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対馬から壱岐島へ 大陸から女王国へのルートです

トップ写真 岳の辻展望所から九州唐津方面を臨む 近いです


もうすぐ完治の予感 扁桃腺手術のその後

術後12日が経過。
痛みはかなり無くなりました。

一日4錠処方されている痛み止め。
昨日は3錠で済みました。

一時はどうなっているのか。
不安になるほどの痛みでしたが、
あと数日も経てば、
ほぼ違和感なく過ごせそうです。

扁桃腺肥大によるいびきや睡眠時無呼吸症。
お悩みの方の参考になれば幸いです。

対馬は中臣系が強かった

ここのところ、対馬について書いていました。

マニア的な話になるのですが、
日本神道において祭祀を司る血脈。
アメノコヤネを祖とする中臣系。
アメノフトダマを祖とする忌部系。

対馬においては、
八幡系、住吉系の他、
中臣系の神社が多く存在していました。
一方、忌部系の影は薄い。
そんな印象を受けました。

おそらく、亀卜を伝えた中臣イカツオミ。
神功皇后が凱旋し、対馬を離れた後も、
対馬に残ったということで、
中臣系の信仰を広めていったのでしょう。

壱岐島一支国博物館資料 古代祭祀の様子

壱岐島と言えば月読様

そして今日からは壱岐島について。
書いてみようと思います。

空路で対馬入り。
対馬から壱岐島へ移動する手段。
船しかありません。
対馬からフェリーに乗って70分くらい。
芦辺港という港に到着。

予約していたレンタカー。
そこで受け取り、初日の宿へ。
向かっている道中。
港から5分くらい走った辺りに、
突然現れた月読神社。

壱岐島 月読神社

うォ~!
いきなり月読神社と出会ってしまいます。
壱岐島に祀られていたツキヨミノミコト。
神託により、京都の松尾大社へ遷座。
これは、古代史マニアには常識。
通説的には、
聖地となっている壱岐の月読神社です。

当然ながら、スルーなどするわけもなく、
車を停めて参拝させていただきました。

月読神社拝殿 神紋が〇と三日月

また改めてご紹介させていただきますが、
思っていたより小さく、
こじんまりとした神社でした。
ビジュアル的にも地味です。

一支国博物館と原の辻遺跡

ここしばらくは対馬の神社をご紹介。
掲載した写真はかなり地味。
暗い印象が続いていたので、

今日は、少しでも明るめに。
そんなテーマで神社以外の壱岐島の魅力。
お伝えできるように書いてみます。

まず、神社以外のおススメポイント。
壱岐市立一支国博物館と原の辻遺跡。

一支国博物館外観 広いです


壁一面 魏志倭人伝


歴史年表比較 卑弥呼も出ている

魏志倭人伝に記された女王国。
邪馬台国の卑弥呼が居た場所。
書かれている貴重な資料。

いろいろな説が存在する邪馬台国の場所。
未だにハッキリとした答えはないのだが、

大陸から対馬。
対馬から壱岐島。
ここまでのルートはほぼ決まり。
壱岐を出た後のルート。
唐津なのか。博多港なのか。宗像なのか。
によって、邪馬台国の位置がズレてくる。

今日のところは、そこはスルー。
間違いなく大陸から邪馬台国。
邪馬台国から大陸。
行き来するために通った場所。
それが、壱岐島にある原の辻遺跡。

原の辻遺跡の隣 小さな資料館

広大な田園の中に再現された遺跡。
そこに行けば、弥生時代にタイムスリップ。
したかのような気分になれます。

少し離れた位置から見た原の辻遺跡 風景にマッチしている
原の辻遺跡の中からの風景
原の辻遺跡内 主祭殿 神社の元か?

壱岐島は古代、一支国と呼ばれていて、
原の辻遺跡は、一支国の首都のような場所。
遺跡の中には、船着き場の後もあり、
その位置的な状況からも、
各国との交易が盛んであったと思われます。

船着き場跡 再現イメージ
大陸と日本間を行き来した古代船 これで日本海渡った 何人乗り?
原の辻遺跡説明看板

原の辻遺跡の隣にも資料館があります。

壱岐市立一支国博物館は、
原の辻遺跡から少し、
離れた場所にあります。

壱岐島にある博物館とは思えない。
それほどまでに立派な博物館でした。
古代の出土品はじめ、
原の辻遺跡で行われていただろう生活の様子。
見事に再現した様子が展示されています。
非常に分かりやすく、
当時の様子がイメージできるので、
壱岐に入ったら、まず最初。
訪れてほしい場所です。

一支国博物館内 原の辻遺跡生活の様子

岳の辻展望所の絶景

他、景色が美しい場所。
岳の辻展望所。
標高212.8mと、そんなに高くはないですが、
島内最高峰の岳ノ辻山頂にある展望台。

対馬はもちろん、九州まで見渡せる絶景。
四方を遮るものはないので、
なかなか他では見られない絶景。

私は昼と夕方。
二回訪れ、美しい夕陽も見れました。
夜は満天の星空だそうですが、
人気もなくなり不気味なので、
夜は止めといた方がいいかもです。

岳の辻展望所から対馬を臨む 昼
岳の辻展望所から対馬を臨む 夕方

展望台のある場所には、
龍光大神という神社があります。
近年パワースポットとして有名になったとか。

パワースポット龍光大神

戦時中は軍の司令部が置かれたため、
違う場所に移されたそうですが、
戦後、元の位置であった今の場所へ。
戻されたということです。
龍神さん。
行かれたら、是非お参りしてください。

どこを見ても美しく、食べ物も美味い

壱岐島は、
対馬と違い、平野部が多く、
田園や海沿いの道が多いので、
どこを見ても美しい景色があります。

国定公園 猿岩 たしかにゴリラに見える

小さなお子さんがいらっしゃるなら、
夏の海水浴もおススメです。
海の透明度と白砂のビーチ。
壱岐島ならではです。

筒城浜海水浴場 色が美しい

古代、大陸と日本を結ぶ重要な島でした。
故に、歴史遺産が多く残っています。

一度、訪れてみてはいかがでしょうか。
魚は新鮮で、特にイカ。
絶品ですよ。

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本日も最後までお読みいただきありがとうございます。


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