娘がいじめに合っていた
2学期中、一度も教室に入れなかった。
夏休み直前に別室登校や学校を休むようになった中1娘。
夏休みを挟んでまた行く気になれば。
と思っていたけれど、そんな酷な願いは叶わなくて良かったのだろう。
教室で騒いでいる男子達にターゲットにされ、教室ではターゲットになっている間に救いの手はない。
男子達が去った後に囲まれて「なぐさめられる」
今から思うと、春にはもう始まっていたのではないだろうか。
学校側はあくまでも娘が教室に入れなくなった直前ではないかという認識だけれど。
教室が騒がしい
騒がしい男子達に絡まれる
そこから教室中の眼が怖くなった
「本当にそれだけ?」
わかってる。「それだけ」で充分な原因。私は乗り越えてきたけれど乗り越えるしかなかったのだけれど、娘は私を頼ってくれた。だから「それだけ」でも直ぐに動かなきゃいけなかったのに。
1学期終わりに相手の親と話させてくれと頼んだけれど、聞き入れてもらえなかった。
気がつくともう12月が迫っている。
教室に入ったとの報告もない。
どころか、2学期の間、先生と何か実のある話をしていたか?
これは、私達(家庭)に非があると思われてないか?
少しづつ、不信感が募っていた。
そんな矢先、あの3人組(A、B、C)が娘に向かってまたやらかした。正確にいうと直接娘に向かってではないので、この出来事は娘は知らないけれど。
※詳細は言いませんのでフワッとした表現ですがお許しください
その娘に向けた明確な悪意を受けて「今度こそ相手の親と話をさせてくれ」と強めに主張した。
学校への連絡アプリがあり、それをフル活用させてもらった。
文章を書くのには自負がある。
「教職員全員見られます」
「いつも細やかな家庭の様子をありがとうございます」
と“褒められて”いたので、本当にフル活用してやった(意地が悪い)
文章の合間に「加害」「被害」「訴える場を考える」とキツめの言葉を選び、実際何も変わらなければ市でも県でも、教育委員会へ言おうと思ってもいた。
ここまで来ても、学校側の今までしていたであろう苦労を考えているんだから、我ながらお人好しではあるんだけれども。
相手の親と話すことが決まった。
それはそれで地獄だったけれども。
まず、前提として
「謝罪はいらないから、一連の娘への言動に対してあなたがたはどう思っているかお聞きしたい」
というスタンスを取った。
「謝罪しろ」だとそれで終わらされる可能性があったし、こちらはそれで終わるとは思えなかったからだ。
そして1組づつ会わせて欲しいと希望した。
3組まとめてだと、向こう側が本心を話さないと思ったからだ。
しんどいけど、結果的にこれが人間模様を浮き彫りにさせる事に成功している。
Aの家庭は
謝罪、もう息子に何もさせないとの約束は言っているものの
「自分はいつも子供にこう言っている」
との話は出てくるが、子供の様子がわからない。
Bの家庭は
「やった事は当然だめなこと」
「謝る場があれば謝らせます」
だけれども
「主犯格は3人目でうちの子は3人目が怖くてやってた」
「この件はうちの子も勉強になったでしょ」
うん……よくあの場でキレなかったよ、私。
ただ、ここまで終わった時点で「話し合いの場」で我慢し続けている私にちょっと体調面で悲鳴が上がる。
胃が痛い
無理矢理胃に食べ物を詰め込む日々
怒りでも胃にくるんだな………
3組目
Cの家庭は
親は悲壮な顔して
「何度も他人にやってはいけないことを教えているけれどもわかってくれない」
「申し訳ない」
と
ただ
「身内に対しては優しい子で……」
は????
悲壮な顔したいのはこっちだし、泣きたいのもこっちだ
なんであんたらの人生勉強の為に娘の人生めちゃくちゃにされなくちゃいけない
3組共にめちゃくちゃに罵りたかったけど、途中で話し合いの場がなくなるのが嫌でしなかった。
我慢したんだよ。
3組目が終わった次の日の仕事休憩中、昼ご飯無理矢理口に入れたら吐くかと思った。
その日だけで今は食べられているけれど、ようやっと詰め込んでいるってのが正確かもしれん。
胃が痛い。ずっと違和感がする。
担任・学年主任と私達だけになった時に、1日目から
「学校側は、この件はいじめとは判断していないのですか?」と聞いたり
(そういう認識で動いています。との学年主任からの返答だった)
担任に「学校に来た時に娘と顔を合わせてますか?」と聞いたり
(出来ない日もあるがしては、いる。といった返答だったはず)
「文科省のいじめガイドラインと学校のガイドライン、両方読んでいます」
と発言したり。
噛みつく準備は出来ていたけど、出来なかったのは私のお人好しの部分が大きかった。
3組目の時にCの親から
「うちの子を別室にしてもらっても〜」と提案が出たのだが
「一人の子を教室に戻す為に、一人を出すことは出来ない」
と担任から発言があった。
その発言に、私は取り乱すというよりは
「ああ、そう」
と急激に冷めていくのを自身に感じていた。
感情を直ぐに出せない所が本当に悔やまれる。
文科省のいじめガイドラインは、いじめの加害者に対して別室指導をすることもあると書いてある。対して中学校が出しているガイドラインにはこの文言がない。
Cは「学校のサポートが手厚い子」だ。
このCを中心に、あとの2人がごちゃごちゃしていつも教室が騒がしいらしい。
だから正直、娘とだけ問題があったわけでもない。
ただ、娘が教室に入れなくなった理由の一つとして、教室の騒がしさがあるのだ。
騒がしい中での教師の諌める声や、「騒がしさの内容」がいつ自分がターゲットになるかわからない不安。
教室から出さないということは、教室の雰囲気はもう変わらないということだ。
別の親から聞いた雰囲気では、2学期の授業参観でも騒がしいまんまらしい。何も改善されてないじゃないか。
娘は見捨てられてる
そう感じて、惨めで、悲しかった。
3組の親と会った後、学校へ書いた文章には
「学習の権利が奪われている」「娘の居場所が奪われたまま蔑ろにされている」「他の子は我慢できるのに、娘がこうなったのは何故?」………
とつらつらと書き綴られている。
中々に病んでいる内容だったかもしれないけど………
誹謗中傷に当たらない様に相手の個人名は伏せ、逆に執拗に娘の名前は何回も出している。
「私はこういう事で傷ついた」という主張で、憤りを感じ、今まで通りの対応なら許さないと読めるでしょうよ。
さすがにここまで言われたら、今までの「担任も頑張っているんだろうし」と遠慮する部分なんて消えてしまった。
あくまでも中立の立場で親同士の話し合いに今まで口を挟まなかったのに、傾けてきたのはあの担任の一言なのだ。
実際病むでしょうよ。胃にきてるし。
学年主任から電話が来た。
別室のお子さんの様子もお聞きできるので、市の教育委員の方と、教頭とお話はいかがですか?
と。
まぁ、あの文章の内容では担任からは電話しないだろうなと思ったけど。
(完全衝突を避けるためにしないのは理解出来るし私でもそうする)
教育委員会の人と教頭との話では、娘の別室での様子や、家で何しているか。
(家では本当に普通の中学生なんだ。携帯でSNSや絵描きアプリ、ゲーム、You Tube。生活リズムだって朝は叩き起こして、夜はもう電子系見られなくしてあるから寝るしかない。自身がエンタメ系のオタクだから、オタクとして理解出来る所と親として言わなきゃいけない所の線引きをしっかり決めている。)
3学期からどうして行くか。
ここで教頭から
「市の教育委員会とも〜」
とやっと教育委員会の名前がでた。
「担任だけに任せることもせず〜」
とも。まあ、いまも担任だけで対処していた訳ではないのは知っているが。
そして、1ヶ月に一度、私と教育委員会の方でお話しましょうとなりました。
1月は学校が動き出してちょっとしてから。
思惑どおりなんだけど。
「センシティブな母親」
として扱われ出したのはめちゃくちゃウケる。
ウケてる場合じゃないか。
結局の所、何も変わらないんじゃないかという疑念しかないのでnoteに書いて出してるんだよね。
それが私の本音。
ひっそりと、教室を自分から離れていった子より、集団行動が難しくても大変でも教室にいる子を優先する。
いらない生徒は存在するんだよ。
それが教師の本音でしょ?
もちろん、実際にはここまで毒は吐いていないけれど。
こうやって話していても、もう私が100%信用して話している訳ではないというのは伝わっていると思う。
それでもすがるしかないんだよ。
田舎の、裕福でない家の子は、ココしかないんだよ。
逃げ場なんかない。
親が出来る最大限の事はしようと思う。
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