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ソウル滞在記〜前編〜

小娘とジョブズが1ヶ国目に選んだ韓国での滞在記。

3/31(金) ソウル滞在1日目

ジョブズの今までの出張で溜まっていたポイントを使って、昨日はマリオットホテルに宿泊した。これから安宿でなるべく切り詰めて生活しなければならない私たちが、一番最初に泊まる宿が、4つ星ホテルだなんて… 最初からQOLを爆上げしてしまったら、後が持たないのではと不安なスタート。

チェックアウトの12:00の1時間前、11:00にジョブズの仕事の取引先で良くしてもらっていたチョウさんが、車で迎えに来てくれた。

彼は私たちを車に乗せると、ウェルカムドリンクと言いながら、小さいガラス瓶を渡してくれた。それは韓国で最近流行っているビタミン剤らしく、もともとドイツから来ているんだとか。ガラス瓶は2層になっており、1層目はキャップがついており、中に2錠のタブレットが入っていた。そして2層目には、ドロドロとした黄色い液体が入っており、タブレットとこの液体が身体に良いんだとか。私たちが長い旅に出ることをジョブズから聴き、用意してくれたらしい。正直、味はかなり濃くて、酸っぱくて、全て飲むのにかなり時間がかかった。

そして次の安宿まで私たちの荷物を運んでくれるだけでなく、お昼ご飯までご馳走してくれた。(安宿についてはまた後ほど説明します。)彼は実業家で、ジョブズの取引先会社の創設者だった。そして今回ご馳走してくれたレストラン、かなりポッシュで高級だったのだが、このレストランも経営している。

サラダ、カキフライ、スモークベーコン、アメリカンスタイルのBBQ(牛肉のヒレとロース)を食した。素晴らしすぎる食事をして、彼に2万円分の日本円を20万ウォンに両替してもらい、次の目的地に向かうべく、近くの地下鉄のパンギョ駅まで送ってもらった。

その後、パンギョ駅からガンナム駅で乗り換えを一度して次の目的地のチャムシル駅に向かう。チャムシル駅の1番出口、ロッテモールのZARAの目の前で、語学学校時代の友達、ジュヒと待ち合わせをした。

彼女の歩き方を今でも覚えており、数年ぶりにも関わらず、一瞬で彼女だとわかった。そして彼女のもとに走ってハグをした。

彼女の友達で日本語を喋ることがてきる友達、トーイと再会して、ジョブズと4人でkorean bbqを食した。今回はポーク(ネックとベリー)を頂いた。小娘以外の3人はソジュで、小娘はソジュとビールを割ったお酒で杯を交わした。

華金ということもあり、私たちが繰り出した街は人で溢れかえっていた。みんな1週間の仕事から解放されて、友人や恋人と酒を交わしながら、週末に向けてハイになっている。

3軒目でみんなで飲んでいると、ジョブズの以前の会社の同僚、フランス人のディビットが参加しに来てくれた。初対面ではあったが、それを感じさせないようなとてもフランクな人で、とても楽しいひと時を過ごした。その後は、ジュヒとトーイ、小娘とジョブズとディビットで別れてタクシーで帰路に着くのでした。

チョウさん、ジュヒ、トーイ、ディビット
たくさんの再会、出逢いの1日でした。

4/1(土) ソウル滞在2日目

昨日から泊まっているホテルは、荷物を置きに行った時に少し変な感じがした。理由は駐車場の前にカーテンが掛かっていたからだ。これはまさか…という予想を裏切ることはなかった。しっかりとコン◯ームも部屋にアメニティとして準備され、テレビもチャンネルを回しているとしっかり大人のチャンネルがありました。

昨日ジュヒと二日酔いがなければ、山に行こうと約束をしていた。午後2時であればきっと大丈夫だろうということで、午後2時にナムリエ駅に集合ということになった。その前にジョブズのおすすめのカフェでブランチを楽しむことにした。とてもおしゃれなカフェで、2階のテラス席で陽を浴びながら料理を楽しんだ。

黒胡麻ラテとアメリカーノ
ほうれん草とバジルのパニーニとアボカドエッグトースト

ホテルを後にして、私たちはナムリエ駅でジュヒと再会をした。彼女は可愛らしいミニクーパーで迎えに来てくれた。私たちを車に乗せると、南漢山城(ナムハンサンション)という公園に連れて行ってくれた。桜が満開のベストシーズンに美しい色鮮やかな花が咲き誇る道を3人で少し散歩した。

満開の桜
ナムハンサンションの頂上

その後下山したところにあるレストランストリートで、チヂミとサムゲタンを頂いた。

無料のサラダとチヂミ
サムゲタンとたくさんのサイドディッシュ

その後少し南へ下り、素敵な雰囲気のカフェへ行き、ジョブズとジュヒはホットアメリカーノ、小娘はホットカフェラテを飲んだ。
その後ホテルまでジュヒのミニクーパーで送ってもらった。

4/2(日) ソウル滞在3日目

ソウル滞在の前半戦最終日は、旧友たちとの約束はなく、自分たちで景福宮(キョンボックン)と北村韓屋村を回ることに決めた。

まず景福宮での話に関しては別の記事に綴ったので、そちらを参照して頂きたい。

その後北村韓屋村に向かうことにした。
この北村韓屋村は観光地としては人気ではあるが、現在も居住者がいるエリアであるため、「静かに見学してください」という標識や、案内人(うるさくならないようにするための人)も立っている。

北村韓屋村の一番の見どころのストリート

その後、北村韓屋村から清渓川に向かう途中で、韓国のチェスを楽しむ団体を見かけた。どように戦うのかは分からずじまいだったが、とても興味深かった。

遠目から見ると将棋に見えるが…
近くに行って見るとなんか違う!

おじいちゃんたちの戦法を見ながら、王を取るというメインのルールは将棋と似ているということはわかるのだが、一つ一つの駒の動きが異なるため、結局よくわからない。

そんな一局を拝見したのち、小娘たちは清渓川に向かった。清渓川は、ビル群の中に突如現れた癒しの空間だ。

ビル群の中に現れた癒し空間
川の水もキレイで天気も良くみんな気持ちよさそう

その後ホテルに向かい、荷物をピックアップしてギンポ空港へ向かうのでした。ギンポ空港では大韓航空を利用して済州島へ。そこで5日間ゆったりバカンス気分を楽しむつもりだったのですが…その話はまた今度。

チョウさん、ジュヒ、トーイ、ディビット、ガイドをしてくれた女の子3人、本当にありがとう。


写真はホテルの目の前の通り。

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