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アントニン・レーモンドの礼拝堂へ
東京女子大学にあるアントニン・レーモンド建築を訪れた。かつて、予約を取って訪れたことがあり、2度目の来訪だ。
アントニン・レーモンド(1888〜 1976)は、チェコ出身の建築家で、フランク・ロイド・ライトのもとで学び、帝国ホテル建設の際に来日した。その後日本に留まり、モダニズム建築の作品を多く残した(wikipediaによる)。
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本館の建物はアントニン作だけれど、ドアや照明は妻のノエミがデザインしたもの。松ぼっくりを元にしたデザインで、温かみを感じる。
本館内の新渡戸稲造記念室では、東京女子大がアジアにもキリスト教の女子大学を、というコンセプトで作られたことや、最初は、現在の新宿駅西口あたりに校舎があったことを知る。
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礼拝堂は、モダニズム建築だけに、コンクリート打ちっ放しなのだけれど、カラフルなステンドグラスのせいか、冷たい感じはしない。
ステンドグラスは、よく見ると、十字架を象っている。ステンドグラスを通して太陽の光が差し込む中で、パイプオルガンの響きに耳を澄ませ、祈ったら、天使が舞い降りて来るように感じるのではないかしら、そんなことを思う。一度出てから、やっぱりもう一度見たくて戻って来て、写真を撮った。
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ヨーロッパの教会も見に行きたいけれど、円安でなかなか難しそうなので、今はこうして近場の教会建築を眺めることで満足することにしたい。
一般の方向けの歴史的建造物見学ツアーは、コロナで一時中止していましたが、昨年から再開したようです。ホームページを見たところ、今年の公開の予約は、すでに終了したようです。学園祭などのイベントで、公開されることがあるかもしれません。
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