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私のハマっている読書術

#24
2024.3.20.

今日は春分の日。昼夜の長さが等しくなる日。
ここからさらに昼が長くなっていく。
明るいうちに帰宅できると、何もしていなくても充実した気持ちになる。
これからはそんな日が増えるだろうと、妙な期待感でわくわくする。
春分の日の目的は「自然をたたえ、生物を慈しむ日」だそう。
公園にでも出かけてみようか。

今日の話題は春分の日とは全く関係ない。
「私のハマっている読書術」だ。


何度も挫折した「7つの習慣」

「刺激と反応の間には選択の自由がある」
これは、スティーブン・R・コヴィーの「7つの習慣」に書かれている一分である。
この言葉に救われた。
元来、気が短くでイラっとしやすい性格は、仕事で損に働くことが多く、直したいと思っていた。まさに「短気は損気」である。
この本を読んでから、何か刺激があっても、相手やその事象に対してイライラする(他責思考)のではなく、自分で反応を選択(自責思考)するようになった。

ただ、「7つの習慣」には、何度か挑戦して挫折した経験がある。
私にとっては分厚いのだ。

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認知特性に合わせた読書法

読書が難しいと感じたら…おすすめの方法が3つある。
①オーディブルやYouTubeから入る
②小中学生向けの本から入る
③漫画から入る

人の認知特性は「視覚優位」「聴覚優位」「言語優位」があるといわれている。

  • 視覚優位…写真や絵、動画、立体物など具体的なものを見て理解する

  • 聴覚優位…話し言葉など文字や文章を音として理解する

  • 言語優位…文字や文章で理解する

自分がどのように情報処理をすれば理解できるのかを知っておくことで、学習力も全く違うという。ネット上には認知特性診断テストがあるので、自分の特性をつかんでおくことをオススメする。

①オーディブルやYouTubeから入る

私は、視覚優位や聴覚優位だった。
読書は文字や文章で理解する。
そもそも読書が向いていないのかも。
ただ、今の技術はすごい。
本を読めなくても、オーディブルでは読んでくれる。
本を読めなくても、YouTubeでまとめてくれる。
(youtuverの解釈が入るので注意が必要)
オーディブルで読むとすっと頭の中に入ってくる。
そして、通勤のために歩いている間や家事をしている間にも本が聴けることがとても良い。
オススメの方法である。

②小中学生向けの本から入る

恥ずかしい?馬鹿にされる?
誰に?
私は「本当に恥ずかしいのは、学ばないこと」だと思っている。
老若男女問わず、学ぼうとしている人はかっこいいし、尊敬する。
ネットサーフィンをして時間を溶かしている自分は恥ずかしいし、
一生懸命にひらがなを読もうとしているうちの3歳児はかっこいいと思う。

「7つの習慣」は有名な本なので、小中学生向けの本も出ている。

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これなら1日で読み終わる。
そして読書ができた自信にもつながる。

③漫画から入る

視覚優位の私にとって漫画から学んだことは多くある。
私のバイブルは「宇宙兄弟」。
たくさんの勇気をもらい、すばらしい考え方を受け取った。

「7つの習慣」には漫画もある。
何でもあるなあ。
それくらい人気の本なのだろう。

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これも一瞬で読み終わる。
ストーリー仕立てなので、楽しいし、頭に残りやすいのも漫画から入る利点である。

最後に原書に戻る

オーディブル、youtube、小中学生向けの本、漫画などどれでもいい。
一度読んだという経験が自信となる。
そしてそれは「地図」を手に入れたようなものだ。
一度読んでいるので、どんな話か概要がつかめている。

最後に原書に戻ってほしい。そうすることで、内容の理解が深まる。
「次はこんな話だろう。」
「2つ目の習慣は『終わりを思い描くこと』だったな。」
「ああ、そうだった。こんな話だったな。」

一度も行ったことのない場所は緊張するが、行ったことのある場所はなんとなく勝手がつかめているのと似ている。

また、新たな発見もある。
「なるほど、こういうことだったんだ。」
「漫画とは例として出ていることが違うな。」

これは、通いなれた場所に意外な秘密や気付きを見つけた楽しさに似ている。普段は車で通りすぎる景色も、歩いてみると違って見えることに似ているかもしれない。

まとめ

まずは、自分の認知特性を知ろう。
テストをしてみて、視覚優位、聴覚優位、言語優位のどれに当てはまるだろうか。
そして、視覚優位や聴覚優位であれば、
①オーディブルやYouTubeから入る
②小中学生向けの本から入る
③漫画から入る
を試してほしい。

読書は面白い。
型にはめず、自分なりの読み方で読めばいい。
どんな方法であれ、誰にも馬鹿にできない。
馬鹿にする人がいても、放っておけばいい。
「刺激と反応の間には選択の自由がある」のだ。
反応してあげる必要はない。

私は、学んでいる人は等しく尊敬する。
学ぼうとしているあなたは、本当にかっこいい!

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