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アルベルト・アインシュタインの文書

今回の焦点となる文書では無いが、
以前もアインシュタインの手書きのものが
売りに出された事があった。

「一般相対性理論の確立へ取り組んだ際に、
パートナーと計算式などを記した手稿が、
2021年11月23日にパリでの競売にかけられた。
その文書は日本円で約15億円の記録的高額
で落札された」

「アインシュタインの手書き文書の競売では2018年に、
神についての手紙が、日本円で約3億3千万で
落札されたのが過去の最高額でした」

この度落札されたのはアインシュタインと
友人のミケーレ・ベッソが
1913年~14年に記した計算式など54ページでした。

現在でもまだ完全には
実証されてない理論ではありますが、
私がこのニュースを見た時に
最初に思ったのは、
理論の証明がかなり確立した上で、
欠かす事の出来ない最初にこの理論を発見した
アインシュタインの研究メモは欠かせない物であるので、
どこかの会社が後ろ盾となり、科学者かチームが
理論の確立に成功しそうなのか? と思いました。

まずはこの相対性理論について
理解してもらう必要性があるのですが、
私が知っているだけの知識でも
誰も読んでくれなくなるので
極々簡易的に説明します。
何故ならここは科学の部屋ではないからです。
あくまでも学びから成長する為の場所です。

まだ未完成ではありますが、
皆さんの身近なものにもすでに、
相対性理論に基づいて
作られているものにGPSに活用されてます。
地球上での位置特定をするには、
当然精度が重要になってきます。

しかしGPSが現在の位置を知らせるには
複数の衛星が必要になります。
昔に比べてGPS機能が向上している
大きな理由は衛星の数が増えている
のも1つの理由でもあります。

何故なら衛星は地球の外周を回っていますが、
速度が速い為、正確な位置を割り出すには
複数の衛星が出す電波を経由して、
位置を割り出します。

この位置の精度を飛躍的に上げたのは、
GPS本体の機能が向上したからでもあり、
その位置を割り出す数式に使われているのが、
アインシュタインが初めに理論づけた
一般相対性理論というものです。

この影響は衛星が出す電波が衛星を経由して、
地球に届くのですが、
どうしても時間のずれが生じます。
重力や自転もその範疇《はんちゅう》にあり、
それらの補正にも役立っています。

明記はしますが、特殊相対性理論と
一般相対性理論の総称が
相対性理論と呼ばれています。
おそらく相対性理論を理論づけた
アインシュタインが、途中で二つに分けたか、
反論者がでてきたため、
精密に二つに分けたかはわかりませんが、
皆さんのお役にたっているのは一般相対性理論です。

ここではこれ以上は、
哲学には無関係に近いので、
あくまでも知識の1つとして、
現在も進みつつある理論で
高額落札の裏には我々の生活に
役立つものが近い将来出るかもしれないという
お話です。

我々はまだ過去に追いついていない部分があり、
未だに不完全なものは数多くあります。
未来ばかりを見つめても、その基となる事を
知る事によって、より深い場所まで見える可能性は
あります。

我々は知らなければならない過去を見逃しています。
我々が生きているこの時代も、いずれは過去として
見られる事になります。

しかし、今はある種の新しい世界が、目に見えている
それらは、未来を暗くするような事が世界各地で
起きています。

我々人間は、体験しなければ本当の意味を
理解できない生物である為、全ての過去が
語られてはいませんが、今の時代もまた、未来から
見れば地球を苦しめ続けた結果だと言わざるを
得ないほどまでに地球温暖化は進んできました。

今、それに対して対策を立てたとしても、
もう手遅れではありますが、少なくとも救える
命の数は増えることにはなります。

私が体験したものの中で、希にしか体験できない
事を学べました。それは多くの物事に対しても
痛感するほど痛みを伴うものでした。

その痛みは心の痛みでしたが、出来るからといって
やってはいけない事は多くあります。

しかし、人間は出来る事に対して、最初は罪悪感が
あったのかもしれませんが、人間は慣れる生き物だと
いうことを忘れてはいけないと言う事を、
時の経過と共に忘れていってしまいます。

オッペンハイマーの苦しみは、同じような苦しみを
味わった人にしか分からなかったものでした。

その苦痛は自らを闇の中に埋めていくように、
心から発する罪悪感は一生消えなかった事は
理解できます。

どんな事をしても、常に罪悪感を抱えていて、
一生自分自身を許す事の出来ない世界の中であっても、
彼は立ち上がりました。

しかし、立ち上がれたからと言って自責の念に囚われ、
どんなことをしても、自分を許せない一生を生きる道を
選んだ事は正直凄い事だと思いました。

生きながらにして、常に苦悩と苦痛、地獄のような夢を
見ていく日々の中に生を見出す事は、まさに燃え盛る
監獄に囚われ、自らが生み出した原爆の被害者たちが
皮膚が焼けただれて行列をなして川に身投げを
する夢を毎日のように見ても、慣れる事も無い悪夢は
彼から睡眠を奪い、生きながらにして
地獄の底に落ちれば、大抵の人は人生に対しての意味を
見失います。

私は彼は自殺すら生ぬるいと感じて、生きて償う道を
選んだと思いました。それは確かに一番辛い道だと
言えるからであると広島の原爆資料館に行けば、
まだ本物には程遠いですが、地獄絵図が現実に起きた
事だけは確かです。

車で一時間ほどかかる場所に、
父は居たと言っていました。

それほどまで遠い場所であってもキノコ雲が見えて、
とんでもない事が起きていると思ったと話していました。
実際、想像を絶する世界が生まれていて、体中が焼けて
大きな川が死体で流れが止まっても、次々と水を求めて
飛び込んだと、軍医として現地に向かった祖父は、
言っていた事は聞きました。

広島に住む人なら分かるでしょうが、呉市広町から
キノコ雲が見えたのは、直接聞いた私でも信じ難い
ものでした。

自然は均衡を保とうとしていますが、人間により、
毎年、毎年、酷い自然の世界は進んでいます。
今年は特にと言う言葉も、もう聞きなれてしまいました。

私は世の中のバランスは非常に大切だと思っています。
しかし、現実的にはバランスはとられておらず、
何かにつけて悪い方向へと世界は進んでいます。

良いものを生むのは容易いものではありません。
倫理観を時には捨てているから、世の中は発展します。
平和の裏には必ず平和が無い世界があるものです。

現実的に言えば、やってはいけないと知りつつも、
やってしまうのが人間の本性である以上、
人間をクローン技術により作り、心臓や脳と言った
ものをクローン人間から奪い、生きれるとすれば、
あなたならどうしますか?

これは当時、倫理観を問われてその後、情報も
それ程無いまま現在に至っていますが、
wikiは表向きであって、現実にやっている人は
いると私は思います。

私はそういう世界を見て来たので言えますが、
人は体験によりそれを肌と心で
理解する事ができます。

しかし、出来る事をやってしまうのが
大きな問題へと繋がります。

10年前は温暖化現象に対して、
声は小さなものでしたが、
誰かは言っていたはずです。

「未来の事を考えるなら、自然界の事に真剣に
取り組まなければ、対処出来なくなると」

それでも結局は2024年まで進んだ結果、
世界中でこれまでは起きなかった現象が
いくつも発生しました。

進歩の陰となり最初に気づいた人の意見は黙殺され、
世の中は人知れず自然界に多くの犠牲を払わせながら
ここまで来てしまいました。

これは過去を省みるものであって、これまでも
数多くの成功の裏にある被害は見えにくいものでしたが、
全ての基とも言える地球が対象となってしまいました。

確かに科学や化学の進歩は目覚ましいものがあります。
その為、禁断の実を掴もうとする人は、今も必ずいると
私は思ってます。

それは一部の人だけが掴めるものであるので、
世間に洩れる事はありませんが、必ずいます。
それが人間という生き物である限り、
このまま進んではならない道を歩んでいきます。

今の所ではまだ明るみに出てはいないモノの中には、
何かがあります。それを我々が知る時は成功として
世界に流れるでしょう。

ただこの発展により、
再び兵器化されないことを祈るばかりです。

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