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私のリレキショ

こんにちは、育休ママみのるです。まずは、自己紹介として、これまでのお仕事の話をさせてください。私は大仕事が好きで、これまで夢中で打ち込んできたので、職歴を知って頂くことで自分の人となりを少しご理解頂けるかと思います。

イベントプランナーとして社会人デビュー

 地方の国立大学卒業後、イベントプランナーとしてイベント運営会社に入社しました。大学では理系学部だったので、専攻とは全く異なる業種です。専攻と関係ある会社(大手で安定性は高い)にも内定を頂きましたが、心からやりたいと思える仕事ではなく…。安定性よりも自分の興味を優先し、イベントプランナーの道を選びました。
イベントにも様々な種類があり
・新商品のお披露目等を目的としたセールスプロモーション系のイベント
・スポーツイベント
・ライブやフェスなどの音楽イベント
このあたりをイメージする方が多いと思います。でも、私が入社した会社は上記のどれでもなく、「コンベンション」を専門に扱う会社でした。

コンベンション業界とは

 コンベンション(Convention)とは、国際機関・団体、学会等が行う国際会議のことです。コンベンションのほか、業務カテゴリの範囲内には、企業等の会議(Meeting)、企業等の行う報奨・研修旅行(インセンティブ旅行)(Incentive Travel)、展示会・見本市、イベント(Exhibition/Event)も含まれ、これらのビジネスイベントの頭文字をとってMICE(マイス)と総称したりもします。
 私が入社したのは上記のようなイベントおよびコンベンショの営業と企画・運営を行う会社でした。
 就活当時、イベント運営に興味はあったものの、理系学生だった私はセールスプロモーションのような物を売るためのイベントには乗り気でなく、またスポーツや音楽等のエンタメイベントに関しては仕事にはせず消費者として楽しみたい気持ちがあり。そんなときにコンベンション業界の存在を知り、アカデミックな要素が強い学会や国際会議は自分の性に合うかもと思いエントリーし、結果的にこの業界で7年働きました。怒涛の日々で常に満身創痍したが、天職だと感じるくらいやり甲斐ある仕事でした。

イベントプランナーの実態

 イベント業というと、何だか華やかに見えますね。でも実際の仕事はめちゃくちゃ地味で泥臭いんです(笑)
 営業としてクライアントにプレゼンし、仕事を取ってくるところから始まり、受注後は予算管理、スケジュール管理、広報、ホームページの制作管理、通訳コーディネート、キャスティング、会議資料作成、現場ディレクション等、事務局業務全般を行い、更には後輩の指導やチームマネジメントもやりました。一般的には、営業と内勤で仕事を分担するところですが、この業界では営業マン自身が事務局員として準備を担っていく必要があるので、業務の範囲がとても広いのです。お陰様でマルチタスク能力が身についたし、年齢の割りにかなりの裁量権を与えられるので、大きなプロジェクトをやりきったときの達成感は本当に快感でした。

転職で視野広がる

 新卒で入社した会社で5年間ほど働き、私を指名してくださるリピーターのお客様も徐々に増えてきて、その頃には売り上げにして年間約2億円をあげられるまでになりました。ただ、社内では徐々にチームの管理業務(という名の雑用)が増えてきて、まだ現場で第一線で働きたかった自分は不満が募っていた頃。そんな時期に縁あって同業の知人に声をかけられ、別会社に転職しました。転職先は総合告代理店でしたが、前職とかわらずコンベンションの仕事を任せてもらい、ここでは他にも一般的な広告代理店業務に携わり、新たな知識経験を得ることができました。

はたらくって、面白い

 仕事を通して、自分一人では見られない世界をたくさん見せて頂きました。クライアントの多くは学会で著名な先生方、仕事でご一緒する中でそのお人柄や生き方に感銘を受けることも多かったです。また、一流ホテルでのパーティーやおもてなし、映像&音響オペレーター・ディレクター・通訳者など現場をまわすプロフェッショナルの方々の仕事ぶりは、自分の仕事への刺激になり励みになりました。渦中にいるときはストレスに感じることも多々ありましたが、今振り返ると尊き青春の日々…。
 つい長くなりました。このあとコロナウィルス流行、自身の結婚によるライフステージの変化で2回目の転職をしますが、そのお話はまた次の回で。
お読み頂きありがとうございます。ではまた次回。



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