母との会話
先日ははの入院先の病院に面会にいくと、母はリハビリの真っ最中でした。
一度戻り、1時間後にいくと座って休憩をとっていました。
だいぶ歩けるようになったよ。もう少しだね。明日でも退院できるから。
よかったね、距離も長く歩けるようになった?
まだこれがないと(歩行器)ながく歩けないしよろめくね。ダメだけどね。
ならもう少しの辛抱だね。がんばってね。一日3時間はきついけど。がんばろう。
うん。・・・がんばるよ、ところで退院後は家には帰れないんでしょ?どっかの施設?
そう思ってるんだけど。今探してるところ。家がいいんだろうけどまた同じことが起こるといけないし、だれかの目が必要なんだろうから・・・
そうだね。そう思うよ。よかったよ、わかってくれて。
それともう一つはあそこの部屋をあんたなら貸してお金にしたいと考えているんだろう?きっと。
え?そんなこと思ってないよ。なんで?
円山であの場所ならきっと高いと思うし。母親を住まわしておくより誰かに賃貸したほうがお金はとれるしね。あんたの性格はわかるからきっとそうに違いない。
いやいや、どこに住んだってお金はかかるし、施設にだって無料で入れるわけじゃないんだし。
そりゃそうだね。あんたにも迷惑かけるね・・・・
先日の面会に行ったときの会話です。
なかなか鋭い突込みもありますが、なにせびっくりしたのは、認知の高齢者がここまでを推察するという事です。
この会話だけ聞くと、もう認知とは言えませんし、確実に認知機能は医療センターにいたころと比較すると向上していると言えます。
驚きでした。
それだけ、一日3時間体を動かすという事は認知機能向上にいいわけではないでしょうか?
今のリハビリテーション病院のリハビリメニューは、朝6時起床、すぐに病衣から衣服に着替えて歯磨き、洗顔を行い、食堂で食事。
その後にみんなで嚥下体操を行い、9時から各々のメニューに取り組みます。
午前1時間、午後2時間。
合計3時間のリハメニュー
89歳には過酷かもしれませんが、筋肉は年齢と関係なくつけることは可能だと言います。
なので、どんどん運動することで筋肉がつきます。
筋肉からも様々なホルモンが分泌されることもわかっていてそもそも筋肉がなければ分泌もしないわけです。
退院が楽しみです。
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