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子供のその習い事、誰の為?

今回は子供が習い事をやめたいと言って来た
時の事について。

子供が「習い事やめたい‥」と言って来たら
意見を尊重してすぐに辞めさるか‥‥

それとも続ける方向に手を変え品を変え
持って行くか‥‥

どちらが良いのか
これ親の悩みあるあるだと思うのです


私の経験からすると
やめたいと言って来た子供の年齢が
小学4年生だったら
子供の意見を尊重してすぐにやめさせるのが
良いかなと私、個人的には思うのです。

なぜ4年で辞めたいと言って来たら
尊重してやめさせるのか。


他の事にシフトチェンジするなら
中学まで3年あります。
その新しい習い事がスポーツでも
インドアでする習い事にせよ3年あれば
十分に上達出来る時間があるからです。
例えばサッカーを4年生で始めて
3年間やったらそのまま中学で部活に
それなりの動きを習得して
スタート出来ると思います

今は特にスポーツの習い事は
未就学の時からやらせるお家が
多いのですが、
続ける理由は正直よっぽどの才能があるか
よっぽどの本人がどハマりしない限り
未就学の習い事は本人も深く考えずに
やってるパターンが多いかと‥
単純に何か楽しいかも!
みたいな感じかと思います。
親も、やらせてみてとりあえず
今の所、嫌がりもしないしスポーツすると
体力もつくしこのままで
続けていこうというスタンス。
私の場合や私の周りはそんな風でした。

ちなみに我が家は年中から小学校4年まで
ラグビーを習っており
土日の朝からお昼まで通っていました。

私の息子や私の周りでは
小学校3年生より4年生の方が
本人の意思も主張も自我もだいぶ違う
記憶があります。
3年生の時はまだ親の私が「こうしたらー?」
なんて言う事に対してあまり深く考えず
動いてた気がしますが
4年生の時は自分の気持ちがとても
固まって来ていました。
あと、スポーツ系なら4年になると
練習内容もひと段階上がるパターンが
多いと思います。
練習時間も長くなり、練習内容の複雑さ
あとトレーニング的なものも
ハードになってきます。
4年生から何となく本格的な雰囲気に
なって行く感じのように思いました。

あと難関校への中学受験を目指すお子さんは
だいたい4年生から受験勉強を始める
お家が多かったのでスポーツ系の習い事は
ここでとりあえず終わりという流れでした。


自我も強く芽生え、練習も難しくなり
練習メニューもハードになる4年生。
本人がやる気ないならやっても
それこそつまらないと言うよりも
苦痛な時間になってしまう。
無理矢理続けても、早かれ遅かれ
ここらからは本人のやりたい気持ちが
ないとついて行けなくなり
何となくやって行くでは厳しくなって
行く環境になるかと思います。


でも何でだろう‥‥
何年もその習い事をやってると
「ここまでやってきたからもったいない」と
頭をかすめてしまう。
こんなに何年もやってきたのに
こんな頑張ってきたのに
こんなに上手くなったのに

子供の態度が
「もう本当に嫌!」と言う態度であれば
すぐに決断出来ると思うのですが
やんわり、ふんわりの
「もうやめようかなぁ」だと
なぜか親の踏ん切りがつかない。

自分がやってるわけじゃないのに (笑)

あれって何なんでしょうかね
ここまでやって来たのに
もったいない。
もったいない。
何がもったいないんだろう。
私自身も息子がやめたいと言って来た時
口には出しませんでしたが
心の中で呟きました
もったいなんじゃない?

私が考えた結果、
結局それってその習い事に使って来た
時間とエネルギーの見返りに自分が
不満だからかなと考えました。

子供の悔し涙
暑い日、寒い日の練習の見学
何年も忙しい中の送り迎え、
微妙なお母さん達とのコミニュケーション
日の出ぐらいからの遠征の準備
機嫌が悪い時になだめるエネルギー
あげたらキリが無いこの時間と
エネルギーに対しての見返り。

正直、プロになる、この習い事を将来
お金にして行くなどになる場合の子供は
小学生4年生ぐらいでは、やめたいとは
言わないんじゃないかなと思います。
なぜならきっとその時点ではその子は
とても上手いはずです。
だから本人も辛い事はあるにせよ
楽しい気持ちの方が勝ってるはずです。
こうゆう子供はきっとその時点では
やめたいとは言わないはずかなと。

だから「もったいない」とは
本人の事を思ってと言うよりも
親の気持ちが主体になってるなと
私の場合は思いました。
恥ずかしいお話ですが子供がやってる
習い事なのに、自分の気持ちが前に
出過ぎてしまっていたようです。

でも一度ちゃんと子供にやめたい理由を
聞いてやめる意思を確認して我が家は
4年でスッパリ、ラグビーをやめました



その後中学校に上がるまで
何も習い事はせず、今までは
土日なのに平日より早く起きて
グラウンドに行っていた日々でしたが
2人でおもっきり夜更かしして
朝寝坊したり、ダラダラしたり
時間を気にせずお出掛けしたり
親子のゆっくりした週末を
過ごせてとても良い時間でした
「良い時間」なんて書くと素敵な感じに
聞こえますが、本当にダラダラ、
グータラです。
でもこの子供とグータラしてる時間が
本当に最高。グータラ最高。
至福の時ってこの事だよねと染み染み
噛み締めていました。


最近は中学生なので部活や塾など
忙しく何より反抗期もあって、
もうそんなに一緒に過ごしてくれません。
何ならだいぶ、ウザがられてます。

あぶない、あぶない
危うく「幼稚園からせっかくやって来たんだから、もったないからもう少し頑張ってみたら?」
言っちゃうところでした

いやいや
もったいないのは、
もうあと少ししかない
2度と返って来ない子供との時間を
手離してしまう事でした

それは本当に、本当に
もったいない事なのです。


#エッセイ#子育て#習い事#習い事やめ時
#もったいないは#子供に教えられたこと













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