見出し画像

糖質疲労 読了!

たまには糖質の本を読みたいなと思い、本屋に山積みされていて気になったので買ってみました〜

食事の後、しばらくして眠い、だるい。または、十分に食べたはずなのにすぐに小腹が減る、集中力が途切れる、イライラする、首の後ろがずんと重くなるといった症状があるなら、それは「糖質疲労」の可能性が大きい

糖質疲労と名づけた様々な症状は、「食後高血糖」と「血糖値スパイク」の影響で生じている

「糖質疲労」は、食後に感じる眠気やだるさなどの症状を指し、これらは食後高血糖や血糖値スパイクが原因であることが多いです。この本では、糖質を控え、たんぱく質と脂質をしっかり摂る「ロカボ」食法を提案しています。糖質の摂取量は1日70〜130gに抑え、食事の順番を意識することで、糖質疲労を防ぎます。

糖化ストレスと酸化ストレスは、糖質疲労の背後にある要因で、血糖値が高い状態が続くと、タンパク質が糖化し、AGEs(糖化最終生成物)を生み出し、タンパク質の機能が低下します。

ロカボの7つのルールには、糖質の適切な摂取量や食事の満足度を保ちながら、カロリーを気にせず、タンパク質や脂質をしっかり摂ることが含まれています。また、糖質は食事の最後に摂る「カーボラスト」を推奨しています。

糖質量の表示が義務付けられていないため、自分で糖質を管理することが重要です。例えば、通常のバンズの糖質量は約30g、おにぎり1個は約38gです。蒸留酒は糖質ゼロで、辛口ワインはグラス1杯で糖質量が1g未満です。

リラックスすることは糖質疲労の予防にも効果的で、エリスリトールのような天然由来の甘味料を使用することも推奨されています。

ロカボ食法は、糖質を控えつつ、タンパク質と脂質をバランス良く摂ることで、体重管理に役立ちます。この本は、糖質疲労に悩む人にとって有益な情報が満載で、健康的な食生活を送るための参考になるでしょう。糖質疲労のチェックリストも含まれており、自分の状態を理解するのに役立ちます。食事のバランスを考え、体重管理を行いたい方におすすめの1冊です。
糖質制限とロカボの主な違いは、糖質の摂取量とエネルギー源にあります。糖質制限ダイエットでは、糖質を厳しく制限し、体に蓄えられている脂肪をエネルギー源として使用します。一方で、ロカボ(低炭水化物)では、糖質を適正量摂取し、エネルギー源として糖質を利用します

糖質制限は、糖質の代わりにケトン体を主なエネルギー源として脂肪を燃焼させる方法です。これに対して、ロカボは糖質の量を適正にして血糖値の上昇を抑えることに重点を置いています。ロカボのエネルギー源は、あくまでブドウ糖です。

ロカボは「楽しく続けられる糖質制限食」として、適正な量の糖質を摂取することで、血糖値の上昇を抑え、ダイエット効果を高めることができます。糖質制限に比べて、より緩やかな制限で、ストレスを感じることなく続けられるのが特徴です


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?