![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/129160716/rectangle_large_type_2_3860d5c9b29a917eb663a238b6570d33.jpeg?width=1200)
マスカットから車でニズワの街へ
トップ写真 ニズワの石積み
オマーン第二の都市ニズワ
皆様こんにちは。
日本を離れ、中東に来ています。
せっかくなので、趣向を変えて、
体験記をお伝えさせていただきます。
前回書いたとおり、
オマーンの観光や投資の発展のため、
私たちにできることを提案させていただく
チャンスを頂けました。
今後、パートナーシップに繋げるためには、
オマーンについての理解を深める必要があります。
そこで、タイトな日程ではありましたが、
いくつかのスポットを訪れた体験。
共有できればと思います。
今回はニズワという町についてお届けします。
オマーンの首都マスカットから、
車で2時間から2時間半くらいの移動。
オマーン第二の都市がニズワです。
![](https://assets.st-note.com/img/1706518574571-bXFLQm09eQ.jpg?width=1200)
本当の砂漠のオアシス
中東に来られた方はご存知と思いますが、
中東は大部分が砂漠地帯。
昔は人が生活できるような環境ではありませんでした。
オマーンは他の中東国とは違い、
山があります。
ですが、日本の山のように木々が生い茂り
緑豊かな山ではなく、
ほぼ、岩と土の山。
所々、背丈の低い木が自生している程度。
![](https://assets.st-note.com/img/1706518067779-MVqwuEzgAW.jpg?width=1200)
私たちもマスカットを出発して、
郊外へ出ると、
ほぼ、山と山の間を抜けるように、
延々と車は進みます。
道中、街という町はなく、
その様子から、砂漠地帯であることを
実感できます。
ほぼ、緑がない景色の中、
背の高いヤシの木が生い茂る狭いエリアも
点々と存在します。
おそらくこれが本当のオアシスとやら。
砂漠の中であらゆる生物が命を保つ。
そのために必要不可欠の水。
昔は石油よりも貴重な水が湧き出た場所。
![](https://assets.st-note.com/img/1706518124688-FXUeAeKAff.jpg?width=1200)
そして、私たちが訪れたニズワという街も、
オアシス都市です。
水が確保できる場所に
町がつくられたのでしょう。
ニズワ砦(ニズワフォート)
街のシンボルというか、
オマーンを代表する観光地のひとつ。
ニズワフォートがあります。
他の中東の都市にあるような、
移築して、博物館のようになった場所でなく、
そこで建てられ、今も存在する街。
ニズワフォート自体は17世紀に創られたもの。
そんなに古いものではありませんが、
この街の歴史は、かなり古くから続いている。
そう思います。
高い城壁は街を包み込むように延々と続き、
敵の侵入を防ぐ工夫が至る所にありました。
石油よりも貴重であった水を巡る紛争。
昔は行われていたのでしょうね。
中東の砂漠地帯では、
大きな木は育ちませんので、
建築は石と土を使って建てられます。
やはり気になるのは、基礎となる石の組み方。
基礎を隠す土の壁が崩れた場所。
探し出しては写真を撮る。
そんな観光客は私しかいませんでした。(笑)
![](https://assets.st-note.com/img/1706518159230-HuVf1nrgJn.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1706518176132-OQhYOK59dQ.jpg?width=1200)
現存するアラブのオアシス都市
城壁の外にも、古い街並みが残っています。
古い建物を改築したホテル。
近年いくつか開業しています。
日本でいうと古民家ホテルですね。
このエリアは散策して、
路地や水路を見たり、
一軒、一軒の家の建具を観察するだけでも、
楽しい時間を過ごせると思います。
細い路地を中心に続く、
日本でいうと長屋が続く街並み。
城内だけの観光で終わらず、
街を一周されると良いですよ。
![](https://assets.st-note.com/img/1706518206197-YQrZGkoPpG.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1706518243220-ifN4tbAHQC.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1706518257095-DtBLNDXfvQ.jpg?width=1200)
その際、徒歩だと、
時間と体力を消耗してしまいますので、
観光のカートへ乗られると効率的に回れます。
オマーンの魅力は人
オマーン全域でそうなのですが、
中東の他の国々のようなビジネス優先的。
そんな、印象はありません。
こちらの観光カートも良心的プライス。
カートドライバーへ、
多めにチップを渡したら、
半分返されました。(笑)
それくらい、オマーンの人々は、
大らかで優しい人が多いのです。
日本では信じられないでしょうは、
世界遺産的な自然遺産。
入場無料の場所が多いのです。
他の国なら、
入場料取って、そのエリアにある
飲食店はハイプライスとなるでしょう。(笑)
例えばペットボトルの水。
1本500円くらいと思いきや、
40円で売ってたり。
オマーンは旅人に優しい。
そんな国です。
スークへ行きましょう
私は、
確実にリピートでニズワを訪れるでしょう。
理由は、
隣接するスークにあるアンティークショップ。
ランプや家具。
古い建具等々。
私にとってはお宝の山でした。
普通の人にはガラクタかもしれませんが。(笑)
![](https://assets.st-note.com/img/1706518455612-3cyod0Nj5T.jpg?width=1200)
他、スーク内にはオマーンのデザートが
売られています。
甘いお菓子の試食あったり、
アラビックコーヒー飲めたり。
とても楽しいですよ。
![](https://assets.st-note.com/img/1706518500260-vAgP793TtW.jpg?width=1200)
私はいっぱい試食して、
一番おいしいお店で、お土産品を購入しました。
私は一日、このスークで過ごせます。
それくらいおススメのスポットです。
徳島の観光大使的な発信から、
なんかオマーン観光大使的な
発信となってしまいました。
でも、世界中、
素晴らしい場所はたくさんあります。
少しでも知ってもらって、
オマーンを訪れる人が増えると嬉しい。
そんな趣旨で今日はニズワのご紹介でした。
気に入っていただけましたら、
💛フォローいただけると励みになります。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?