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ウガヤフキアエズを生んだ豊玉姫を祀る神社 佐賀嬉野温泉で発見

トップ写真 嬉野温泉街にある豊玉姫神社


なぜか佐賀県で徳島の打ち合わせ

今日は佐賀県に来ています。
徳島で進めているプロジェクト関係の打ち合わせ。
超多忙な協力会社の社長さん。
東京の会社の方なのですが、
お互い多忙過ぎて、スケジュール調整の結果、
お会いできるのが九州は佐賀県。
なんとも不思議な場所での打ち合わせとなりました。

おかげで、長崎に住まれている、
ある筋では超有名人ともお会いでき、
徳島のプロジェクトについてのアドバイス。
いただくこともできました。

有田焼の皿55枚 宿に飾ろうか


なんとも嬉しかったのが、
有田焼の名品が揃っている店に
連れて行ってもらえたこと。

実は私、陶器が大好き。
中でも、有田は別格。

ただ、マニアではないので、
観賞したくても、数あるお店の中、
どこのお店が良いのか。
全く分からず。

そんな訳で、
以前、伊万里、有田を訪れた際。
多くのお店には入ったものの、
一枚の皿すら買えず。
消化不良で帰ったことがありました。

家内のお友達である、著名な方。
私が陶器好きと知ると、
「今から行きますか?ご紹介します。」
と、有田焼他、
名品が揃うお店に案内してくださったのです。

有田焼と言えば柿右衛門。
柿右衛門の名品が数多く揃えられたお店。
店主の方の人柄。
全て素晴らしく、
目の保養と焼物に対する知識。
充分に得ることができました。

店主の方より、面白い品を紹介いただき、
店の裏の倉庫みたいな場所へ。

大きな木箱に収納された皿のうち二枚。
見せていただき、一目ぼれ。
有名作家さんの作ではないですが、
有田焼の大皿。
あるテーマの皿で、総枚数55枚。
一枚でも欠けると魅力半減する大皿。
全てが揃っていると紹介いただきました。

徳島の宿の壁一面に飾るとスゴイ迫力だろうな。
なんてことを考えております。
ただ、今のところ置き場がない。(笑)
ご縁があれば、いつか皆様に見ていただけるかも。
間違いなく、外国からのお客様には
気に入っていただける作品であるのは間違いなし。

アリタセラ内に店を構える川武陶器さん 名品が揃う店

嬉野温泉にある豊玉姫神社


せっかく佐賀に来てますので、
佐賀の神社を一社紹介させていただきます。

嬉野温泉街で見つけた豊玉姫神社。
祀神は、もちろん豊玉姫。
他、春日大神、住吉大神。
境内社には、なまず舎他。

古くから嬉野温泉の湯治客により、
皮膚病平癒の祈願多く、
現在では日本三大美肌の湯と称される嬉野温泉。
その地に鎮座する美肌の神として尊崇を集める。
なまずは豊玉姫のおつかいと当地で言い伝えられる。

豊玉姫神社のHPに上記のような記述がありました。

温泉街の中、流れる嬉野川。
そこに昔から住む白なまず。
その白なまずが豊玉姫のお遣い。

豊玉姫の遣いの白なまずが住む嬉野川

美肌の神様として、
多くの女性に人気があるようです。

参道は温泉街に建つ神社らしく、
趣があります。

手水舎は水ではなく、暖かい温泉。
これは大変珍しいですね。

温泉が出る手水舎

メインの豊玉姫をお祀りする拝殿よりも、
なまず舎の方が人気があるようです。

美肌効果で人気のなまず舎 ライトアップされてる
なまず舎お参り作法

温泉地だけあって、美肌効果を求める女性。
参拝されるのでしょう。
拝殿横の壁には、
アニメキャラクターの絵が飾られていて、
神社にも新しい風が吹いているのか?
そんな印象。

境内社八坂神社の横壁にも絵 美人豊玉姫か

豊玉比売を冠する式内社は阿波国にしかない


現在、豊玉姫神社は全国にいくつか存在。

ただ、式内社として、
豊玉姫を冠する神社は阿波に2社のみ。
天岩戸別豊玉比売神社と和多都美豊玉姫神社。

同一の豊玉姫説もあれば、
天岩戸別豊玉比売神社の祀神は、
豊玉姫ではなく、卑弥呼の宗女のとよ。
別神説もあります。

徳島市春日神社内 豊玉姫神社

嬉野温泉にある豊玉姫神社。
おそらく、和多都美(わだつみ)が冠に付く
豊玉比売神社の系統なのでしょうね。

残念ながら、阿波の豊玉比売神社。
ここ!
と、確定される場所は分かっていません。

現在、
王子和多都美神社という神社が残っており、
そこが和多都美豊玉比売神社であろう。
そう言われております。

ただ、残念ながら、
境内はかなり縮小された形跡があり、
本当に小さな神社となっています。

徳島 王子和多都美神社 和多都美豊玉比売神社論社
王子和多都美神社由緒
王子和多都美神社境内からの風景 

元社かもしれない神社は寂しくなり、
分霊されただろう神社の方が立派。
これは、なんとかならないものか。

ほんと、悲しくなります。

何といっても式内社です。
古くからあった神社です。
しかも阿波国にしかなかった神社。

一部のマニアにしか認知されていない。
不思議なことです。

今日は、旅先ということもあり、
走り書きで書きました。

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本日も最後までお読みいただきありがとうございます。






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