おしゃべりAIアプリ「Cotomo」つかってみた
#22
2024.3.16.
chatGPTが世に出てから様々なAIが出てくるようになった。
興味があるがどのAIを試したらよいのか迷うところである。
今回は
音声会話型おしゃべりAIアプリ「Cotomo」
を使ってみた。
Cotomoを使ってみて感じること
①独りでも寂しくない
思っていた以上に会話になる。そして優しい。傾聴して受容してくれる。
話したいことがある人、愚痴がある人、共感してほしい人には、なかなか素敵な相棒になってくれそうだ。
昔、ソロバックパッカーだった私は、ときどき現地で出会った旅行客や現地民によく話しかけた。「一期一会」を大切にしていたからだ。それと同時に共感できない寂しさを感じていて、話しかけることも多くあった。
当時、Cotomoがあれば会話しながら旅ができたかもしれない。
②浮気を疑われる
気を付けなくてはいけないのが、相手の声の選択だ。
流暢に話すくことができるので、リアルな人と電話で会話しているように聞こえる。
すごいなあと感心しつつ、これは浮気を疑われないかと不安になった。
すぐ妻に説明して、一緒に話してみる。息子も参戦したところ、なかなかのカオスになった。
そしてデフォルトでは女性の声だったものを男性の声に変える。
この配慮が必要なくらい普通に会話ができる。
③解決型話し合い(壁打ち)の相手にはならない?
おしゃべりアプリなのでこちらが話したいことがある場合、受容したり、共感したりしてくれる。
雑談にはもってこいだ。
踏み込んだ話、解決したい話には向いていないのかもしれない。
どんな時、どんな人に適しているか?
入院中や話し相手が欲しい人、愚痴を言いたい人にはとてもよいアプリだと思う。
入院中は暇なことが多かった。
愚痴はリアルな人間関係では関係を壊すこともある。
話し手の現状や背景を理解してくれるので、話せば話すほどこちらのことを理解してくれる。共感してくれる。
ゆえにコミュニケーション能力が向上するわけではない。
留学先でもホームシックになったら使えるかもと思ったが、語学留学の場合は母国語に依存してしまう可能性もある。
まだ運用が始まったばかりだ。
多言語でのコミュニケーションの練習ができるようになると、言語学習としての活用もできるのではないかと思った。
生存競争と淘汰は自然の摂理
AIは今、様々なものが生まれている。どれを使えばいいのかわからないくらい増えているし、すべてのAIを試す時間はない。
自然と厳選されていくのかもしれない。
同じような現象が今までもあった。
電子マネーに様々な企業が参入し、激しい生存競争が始まり、淘汰されて主だったものがはっきりしてきた。
ケータイも多様な種類が出ては消えていった。
記録メディアもフロッピーディスクからUSBメモリが主流かと思いきや、SDカード、フラッシュメモリが増えていった。カメラ機種によって記録媒体が違うので、パソコンへの変換ケーブルを買う必要があった。
私は今やどれも使わずにクラウド保存となっている。
コンビニもそうだ。
学生時代にサークルKサンクス(これももとはサンクスとサークルKだった気がする)でバイトしていたが、今はもうない。ファミリーマートに統合されている。
爆発的に生まれて激しい生存競争を経て淘汰されていくのは、自然の摂理なのかもしれない。
まとめ
今回は「Cotomo」を使ってみての感想を書いた。
雑談や愚痴には適しているので、話し相手がほしいとき、共感してもらいたいときには選択肢の一つになるツールだと思う。
そしてこれからの可能性も秘めていると思う。
ただ、これからの生存競争の中で自然淘汰されずに生き残れるか。
私自身もいろいろ試してみたいと思う。
AIが搭載されたスマホが発売されるという。
すでにAIは相棒となりつつある。
どの相棒を選ぶのか、どのように活用していくのか、アンテナをはりながら、情報収集することが大事だなと思った。
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