見出し画像

ロバート・フロスト(詩人)

私の好みの詩人の1人です。
彼は独特な思想を持っていて、
多くは農村民を題材にした言葉を多く
残しています。
他にも複雑な実社会をテーマにしたり、
哲学的思想の持主で、それを詩に活かして
彼は書き続けていました。

ロバート・フロストは私が最も好きな
哲学的な分野での名言を残した中の一人です。

「眠る前に守るべき約束と進むべき道がある
   何マイルもの道がある」

私はフロストの言葉の中ではこれが一番
思想が合った言葉でした。

眠る前にとは、死ぬ前までの事を指していて、

守るべき約束と進むべき道がある
実に心に刺さる言葉です。
人間性が言葉には現れます。
この言葉から、彼の絶対に守るべき約束と、
自分が選んだ進む道がある。

人との約束だけを指している訳では無くて、
自分自身も指している言葉です。

進むべき道というフレーズからは、
険しい事を指しています。
それは人生をたとえて言っています。

楽な人生を選ぶ事はせず、
自分だけの進む道を彼は歩いている。
それを強調しているのは、断言している
事から分かります。

「何マイルもの道がある」

人生の長さを表していて、それを覚悟した
上でも自分の道を進むと言っています。

彼は珍しいタイプで、多く大衆からの支持も高く、
生前も死後も高い評価を受けていました。

フロストは詩人として農村生活を題材としたものが
多かった事により、一般大衆からの支持も高いもの
でした。

その他、複雑な社会や、哲学をテーマの対象とした
ものが多くありました。

彼の言葉にはどこか悲しみや、悔いがあることを
言葉にする事が多いのですが、この名言にはそれが無く、
一番好きな言葉です。

前向きな人生哲学のようなこの言葉に、
私はゆっくりでもいいから約束を守り、
進まなければいけない道を│違《たが》わず進めと、
長い道のりだと分かっているが進むのだ。

と言っているように思います。
詩人らしい言葉で、人の心に強さを与えるような
言葉で、安心感を得られます。

私はフロストや他の人たちの言葉から
今でも実践している思考案の1つとして使っている
ものもあります。

「矛盾にぶつかった時は=答えが気に入らなければ
質問を変えろ=逆の視点から見てみる」

自分の言葉なのでやや恥ずかしくもありますが、
これは独自に昔考えた末の思考案でした。

人は何かが起こった時、対象相手
(ここでは個人で例えます)に対してまず考えます。

人間は非情に難しい生物です。相手が怒っていた場合など
理由や感情、度合、頻度など人それぞれに違いがあります。

多くの人はそう言った場合に、相手に対して怒りや、
相手を罵《ののし》ることが多くなる事があります。

仮に人とのトラブルが多い場合や友達が極端に
少ない場合、自分を見直してみるいい機会です。
自分の言動によっては、直すべきところがあるかも
しれないからです。

言ってくれる人がいればいいのですが、
大抵の場合はトラブルを回避しようとするので
言わない人のほうが多いです。

仮に一人でも信頼できる人がいれば、
正直に受け止めるから教えてほしいなどと言って、
その自分の問題を解決に導くことはできますが、

そういった友人がいない場合は
自分で考えるしかありません。

自分の知識や色々な人間の感情、自分の問題点は
なかなか自分自身で答えがでません。
深く考えても、自分を客観的に見るのは非常に
難しいので、70%くらいが限界のはずです。

私の理論では、逆から考えるので、
まずはスタート地点にまず戻るようにします。
相手の態度が変わったり、
電話やメールなどの頻度が下がったり、
対象相手との関係自体に進展や、
後退が起きた場合には、必ず理由があります。

私は日常から、非日常が起きた場合には、
裏で何かが起きていると
考えるようにしています。

相手が難しい相手なら別ですが、通常の人であれば
その相手は自分に対して、何かしらの変化があったと
考えるのが妥当です。

単純に自分の態度を変えて様子を見る方法もありますが、
あまり良い結果は生まない事になる確率が高いので
おススメ出来ません。

そう言う事も生きていく人生の中では
何度も体験するので、私は相手が引いたら
自分も身を引くようにしています。

相手の考えを口で変えさせようとするのは、
私のフィールドなので、実際の生活の中では
自分でタブーとしています。

好きな人が出来たなら、こちらが身を引けば
相手に負担をかけずに終わらせる事は出来るので、
好きな相手でも、正直キツいですが、
何とか誤魔化して、そうするようにしてます。

人付き合いでも同様で、ありのままの自分を
知って貰って男女問わず、付き合いは始まります。

自分では言い難いですが、嫌われる事は滅多に無い
ので、まあそれでいいかなと思いながら、
やってきました。

そして、これからもそうしていきたいと
思っています。
それが本当の自分だから、そうしてます。

父が死んでから私は人生で初めて自由を得た
気分になりました。
レッドブルではありませんが、翼を得たように
感じています。
ありのままの自分が出せていて、凄く楽です。
極最近、そう感じるようになりました。
人生で初めて、仮面を取って生きています。

自分は自分でありたいと誰もが思うはずだと
私は思っています。

「眠る前に守るべき約束と進むべき道がある
   何マイルもの道がある」

これこそが自分の道だと思っています。
覚悟を決めて進む。それだけです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?