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ニセコのバブルを体験しに行くと 既にシーズンオフだった話

トップ写真 ニセコのシンボル羊蹄山


内閣総理大臣賞受賞

今日は、まず嬉しいニュースから。
徳島県で三か所。
計画中の宿。

建築をお願いしている建築家さんのチーム。
第27回 木材活用コンクールにて、
な、なんと、
最優秀大賞(内閣総理大臣賞)を受賞。

歌の世界で言うと、
レコード大賞みたいな賞なのでしょうか。

本当に名立たる建築家さんの設計事務所も
エントリーしている中での受賞。
私にとっても大変誇らしいことです。

更にすごいな~と、思うのが、
受賞作品が県営住宅というところ。
私たちは、一般的に団地と呼ぶ建物。

他の著名な建築事務所さんが、
これでもか!
的に、お洒落な作品でエントリーされてる中、
木材建築の団地での大賞受賞。
そこが素晴らしいと思うのです。

建築家の内野先生はとても良い人です。
木にこだわった建築を建てたい方。
是非、お問合せください。(笑)


ニセコは既にシーズンオフだった

さて、話変わって、
3月末に発表された全国の地価上昇率。
ナンバー1が、
北海道の富良野にある北の峰という地域。

近年のニセコバブルが、
同じ北海道内の富良野に広がっているのか。

徳島で計画中のプランの相談もあり、
ニセコや富良野を開発されている社長さんに
会う目的で北海道に来ています。

噂では、ニセコはバブル。
とんでもない物価上昇率。

と、聞いており、
以前から興味を持っていましたが、
ニセコはこの度、初めての訪問。

ニセコを訪れる観光客。
そのほとんどの方の目的は雪。

良質の雪を求めて、
世界中から、
スキーやスノボを楽しむことを目的に、
人が集まって来る。

ひらふのスキー場 リフトも停止してた

3月末くらいからシーズンオフ。
ということで、
私が訪れた4月11日は、
拍子抜けするくらい、観光客は少なかったです。

シーズン中に稼いだのか、
飲食店やお土産物屋さんの多くは臨時休業。
まるで海の家です。

日本の中の外国と呼ばれるニセコ。
楽しみにしていただけに、少しがっかり。

多くの日本人には理解不能の宿泊単価

宿泊しているホテルの支配人さん曰く。
シーズン中は宿泊客の9割が外国人。
割合的にはアメリカ人が多いそうです。

更に突っ込んだ質問。
シーズン中の客室単価はいくらですか?
(こんなこと聞く客、変ですよね(笑))

支配人さん良い人で、
スタンダードなお部屋で1泊20万くらいです。
と、教えてくださいました。

ニセコにはお洒落なコンドミニアムが多く
建設されています。

以前、開発中のコンドミニアムのパンフレット。
見たことがあるのですが、
販売費と別に、月々の管理費を見て、
割と安いな~なんて思っていると、
一桁間違っていたことがあります。
確か管理費が、
月55万円から100万以上くらいだった・・・。

ひらふスキー場 リフト乗り場近くのコンドミニアム 高級なのでしょう

ニセコに訪れる富裕層は、
ホテルではなく、
そのような高級コンドミニアムに滞在。
物件により違いはありますが、
シーズン中は1泊100万~。
更に高級な物件は1泊500万もあるそうです。
と、いうことは、
6泊すると3000万。
既に家が買える価格です。
かなりおかしい価格設定ですね。

ホテルルームサービスメニュー おにぎり高い


ニセコ価格 ルームサービスメニュー

ラーメン3000円はさすがに無理

同時に、飲食店も海外富裕層向けの価格設定。
ラーメン一杯3000円から。
なんてことを聞いておりましたが、
オフシーズンの今はどうなのでしょう。

サービス業のアルバイトの時給も高く、
東京から出稼ぎに行く若い人もいるようです。

さすがに、
さほど美味しくもないラーメン。
3000円出して食べる余裕はないので、
ニセコ中心部のひらふエリアは外して、
少し足を伸ばして、倶知安駅周辺へ。
倶知安でくっちゃんと読みます。

書き手が隠れてます

駅前通りにあるラーメン屋さんでランチ。
二人で行ったので、
梅塩ラーメンと味噌ラーメンを注文。
1杯1000円前後でした。

ニセコのベスト20に入ってた店と知ったのは後から 

味は、とても美味しく、
梅塩はとてもあっさりしていて、
二日酔いでも食べられる味。

味噌は、札幌の有名店より、
個人的には好きな優しい味噌味でした。

家族で経営されているのでしょう。
飾った派手さはありませんが、
ぴかぴかの厨房機器から、
かなりこだわりを持ってるラーメン屋さん。

店主の人もみんな、
口数は少ないですが良い人です。

と、ラーメンレポートになってしまいました。
話、戻します。

次なるニセコはどこか

一時は廃れていた田舎町ニセコ。
あるオーストラリア人がパウダースノーに感動。

ただ同然であった土地を買って開発。
日本人よりも外国人の間からニセコに火が付き、
今ではニセコという地名は、
世界のブランドとなりました。

そして今も開発は続いています。

ひらふエリア メインストリート シーズンは人であふれるそうです

正直、交通の便も今はまだ悪いです。
それでも世界各地から良質の雪を求めて
人が集まるニセコ。

不便だから人が来ない。
多くの人が考える理屈。
間違っていることを証明してくれてます。

不便であっても、
そこに魅力があり、
行くべき理由ができれば、
人は集まる。

ニセコは、そんな成功例ですね。

2030年には新幹線が通る倶知安駅。
駅前通りに店を構えるラーメンなかまさん。
その時の価格はどうなっているのか?
気になるところ。

既に駅周辺は地上げ状態です。

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