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【23卒社会人】就活の軸と実際変化【日記】

体調不良やら何やらで先週はnoteが書けませんでした。先週の出来事なんか何一つ覚えてません。何となく働いて、頑張って生きた、それだけ。
最近の出来事と言えば、アニメ『ブルーロック』を見始めました。漫画は長年見てきた実況者が面白いと言ってたそんな知識だけ知ってる。流行っている時に流行ってるアニメも漫画も見たくない人だから、大バズしてた時は一切見なくて、今更見始めた。やっぱり流行ったものって流行るだけの理由がある。ちゃんと面白かった。でも流行ってる時には見たくない。捻くれ者の心理。
主人公の潔世一のことを『よいち』ってだけで那須与一って呼んでる事とか、名前がムズすぎて主人公以外名前が分からないとかそんな話はいい。我が部署にも遂に、八月一日で中途の新入社員さんが入社してくるので、ちょっとだけ初心に戻って追想してみようと思った。

入社半年も満たない新卒が何を追想するのかと言えば、就活生時代。人生の夏休みとも言える大学時代、その就活時期を思い出してあーだこーだ言いたい。そんなお年頃。とは言え、私は就活を全く真面目にしてなかった。なので後輩に助言だとか、そんな崇高な事は出来ない。始めたのは四年の春、終わったのは秋頃なのでお察しです。やる気のない女の、やる気のない就活振り返りもいつかするかもしれない。
そんな私の就活の軸なんて、人事の前では適当に大層な事を抜かしていたけれど、本当は休みがいっぱい欲しいだった。お金はいらない、休みは欲しい。あと残業もしたくない。これに限る。まあ、多分、学生の就活の軸なんて結構な割合でそんな感じなんじゃないかなと思ってる。こんな世の中で頑張りたくなんかないよね。何となく気軽に楽しく生きていたいよね。分かる。私もそうだもの。でも就活して、社会人になってから、意識が変わった。
入社当初は残業なんかしたくなかった。残業したくなさすぎて、残業が引く程ストレスで、胃をぶっ壊したくらいだし。一日の活動時間の半分以上が労働で、帰っても少しスマホを弄って眠りにつくだけでその毎日は大学生の時の方がはるかに充実していた。今も残業なんて極力したくないとは思っているけれど、抵抗感が無くなった。残業したくない思いが、まあいっかに変化した。
定時に終わるなんて夢のまた夢のまた夢だけども、仕事終わってないからしょうがないよね。残業は嫌だけど、もう今更良いか。そんな諦めの思いへと変わったのである。その気持ちの変化に気付いた時、私は密かに驚いた。あれだけ残業を嫌がっていたのに、いざ社会人になってみると意外とすんなりと現状を受け入れてしまうのだ。やっぱり人間って適応力の生き物なんだなって思う。
て言うかびっくりした。コミュ障、ポンコツ、検査はしてないけれど若干ADHDっぽさあるなぁと自分では思っていた。それでも案外、社会でどうにかなっているから、私は自分が思っているより普通の人間なのかもしれない。そして案外社畜適性があったのかもしれない。でもまあ、いつまでも実家で甘い蜜を吸いながら、休みは家で出不精ヒキニート決めてる社不な事には変わりないし、多少はマシな社不でありたいよね。

どれだけ就活中に残業少なめ!休日多め!有給消化率高め!だの何だの言っても、結局のところ、そことは違う状況下にぶち込まれても人間は必ず慣れる。三ヶ月も働けば、嫌と言う気持ちはまあいっかに掻き消されて、何の疑問も持たずに残業をする。何だか洗脳のようにも思えるけど、別に今のところ私は困ってないし、もう何でもいっかなと思ってる。要するにそんな就活軸なんて、社会人になったら何一つ関係なくなる、新卒お姉さんはそんな事が言いたい。

あともう一つ。私は最初、給料はいらないと言った。高くなくて良いから休みが欲しいと言った。確かに休みは欲しい。弊社は年休120日もなくて、正直キツイところもある。けれどそこについてはもう何でも良いやと思ってる。考えるのも面倒だし。あったらクソ嬉しいけど。その内転職もするだろうし、適当に働いときゃ何とかなるやろと楽観視してる。それよりもごめん。金は欲しいわ普通に。
大学卒業間近でお笑いに爆ハマりして劇場行ったりグッズ買ったり、単独行ったりしてたら金がどんどん無くなっていった。服買って、コスメ買って、ゲーム買って、ディズニー行って。そんな事ばかりしていたら、もっと金が無くなった。それに将来的には一人暮らしなので、それまでにある程度の貯金もしておきたい。実家暮らしという絶好の貯金チャンスを逃してはならない。 
好きな事をして、好きな物を買って、楽しく過ごすには金が必要。将来の事を考えるにも金が必要。恋人なんかいやしないけど、デートだって何だって金が必要だし、何なら衣食住を最低限にするとしても、そこには金が必要。お金がないと心なり体なり、豊かになれない。て言うか普通の人間生活なんか送れない。
お金で幸せは買えないなんて全くの嘘だと思う。お金で幸せは買える。幸せはお金でしか買えない。誰だよこんなしょうもない綺麗事言った奴。金で幸せは買えるよ、バカかこのクソ偽善者が(暴言)。
だから私は普通にお金が欲しい。働いた分だけ給料に反映されて欲しい。何でも良い。金くれ。その金で好きな物買って、推し活して、良い人生を送るのだから。金はいらないから休みをくれと言う就活生も、社会人になったら多分言う事変わってると思う。皆もれなくしっかりとお金欲しいが?寄越せよって思うはず。社会って、そう言う場所です。
どんなに嫌な環境でも人はすぐ適応するし、学生時代に抜かしてた甘ったるい社会人像やら理想やらなんて、すぐに崩れる。だから就活の軸なんか思いつかなきゃあんまり深く考えずに、適当に人事受けしそうな理想を垂れ流しとけば良いと思います。ネットに転がる奴コピペしろそんなもんは。
まあ、私は休みも金も欲しいです。片方なんかみみっちぃ事言ってねぇでさっさと両方寄越せ。休ませろ、金を配れ。七つの大罪、強欲の罪。

まとめは結局のところ、就活生時代に何を言っても社会人になれば意識は変わっていくし、環境によっては普通に社畜脳へと変化していくと言う事が言いたい。心配しないでね、大学生諸君。元友達0人の社不コミュ障大学生も、社会人になったら外面だけはまともな奴に擬態出来るようになるからね。
と言うわけで今回は就活軸と今の状況がもう全然違って見る影もないよねと言う話。気付いた頃にはもう私は社畜の扉を開いていた。


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