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マスカットから車でニズワの街へ

トップ写真 ニズワの石積み


オマーン第二の都市ニズワ


皆様こんにちは。
日本を離れ、中東に来ています。
せっかくなので、趣向を変えて、
体験記をお伝えさせていただきます。

前回書いたとおり、
オマーンの観光や投資の発展のため、
私たちにできることを提案させていただく
チャンスを頂けました。

今後、パートナーシップに繋げるためには、
オマーンについての理解を深める必要があります。

そこで、タイトな日程ではありましたが、
いくつかのスポットを訪れた体験。
共有できればと思います。

今回はニズワという町についてお届けします。

オマーンの首都マスカットから、
車で2時間から2時間半くらいの移動。

オマーン第二の都市がニズワです。

ニズワフォート 要塞です

本当の砂漠のオアシス


中東に来られた方はご存知と思いますが、
中東は大部分が砂漠地帯。
昔は人が生活できるような環境ではありませんでした。

オマーンは他の中東国とは違い、
山があります。
ですが、日本の山のように木々が生い茂り
緑豊かな山ではなく、
ほぼ、岩と土の山。
所々、背丈の低い木が自生している程度。

ニズワの山並み

私たちもマスカットを出発して、
郊外へ出ると、
ほぼ、山と山の間を抜けるように、
延々と車は進みます。
道中、街という町はなく、
その様子から、砂漠地帯であることを
実感できます。

ほぼ、緑がない景色の中、
背の高いヤシの木が生い茂る狭いエリアも
点々と存在します。
おそらくこれが本当のオアシスとやら。
砂漠の中であらゆる生物が命を保つ。
そのために必要不可欠の水。
昔は石油よりも貴重な水が湧き出た場所。

砂漠のオアシス 自然美

そして、私たちが訪れたニズワという街も、
オアシス都市です。
水が確保できる場所に
町がつくられたのでしょう。

ニズワ砦(ニズワフォート)

街のシンボルというか、
オマーンを代表する観光地のひとつ。
ニズワフォートがあります。

他の中東の都市にあるような、
移築して、博物館のようになった場所でなく、
そこで建てられ、今も存在する街。

ニズワフォート自体は17世紀に創られたもの。
そんなに古いものではありませんが、
この街の歴史は、かなり古くから続いている。
そう思います。

高い城壁は街を包み込むように延々と続き、
敵の侵入を防ぐ工夫が至る所にありました。

石油よりも貴重であった水を巡る紛争。
昔は行われていたのでしょうね。

中東の砂漠地帯では、
大きな木は育ちませんので、
建築は石と土を使って建てられます。

やはり気になるのは、基礎となる石の組み方。
基礎を隠す土の壁が崩れた場所。
探し出しては写真を撮る。
そんな観光客は私しかいませんでした。(笑)

城壁の崩れた壁の中 石積み
昔のお墓 やはり石積み

現存するアラブのオアシス都市


城壁の外にも、古い街並みが残っています。
古い建物を改築したホテル。
近年いくつか開業しています。
日本でいうと古民家ホテルですね。

このエリアは散策して、
路地や水路を見たり、
一軒、一軒の家の建具を観察するだけでも、
楽しい時間を過ごせると思います。

細い路地を中心に続く、
日本でいうと長屋が続く街並み。
城内だけの観光で終わらず、
街を一周されると良いですよ。

ニズワの街を散策する旅人
今も人が住む街並み
古い家と旅人

その際、徒歩だと、
時間と体力を消耗してしまいますので、
観光のカートへ乗られると効率的に回れます。

オマーンの魅力は人

オマーン全域でそうなのですが、
中東の他の国々のようなビジネス優先的。
そんな、印象はありません。

こちらの観光カートも良心的プライス。
カートドライバーへ、
多めにチップを渡したら、
半分返されました。(笑)

それくらい、オマーンの人々は、
大らかで優しい人が多いのです。

日本では信じられないでしょうは、
世界遺産的な自然遺産。
入場無料の場所が多いのです。

他の国なら、
入場料取って、そのエリアにある
飲食店はハイプライスとなるでしょう。(笑)

例えばペットボトルの水。
1本500円くらいと思いきや、
40円で売ってたり。
オマーンは旅人に優しい。
そんな国です。

スークへ行きましょう

私は、
確実にリピートでニズワを訪れるでしょう。
理由は、
隣接するスークにあるアンティークショップ。

ランプや家具。
古い建具等々。
私にとってはお宝の山でした。
普通の人にはガラクタかもしれませんが。(笑)

アンティークショップのライト

他、スーク内にはオマーンのデザートが
売られています。
甘いお菓子の試食あったり、
アラビックコーヒー飲めたり。
とても楽しいですよ。

デザートスーク

私はいっぱい試食して、
一番おいしいお店で、お土産品を購入しました。
私は一日、このスークで過ごせます。
それくらいおススメのスポットです。

徳島の観光大使的な発信から、
なんかオマーン観光大使的な
発信となってしまいました。

でも、世界中、
素晴らしい場所はたくさんあります。

少しでも知ってもらって、
オマーンを訪れる人が増えると嬉しい。

そんな趣旨で今日はニズワのご紹介でした。

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本日も最後までお読みいただきありがとうございます。






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