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障害者になってから・・・①

脳炎になり1ヶ月意識がなく、ある病院のICUに1ヶ月入院し、療養のためとてんかんの薬の調整のために1ヶ月で合計で2カ月間入院していました。
病院の中ではスタッフの皆さんやお見舞いに来てくれる人は優しく、心穏やかにすぐすことが出来ました。

退院したあとは、世界が180度変わったように感じるくらい、社会は厳しいということに実感しました。

退院し彼女と別れ、実家に帰った私は家の中では家族と怒鳴りあいの大喧嘩、外出すれば誰かに絡んではもめ事を起こしたりで超問題児でした。

精神障害の一番の難点はパッと見て周りには分からないんですよね。
一般の健常人みたいな扱いを受けますが、病気を持っています。
あなたはおかしい。普通じゃない。異常じゃない?
色々な事を言われました。
そして、どんどん自分の中で誰も自分のことなんて・・・
ネガティブな感情が出てきます。

駅のホームの電車の通りすぎる音、踏切の音、高いところから下を覗き込んだ時の怖さ、高いところにある棒、ロープ、ドアノブ、ネクタイ、日常生活にある色んなものが自分を誘惑してきます。あー早く楽になりたいなと・・・。

でもそれすら出来ない自分は、自分のふとももをシャーペンで突き刺してその痛みで落ち着きをとり戻し、気持ちを紛らわしたりしてました。

そんななかなか社会に復帰できない状態の時に、病院の先生に相談をして障碍者手帳を申請することにし、障害者手帳1級を取得しました。
障害者手帳の取り方はこちらの記事を参考に。

つづく・・・

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