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年度末反省

 今回の年度末反省では、様々なトピックについて思うままに書かせていただきました。多くの部会でご検討いただいたことへの感謝と先生方の貴重なお時間を割いてしまったことへのお詫びを申し上げたいと思います。ありがとうございました。そして、申し訳ありませんでした。
 今、学校教育はかつてない危機を迎えています。不登校の子どもたちは増え続けて全国で5%を超えています。教員不足も深刻で東京都の教員採用試験では今年度の小学校の倍率は1.1倍です。こういう状況を作ってしまった原因はどこにあるのでしょうか?文科省でしょうか?それとも教育委員会でしょうか?それとも校長でしょうか?
 今の私たちがそこに直接働きかけて変えていくことは難しいです。だから、諦めるしかないのでしょうか?誰かのせいにして不満を言うことしかできないのでしょうか?私はそうは思いません。現場だからできること、現場しかできないことにあふれていると思います。子どもと直に接し、子どもの声を直接聞けるのは私たち現場の教員だけだからです。
 今、私たちが苦しんでいる仕事は本当に子どものためになっているでしょうか?子どもたちは、先生にどうあって欲しいと思っているのでしょうか?私のようなおっさん世代の使命は、これからを担う若い先生や教師になりたいと思っている子どもたちのために、教師という仕事を持続可能で魅力的な仕事にしていくことです。この学校に通う子どもたちに何を与えるのか?これからの世代にどういう形でこの仕事を託すのか?ここにいる全員が学校の抱える様々な課題に向き合う当事者です。今年度も楽しかったですが、来年度はもっとこの学校を楽しい場所にしていきたいです。
 長々と暑苦しく語ってしまい申し訳ありませんでした。これで終わります。

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