あの日、みんなの前で泣いたことは幸せになるための一歩だった〜 いのちのおはなし in 香川 〜
香川でのお話し会。
足を運んでくださったみなさま、
本当にありがとうございました。
いのちがいのちに包まれる、
なみだなみだの
あったかい時間。
本当にしあわせでした。
お話し開始15分前
私に届いたひとつのメール
(近くまで来たけれど
こどもたちが大変なことに…
このままでは行けない…
近くにいるのに本当に悔しいけれど
キャンセルさせてください…)
ずっと楽しみにしてくださってて
他県から2時間近くかけて下道で
幼い子2人連れて来てくれたママ。
こころが大変なことになってる…
すぐに電話をかけた
迎えに行くよ、ぐしゃぐしゃでいい。
そのままでいい。まってて
と伝えたくて。
電話にでたママは言葉が出ないくらい
泣いていた…
場所を聞いて迎えにいくと
ほーっと
お顔とからだが緩んで
私もよかった…よかった…ひたすらそう思って
抱き合って泣きました。
保育士さんとわたしとこどもさんとママで
なかよく歩いて会場に向かう。
大変だったね
心細かったね
でももう、大丈夫ね。
ここまでがんばってくれてありがとう。
そんな気持ちでいっぱいでした。
ここからは。もう安心してね。
会場に着いて、こどもたちは
保育士さんとの時間をたのしく
にこにこ笑顔で過ごしてくれました。
まるで、ママ、お話し聞いてね。
ぼく、わたしは大丈夫よ、
ママのじかん、過ごしてね。
いつもありがとうだよ。
そう言っているかのようでした。
ぼくとわたしが持ってきたリュックの中身は、
ママのたくさんの気持ちと考えが
ぎゅっと、詰まってたね。
これがあれば、大丈夫かなあ◯
これが、好きだから。これを食べながら
待ってくれるかなあ。
ハラハラ、どきどき、大丈夫、大丈夫。
そんな気持ちで前日にリュックに愛を、
たくさん詰め込んだんだろな、と伝わりました。
お話し中は 沢山の内容をお話ししたのですが、
ママたちの表情が
どんどんやわらかくなっていったのが
印象的でした。
いのち、あったかいもの
感じていただけたなぁ。
そう思いました。うれしかった。
お話しの後、さっきのママが
息子くんを抱きしめて
『きょうはママの願いを叶えてくれてありがとう』そう言いました。
腕の中で嬉しそうな表情の息子くん。
帰りの車では
『ママ、うれしい?いけてよかった?それだったら、ぼくもうれしい』
そう伝えてくれたそう。
そして眠る前には
『ママ、ぼくがおってうれしい?』
うれしいよー。お母さんに選んでくれてありがとう。そう言うと、
『そうで!ぼくが選んだんで。ママがいい!
ぼくはな、ママがわらいよったらかわいいなあーっておもうし
ぼくはな、ママがうれしいんだったらよかったなーっておもうんよ』
…
そんなやさしい会話がめぐったそう。
あの日、行けないかもってみんなの前で泣いたことは、しあわせになるための一歩だったのかなって、感じました。そう伝えてくれたママ。
ママが自分のこころを許して
緩んだなら。
みーんな、ゆるんだね。
いつでも、助けてって叫んでいい。
力になりたい。
そして辛い時は、
生きている
いつでもここに、戻ってきたらいい。
そして忘れかけたなら…
また会いましょうね。
いのち、こころと向き合った
家族の物語。
この宝物のお話が
このご家族の生きるエネルギーになりますように。
お話しに来てくださったみなさま。
優しい家族のものがたりが
ずっと続きますように…
気張りすぎずそれぞれの家族のカタチで
いのちのおはなしを育んでいってくださいね。
こども向けのワークショップも、
本当に素敵な時間を過ごせました。
真剣な眼差しで
時にクスッと笑いながら
お話を聞いてくれてありがとう。
これから、悩み、もがく日がある。
涙の日もあるだろう
でも。大丈夫なんだ。
それで正解。ただしいよ。
苦しい時は
今日過ごしたこの時間を思い出してね。
いつでも、まどちゃんに相談してね。
ありがとうございました。
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