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六甲山系で興ったカタカムナ文明は世界最古の文明だったのか

TOP写真 西宮市甲山近くから見た初日の出 生駒山系から昇る


大昔、日本はまだ一つではなかった

現代を生きる人たちが考える常識。
例えば、私たち日本人。
既に日本という国の形における
概念が常識となっており、
北は北海道から南は沖縄含む南西諸島。
それが日本という国の領土であると認識。

この固定概念があるから、
古代の日本についての話を聞くと、
頭の中が混乱するのではないでしょうか。
かくういう私も未だにそうなのですが。

そもそも日本と言う国が、
今に近い日本と呼べる形になった時期。
いつ頃なのでしょうか。
このテーマを考える時、
日本最古の歴史書である古事記の記録。
これが公式に残っている最古の記録です。

そこには国生みから始まり、
各地の敵対勢力を征伐していったお話等。
記載されており、
多くの日本人が
神話として耳にしたことがあるでしょう。

縄文遺跡 三内丸山遺跡
三内丸山遺跡 

しかしながら、その記録。
現代に続く、天皇家の祖先が作らせた記録。
それ以前、現在の日本国の領土の中、
どのような勢力分布であったのか。
その辺りの多くは謎のまま。

縄文時代の日本列島

現在も各地に残る遺跡が示す通り、
はるか昔の縄文時代から、
日本各地には素晴らしい文明をもった部族。
生活をしていました。

その時代の縄文人。
はたまた弥生人。
俺たちは日本人だ。
という概念などなく暮らしていた筈。

それを戦いや同盟関係を結び、徐々に征服。
統治していった勢力が今に続く天皇家の祖。
いわゆる天孫族ということになるのかな。
そして、今に残る最古の歴史書が古事記。

記録に残っている熊襲征伐。
更には蝦夷征伐。
ヤマトタケルが各地の蛮族をやっつけた話。
武勇伝として記録されているのも古事記。

客観的に考えて、
いわゆる日本列島各地には、
それぞれの地を統治する実力者が居て、
天孫族がある時期から力を持って、
統治を進めて行ったのなら、

気になるのは、
なぜ、その時期だったのか?
それ以前にできなかった理由はなにか?
天孫族はどこに居たのか?
はたまた、どこかからやって来たのか?

負けた側の記録がないので、
今に至っては謎のまま。

前回書いた妄想がムー的地球の歩き方と一致

前回のnoteにて、
兵庫県西宮市にある越木岩神社を紹介。
その中で、古代独自の文字を持っていた種族。
非常に強い勢力であったらしい。
甲山周辺に残る巨岩磐座はその名残。
天孫族によって滅ぼされたのではないか。
個人的見解を書いたのですが、

カタカムナ文明の重要拠点だったのか ここからも眺望抜群

その後、こちらも前回ご紹介した
ムー的地球の歩き方の日本編。
じっくり読んでいると、
この辺りに昔あったとされる超古代文明について。
書かれているページを読んでビックリ!

なんと、
私の妄想したとおりの見解が書かれていました。

六甲山系には、
一万年以上前から、高度な科学技術文明を持った
超古代文明が存在していたという説がある。

カタカムナと呼ばれる超古代文明。
錆びることがない金属を発明。
やすやすと、
巨石を加工してピラミッドを建造する程の力。
持っていた。

甲山にある神呪寺さんと背後はピラミッド説もある甲山

それが、ある時を境に、忽然と姿を消した。

伝説としては残っていたカタカムナ文明。
でしたが、
あくまでも伝説であって、架空のお話。

だったのですが、1949年。
楢崎皐月という人が、
出会った猟師から見せてもらった巻物に書かれた文字。
文字とも記号ともつかないものを見たのが始まり。

ムー的地球の歩き方に紹介されているカタカムナ文字

楢崎皐月と出会った猟師さん。
カタカムナ神社宮司の息子で、
その巻物はご神体であるという。

ちなみにカタカムナ神社。
気になって調べてみたのですが、
所在も不明で謎です。

一見、怪しいお話。だれかの創作話。
のようにも思えるお話。
事実、歴史識者の間では事実無根のでって上げ。
と、されてしまったそうなのです。

しかし、火のない所には煙は立たず。
六甲山系に古くから残る磐座巨石群。
カタカムナ文明の伝承話。

越木岩神社 カタカムナ文明の遺跡なのか

世界各地の文明よりもはるか昔から、
高度な技術を有していたカタカムナ文明。
その名はアジア族→アシア族と呼ばれていた。

繁栄を誇ったアシア族でしたが、
天孫系の一族に敗れ、
その存在を抹消されてしまったのだとか。

神功皇后が造らせたと伝わる廣田神社 天孫族の拠点だったのか

そんな内容がムー的地球の歩き方に
書いていたので、ほんとにビックリ。

またしても膨らむ妄想

このお話の信憑性はさておき、
世界各地に残る古代文明よりもはるか昔。
高度な科学文明を誇ったカタカムナのアシア族。

ふと、頭に浮かんだのは聖書のお話。
イエスキリスト生誕のお祝いに駆けつけた三賢者。
東から来た三賢者はアシア族では?
という疑問。

ベツレヘム イエス誕生の地 世界中から信者が訪れる聖地
ベツレヘム イエス誕生の地に建つ教会内部

同時に、
それほどまでの高度文明を持ったアシア族。
天孫族によって滅ぼされたとしたら、
天孫族は、それまでどこに居て、
なぜ、それまでアシア族を滅ぼせなかったのか?

考えた時、天孫族は日本以外からやって来た。
のかも?
そんな説も頭によぎってしまいます。(笑)

エルサレム宮殿の跡に残る嘆きの壁
古代ユダヤ人最後の砦 イスラエルマサダ要塞 ローマ帝国により陥落

カタカムナ文明の信憑性

カタカムナ文字を解読した楢崎皐月によると、
カタカムナ人はアシア族と呼ばれていた。
長の名前はトウアン。
アシア族のトウアン。アシアトウアン。

と、いえば、伝説的陰陽師、安倍晴明。
安倍晴明と対立したといわれる大陰陽師。
蘆屋道満。(あしあとうまん)
カタカムナ文化が栄えたとされる六甲山系。
その地でもある芦屋市に伝わる蘆屋道満の伝説。

この酷似したふたつの名前は、
果たして偶然の産物なのか。

そうムー的地球の歩き方は結んでいました。

ちなみに、西宮の民話みたいなお話の中、
カタカムナ文明の象徴的な場所である甲山周辺。
昔、そこには火を吐く巨大な鳥みたいな妖怪?
が住んでいて、
そこを通る人を火を吹いて焼き殺した。

そんなお話があるのを思い出しました。

火を吹く巨大な鳥。
これが天孫族から見たカタカムナ。
手ごわい勢力であったという描写。
そう思えてしまいます。

甲山の神呪寺展望所からの景色 奈良方面、大阪、和歌山、神戸、淡路島までもが一望できます
最高の軍事拠点であったでしょう

カタカムナ語でイヤシロチ。
気が充満した場所で、
人がそこに住めばポジティブな効果がある。

六甲山系の麓。
神戸市東灘区、芦屋市、西宮市、宝塚市など。
カタカムナがイヤシロチとして
住んでいたかもしれないエリア。
現代も、高級住宅地として有名な場所です。

カタカムナ文明。
まんざらでもないと思うと同時に、
近すぎて盲点であったエリア。
これを機に調べてみようと思います。

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