。 あなたはドキドキしてないのかな。すごく自然に手を出してくれたけど。だって手を繋ぐの初めてだよ。私はドキドキし始めて、すぐに手を出せなくて、その宙に浮いた手を見つめたまま躊躇ってしまった。すごく緊張するじゃない。 そしたらあなたがこう言った。 「ほら、ドキドキするから早くっ」 その言葉に驚いて顔を上げてあなたを見たら、あなたの耳が少し赤くなっていた。寒