転職のきっかけ2

外資系に転職する前は日系大手企業の
エンジニアだった。40代で役職的には課長補佐。その会社の役職は、一般社員、主任、課長補佐、マネジャー、部長という感じであった。また、技術職向けにスペシャリストという役職も用意されていた。

私は課長補佐で、転職前に自分の未来を考えた。
僕の立ち位置は部門で上位30%前後の評価。
 
1.現在の職場に課長補佐で当面居続けて
   50後半に管理部門に異動

2.数年でマネジャーに昇格し、マネジャーとして開発部門で定年まで乗り切る

3.数年後に違う部署に開発者として異動。
   業績次第だが、必要な部門に開発者として
 定年を迎える

4.違う部署の品質管理部門に異動
 定年まで品質管理もしくは管理部門
 て迎える

可能性としては
1が5割、2が2割、3が3割、4が1割
そう考えたときに年収上がる可能性は2割くらいである現実に気がついた。
そして50代中盤で管理部門に異動を命じられると、年収大幅ダウン約2割の恐怖が頭をよぎった。
そこから慌てても、遅いと思った。
日系から初めての外資系転職も40代後半がリミットと聞いた。もちろん、50代から外資系に転職する人はいるけど、やはり文化が違いすぎて長く続かないケースが多いという事例を聞いた。そう、未来からの逆算で僕は転職を決意した。明るい未来か暗い未来かは、誰にも分からないけど、動けるうちに人生のカードを切ることにした。

在籍していた日系大企業は、たぶん15年後も永続的に発展成長して、定年後まで面倒見を見てくれそうだったけど。

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