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ヨゼフ・ケレルマン

”我々の祖は600万人迫害され、全てを奪われた。
しかし恨みを持ち続けてはならない。
終わらせるには怒りを許す心が、平穏と幸福を
もたらすのだ”


我が国の日本だけが歴史の大いなる被害国民だけ
では無い事を忘れてはいけない。

原爆は確かにその後の戦争を大きく変える事に
繋がりを見せた。
その後、どんな戦争でも使われないものとなり、
世界が滅びる事は無くなったと言っても過言では無い。

しかし、我々日本国民は世界から一番戦争の遠い国で
ある事を自覚しなければならない。
大勢の犠牲を出したクーデターや粛清なども起きているが、
我々の耳に入る事は少ないものとなった。

私は実話映画の「スノーデン」で新たに確信した。
あやふやな現実世界では無い、本当の世界で、
人道的正義心で戦いを挑んで生き残り、
映画のようなスパイ活動が行われている事を
世界に示した。

世界を率いるアメリカにとっては痛手となったが、
アメリカ国民がアメリカ大統領に対して、
監視社会にはしてないという発言から始まり、
先進国へのスパイ活動を知る立場となった彼は、
命懸けで真実を暴いた。

実に勇気と道徳心があったとしても、彼は戦闘術も
無いのに、自分の心の赴くままに従った。
見習うべきものであると、私は常々思った。

購入しているが、まだ見ていない映画は後2本くらい
だと思っていたが、5本くらいあったので、
ミッション・インポッシブル:デッドレコニング」
を観る事にした。

私にしては珍しく一気に観てしまった。
それだけ引き込まれる面白さがあったからだ。
アクションも実に派手ではあるが、それだけに
留まらない面白さが”ミッション・インポッシブル
にはいつもある。

今作も実に堪能できた。

❝我々は影に生き 影に死ぬ 愛する者のために。
     未知の人々のために❞

ミッション・インポッシブル:デッドレコニング
での冒頭シーンでの主役トム・クルーズが演じる
イーサン・ハントの台詞である。

そしてこの言葉はイーサンの上司に当たる
キトリッジCIA長官の発言になる。

「それを操る者が真実を支配するのだ。
そしてその支配者が、未来の善悪の観念を独自に決める」

この映画では2つの鍵が、正に世界を制する
鍵となる話である。

この二つの対称的な台詞は書き留めたが、
その後は一気に最後まで観てしまった。

ただ、記憶に留めている言葉は幾つかあった。

他を圧倒するほど、毎回楽しませてくれる映画であるが、
戦争映画やこう言った前線と政治の世界に生きる人によって、
出て来る言葉はだいたい決まる。

「24」の時も主人公のジャック・バウアーも言っていた。

「手は汚さないが、結果だけは求めてくる」

現実社会でも多い事ではあるが、そういう会社は大きくなった
としても、ある程度までしか成長はできない。
信念を持っている会社であったり、社員へのケアを大事にしている
会社で働くとよく分かるが、自信と誇りを持てるようになる。

今、我々の分からない世界では戦争が起きている。
そして、今後もまだまだ続くものとなるであろう事も
予測は出来る。

Amazon等は対応が速いだけに、prime会員の値段から始まり、
その後も映画やアニメ、時代劇と言ったジャンル分けにして
差別化をして利益の底上げをした時に、私は戦争が長引くのだと
思った。

我々にとっては非現実的と言えるほど、戦争から遠退いているのが
現実である。そしてAmazonでも在庫切れが起き始め、値段価格の高騰、
更には再び在庫切れが起きた時には、戦争から数年経った時でも、
定期的に起きていた。

今年は自然の力が世界でも猛威を奮い、26日現在の時点では、
台風16号が日本に近づいている。

政治のチラシが入っていたので軽く見たが、
”抜本的な政治改革の見直し”など幾つか掲げていたが、
それは今更的な話でしかない。
毎年、前年度や世界を見て見直すのが普通だと私は思うし、
そもそも日本の政治のシステムでは無理がある。

外国人労働者に関しても、何年も前から話し合われてきたが、
もう無理!的になってから決断した。
日本の政治家の見直しから始めないと、何も変わらない。

基本的に縦社会であるし、現実にまだ天下りはある訳であって、
そういう事に対してハッキリと言うのなら分かるが、
どうとでも取れるような発言にはうんざりしている。

このまま行けば、政治家の数も減る事になるし、
当然ながらもう公務員の数にもメスを入れないと、
ギリシャにはならないと公言していたが、
ギリシャの二の舞になる。

給料面等の見直しもしなければならないし、
外国人労働者に対してもまだまだ足りない事が多すぎる。
都道府県別の年間予算や、高速道路や数百億円規模の予算案の
見直しもしなければならない。

今の政府の方針では、年間予算に関しては下回れば予算を
削るシステムなので、子供でも分かると思うが、
予算を下回らないようにするのが当たり前である。

数年規模の工事に関しても、法案が可決された時点で、
それに対する予算は確定するため、仮に10年の工事の場合、
最初に可決された時点で予算は組まれる。

それに対して、人口が減少傾向にあったとしても、
そこは黙認しているのが現実である。

日本の危機に対して余りにも適当すぎる見積もりもそうだが、
既に高齢な政治家たちは安泰だろうが、今から活躍しなければ
ならない人にとっては現実的に見てもしっかりしないと、
将来は暗いままで終わりを迎える事になる。

雨が降ることを知りながら、傘をささない人はいない。
毎年、公務員の新卒を取っているが、年々増えている訳であって、
彼等の給料は税金から支払われる。

ギリシャの二の舞にならないと公言しているが、
その辺りの当たり前の事をやっていかないと、
必ず問題になる。

問題だらけの問題を避けているのは、縦社会だからだ。
縦社会と言うのは実に厄介でしかない。
正しい事があったとしても黙殺されるし、
海外のように、政府に対してデモを起こす気概は
もう日本国民には無いだろう。

本当の危機を迎えているのに対して、国民も牙を抜かれて
いるので、手遅れにならないとそういった行動は起こさない
だろうと思う。

そこが世界と大きな違いだと思う。

何度か書いたが、日本は既に先進国とは言えない程までに
なっている。
それに比べて、発展途上国の政治に対しての
国民の意識の高さは、非常に高いものである。
国が荒れているほど投票率は高くなる。

国の行く末が、現実として自分たちの生活に関わって
くるのを知っているからだ。
そういう国では投票率は100%だし、
日本のような薄汚い真似は当然しない。
簡単に言えば、投票数の操作などしない。

日本は昔からしてきたが、そろそろ土木業者との癒着や、
日本全体を見ての政治をしていかなければ、
相当な危険を招く事になってくる。

東京しか知らない人には分からないだろうが、
地方の中でも既に危険視されている県は少なくない。
もう何年も前からになるが、人口の移動は始まっていた。
そしてその数も年々増えてきている。

アポロン神殿に刻まれてた言葉にこうある。

「汝自身を知れ。さすれば神と宇宙の謎を知る」

時代の特定は未だにされてはいないが、
おおよそ紀元前6世紀頃だと認識してよいものだと
考えられる。
紀元前3世紀とも、紀元前8世紀頃とも言われて
いるので、その中間にあたる紀元前6世紀頃だとも
言われているからである。

遥か昔から神と宇宙の謎はあった。
そして、今も尚、未知なる存在としてそれは存在する。
あくまでも存在しないと否定できない思想からの
ものであることを添えておく。

宇宙に関して言えるのは、現実的には何も分からない
に等しいほど、広大にして今、現在も広がり続けている
事だけはアインシュタインの理論で証明されている。

宇宙の外に何があるのかは、意見は色々あるものの、
完全に未知であるが、存在するという事だけは確かだ。

つまりは人は議論はしてきたものの、何も証明できて
いないのである。

物事を本当に知るには、その中に入る必要がある。
人間に関して言えば、それは体験からくるその感情を
指す。

人は体験から苦しみや喜びの感情を感じる事が出来る。
それにより、大抵の人が体験する事に関しては、
相談に乗ったり、一緒に乗り越えられる場合はある。

しかし、希な体験は、極一部の人にしかできない
ものも存在する。その感情はどんなものなのかが
分からなければ、その人の苦しみを知る事はできない。

その場合、どうするべきか?

昔の私には分からなかった。
親友が苦悩を抱えて死にながらにして生きていたが、
彼から離れた場所から背中を見ているだけで、
言葉が出て来なかった。

あの記憶は今も残っている。
そして私の順番が回ってきた。

だから、今は理解できる。彼の感情も分かる。
でも、分かったからと言って、彼にかける言葉は
今も見つからない。

私も私にかける言葉は見つからない。
薬を断ってから、私は再び正常な世界の異常な世界の
住民となった。
朧気な記憶が徐々に蘇り、私は良くない状況にある。
それさえも認識出来る程までに、私は幻影のような
世界へと行こうとしている。

本来の自分ならどう見るのだろうかと考えてしまう。
それともこれが本来の自分なのか?

そう思いながらネットニュースを見ていた。
そこに記事が出ていた。
私の目に止まったのは、THE FIRST TAKEでも聴いていた
シンガー・さユりさんが死去 享年28」
2024・09・28日の本日、今、目に入った。

その瞬間、私の中で何かが生まれた。
普段はエッセイで音楽を紹介する事は無いが、
今感じたこの気持ちは、私を変えた。
だからこのエッセイの最後に、

シンガーソングライター・さユりさんのデビュー曲を
紹介したいと思う。私の心を変えた事に対してと、
9月20日に永眠した、若き才能ある彼女の夢の実現に
敬意の念を表して‥‥。

さユり - ミカヅキ / THE FIRST TAKE


さユり - 航海の唄 / THE FIRST TAKE


彼女の事はシンガーソングライターだとしか知らなかったが、
突然の死に対して涙が零れた。
私が感じていた死とは違い、悲しいものだと気づかされた。
どちらの曲も非常に力強くて良い楽曲です。

この想いを私の中の記憶に残すようにする事を誓おう。


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