外資系から日系企業がどう見えているか? について話そうと思います。 日系企業の特徴として、以下の二点について記載します。 ●即戦力層の転職する人が少ない。 待遇が良くなくても、転職する人が少ない。最近の若手Z世代は転職志向ですが、30後半から40前後の即戦力層が転職する人が海外に比べて少ない。自分も新卒で、入った会社は業績は良くないにも関わらず、20年経過しても半数以上の同期が働いています。これにより、転職マーケットで、良い人を見つけるのはものすごく大変です。特に専門知識と
外資系に合う人材について、書こうと思います。 まず、外資系では方針や状況がお客様、社内状況、その他の外部要因で常に変化します。 昨日、チーム内で認識合わせし決めた方針か翌週になると情勢変化で悪手になることはザラにあります。 最初のときは、前回決めた内容を守ろうと無理して色々と調整しようとしましたが、ストレスも多く、このやり方をしていると持たないと思い、止めました。その代わり、朝令暮改があっても、すぐに次のアクションに目を向けて、そちらに意識を向けるとみんなから好意的なコメント
日々の業務から、論点となる課題を見つけるヒントになる本です。 外資系企業に入って、担当業務が広くなり、業務量が増えてしまい このままのペースでやっていると夜23時を超える日々が続いたときn 読み始めた本です。 冒頭にある、一番大切なことは”ビジネスではやらないことを決めること” という言葉でドキっとした。 ここでは、その大切な議題を論点と呼んでいる。 論点設定で、いま考えなくてよいことを後回しにすることで、本当に今やるべき大切なことに集中する。ここがポイントだと思う。
最近、色々と社内外から問い合わせが多数あり、更新滞っておりました。 外資系の社内調整については、 お客様からのコメントをそのまま展開すると よからぬ方向に行ってしまい、先日上司から諭されました。 自分の調整しやすい方向の情報を社内に展開し、展開すると社内が混乱する内容は 極力展開しないようなテクニックが必要です。 例えば、ある要求内容があったときに、 それほど重要ではない補足条件がいっぱいあるケース。 この補足条件をすべて展開すると、その補足事項から、優先度を下げられたり
山口周さんのリベラルアーツの本です。 この本では、対談形式でリベラルアーツの重要性を解いています。 ●ポイント リベラルアーツは目の前のことを相対的に考えるための道具。要するに俯瞰して物事を見ること。 ●相対的に見るためには 3つを継続的に行うことが大切。 本を読むこと 人と会うこと 旅に出ること なんか小学生でも実践出来る内容であることが腹落ちする。 旅に出ることで、一次情報に触れることの大切さを説いている。皆さんも実際に体験してみたら、想像や本で書いてあることと違っ
最近、仕事が忙しく更新できず。 仕事になれたこともあり、色々な部署から 問い合わせが来る。 頼ってもらっているのは嬉しいし そのなかで、仲良くなった同僚もいる。 その一人をご紹介。 彼は中国リージョンの中堅エンジニアで、 最初はバックグラウンドが違うことも質問の意図が伝わらず、やり取りに苦労した。 ただ、何回か会議を重ねると自分の英語の癖や言い回しなど理解してくれて今ではすごく仲良しになった。お互いに英語が流暢とは 言えないが、その分多少ミスっても励ましあっている。メール
外資系に転職して、幾度となく上司に言われたのが、ビジョンにマッチした提案かどうか。 会社では、ビジョンとミッションをベースに事業部門毎に 事業部ビジョンを定義している。何か社内調整や役割分担で揉めたときは常にこのビジョンに立ち返り、どの選択が最適化を説明し、おとしどころを探るようにしている。 そのため、入社して3ヶ月くらいはこのビジョンに関するトレーニングが思った以上にあり、グローバルな拠点同士で認識を合わせるための灯台みたいな役割をしている。 ビジョンを立てる重要性を学
採用面接官として、一次面接担当になったお話。 すでに三回面接官を担当しており、色々な人が応募してきて、採用見込みの高そうな人と面接を行う。 うちの会社でまず確認する面接観点は以下の3点。 ①即戦力になりそうか? ②長期的に働けそうか ③英語でしっかりコミュニケーション出来るか、英語アレルギーないか それ以外にも技術観点での15項目ほどあるが社外秘で公開できない情報もあるのでここでは割愛。 面接官になって思ったことは、日本人で技術と英語両方出来る人は、本当に少ない。 今
●担当部署 私が属しているテクニカルサポート部隊は 日本のお客様からの製品問い合わせやこんなことが出来るなどの問い合わせを受けるのがメインの業務です。 ●開発拠点先 開発部隊は日本にはなく、機能や製品により海外拠点(中国、シンガポール、インド、ベルギーなど)に問い合わせながらお客様の答えを探すような流れとなる。 日本のブランチにも過去経験が累積してあるが、情報が古かったり仕様変更したりするので、開発拠点に英語で問い合わせる。 ●英語頻度 普段の社内メールの英語比率は100
外資系に転職して良かったことを書いてみようと思います。 🔶業界トップの人と同僚になれるという点 🔶そのスーパー凄い人から、ノウハウを参考にして成長できる 野球のメジャーリーグで例えると大谷翔平みたいな同僚がおり、世界最前線で活躍するエース社員と間近に接することが出来ることは貴重な経験だと思います。 この会社に入るまでは、グローバルで活躍する人と、自分との距離感がとれくらい離れているか分からなかった。しかし、実際にエキスパートの人と同じ会社で同じような立場(職位は違うが)
外資系に勤務する同僚たちの転職事情について、話したいと思います。 同僚の多くが転職経験を持っており、三社、四社と経験していることが多く色んな会社の社風を聞くことが出来る。また、残念なリストラの生々しい話も聞くことが出来る。 外からみて良い会社も実は風通しが悪かったりと、色々ですね。 その同僚の話のなかで、自分の転職候補先だった会社もあり内情を聞いてみたところ、物凄く実力主義で他人を蹴落としても這い上がる社風と生々しい話を聞き、選択しなくて良かったと改めて思う。また、現職場の
リベラルアーツの学びを深めるうえで、同僚のオックスフォード大の同僚からこの本を薦められました。 この本ではリベラルアーツの必要性、今後の取るべきアクションについて提言されており、非常に分かりやすく読みやすかったです。 ここに日本の失われた30年の原因の一因が含まれているように感じました。 ●リベラルアーツとは 自然、社会、人文科学、思想、批判、ノンフィクション、芸術のこと。 ●リベラルアーツを何故学ぶか? 一言でいうと、自分の頭で考える力がつく。 サブゴールとして物事
以前に所属した日系大企業においても多様性やD &Iの重要性を普及させようとしていたが、外資系は既に普及させずともその環境が整っている。特に日本ブランチにおいては、100人未満の日本人に対して本社は何万人規模という数では敵わない状況。つまり、日本にいながら、会社の門をくぐるとマイノリティ(少数派)の立ち位置になる。 マイノリティになるとわかるけど、日系企業では、常識的にこう対応すべきだと思うことを同僚にも共有すると共感を得られることが多いが、外資系だとそうはいかない。 日本人
ホリエモンの書いた多動力の本の姉妹本に当たる英語の多動力を読んだので、感じた点をメモします。 なお、多動力というのは、聞き慣れない言葉とは思いますが、越境する力のことです。 自分が携わっている業界や分野から越境して他分野との融合する力を意味するようです。 さて、英語の多動力では、英語力に魔法の粉はない。 ●ホリエモンは英語を実践で身につけてきたそうで、多少間違った英語でもよいと考えている。要するに伝えたい思いや行動力があれば、相手には伝わる。そこからブラッシュアップしてい
入社当初は英語環境に慣れるので精一杯だったが、入社して一年半が迫ろうとしている 今の英語力を自己分析してみた。 マネジャーレベルがIELTS 7.0(TOEIC950)レベルとしたら、入社時が6.0(TOEIC800)で約一年半で6.5(TOEIC850)に到達したかどうかというレベル。 7.0(TOEIC950)にはまだまだ三年は掛かりそう。今日もインド人との電話会議だったが聞き漏らしが何度かあった。 メインホストでないから、聞き流したが メインホストなら何度も繰り返し
本社指示とお客様要望との板挟みは、以前にお伝えしましたが、いまいちピンと来てない人がおりましたので、以下で例えてみます。 嫁姑が仲悪いときの旦那さんの立ち位置です。 どちらも自分にとっては重要ですが、どちらかを立てると、一方が不味くなるので うまい塩梅で進める必要があります。 実際の嫁姑の問題のときは、必殺技 「聞き流す」作戦が使えますが、外資系の仕事の場合は、この技を多用出来ません。 そのため、自分で(日本ブランチの上司や同僚に相談しつつ)、うまくやり過ごす必要がありま