琳派✖️アニメ展
札幌にて。
円山公園に向かう地下鉄東西線の中で、
「琳派✖️アニメ」展のポスターを見た。美術館はこの地下鉄の沿線にあるようだ。
北海道神宮参拝の次は、円山公園駅から大通駅方面へひとつ戻って西18丁目駅で降り、北海道立近代美術館に行くことにした。
緑の中の美術館だ。
屏風絵の富士山を背景に鉄腕アトムが飛んでいる。
(鉄腕アトム✖️富士)(部分)
一昨年、パナソニック汐留美術館で見た神坂雪佳(かみさかせっか)の絵も展示されている。
ここで出会うとは。
なんてラッキーなんだ!
チケットは現金のみの取り扱いだった。
一般1700円✖️2人
ヤバし。
夫は千円しかないと言う。
家を出る時、次男につい食事代をあげてしまった。
ふたりで現金をかき集める。
私のパスケースの中の千円と、
500円玉が3枚見つかりセーフ。
3400円を支払う。
ミュージアムショップでの買い物はあきらめた。
現金は残り千円もないけど気にしない。
神坂雪佳の絵が好きだ。
思いがけずここで出会えてじっくりと見た。
後半は琳派の絵画の中に入り込んだアニメの人たちの絵。
初音ミクちゃん。
鉄腕アトム。
リボンの騎士のサファイアと馬。
(名前はオパール)
手塚治虫キャラクターは琳派の絵画と相性がいい。
琳派目当てだったけど、
アニメを登場させた作品も
見れば見るほどワクワクと楽しむことができた。
絵なので動くわけがないのだが、アニメのイメージがあるからか、動く姿が容易に想像できるので、知らない間に頭のどこかで動き出して、木の枝や葉っぱまで揺れる(気がする)。
琳派の絵師が描いた風景と、現代に生まれたアニメのキャラクターたち、初音ミクちゃん、双方向で懐が深いな。
この組み合わせを思いつくってことがすごいと思う。
美術館でボーっとするのが好きだ。
絵を見ながらでも見たあとでも。
うってつけのロビーが2階にある。
窓の外も一枚の明るい絵のよう。
「琳派✖️アニメ」展
〜尾形光琳、神坂雪佳から
鉄腕アトム、リラックマ、初音ミクまで〜
2024/4/20(土)〜2024/6/2(日)
北海道立近代美術館
当日券もオンラインチケットがありました。
現金なくてもあきらめないで!
行き当たりばったりでも、サイトくらいはチェックしないといけませんね笑
現金持ったほうが早いか!
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