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「オンラインセミナーで席だけとる」という記事を読んで考えたこと

先日、仕事関係のオンラインセミナーを受講しました。

講師の先生のテンポよい話に引き込まれ、自分の仕事を振り返り、次につながり、よい勉強になりました。

私の今の事情から、オンラインセミナーは非常にありがたいです。
そうでなくても、コロナ禍になってからは、遠くの先生方の貴重なお話を聞くことができており、数少ない「コロナ禍での恩恵」でもあります。

今まで、遠くのセミナーや研修会だったら、時間と交通費や宿泊費をかけて出かけていました。全て自腹ですが、「もったいない」と思ったことは全くありません。
それが全て自分の仕事に返ってきて、自分を豊かにしてくれるからです。

オンラインセミナーはありがたい

今は、そんな遠くの先生方から自宅にいながらにして学べる、こんな貴重な機会を逸することはありません。
先日も、そんな気持ちでオンラインセミナーを受講したのでした。
「オンライン、ありがたいなあ」と。

ところが、後日、主催者のサイトにこんな記事があり、驚きました。

参加人数100名のセミナーで、25名が参加しておられなかったということです。
その数、4分の1。
もちろん、何らかの事情で参加できなくなった方もいると思います。
それにしても、4分の1とは多すぎですよね。

この記事によると、このセミナーは無料なので、「無料だからとりあえず申し込んでおけ」ということで申し込むのだということです。

そんなのあり?
自分のことしか考えてない?
そのために参加できなかった人もいるんじゃない?

残念な話ですね。
しかし、これは、一大人(いちおとな)としてのモラル、マナーの問題ではないでしょうか。

オンラインセミナーは貴重

こんなことは、顔が見えないから、直接的なやりとりがないからこそ、やってしまうのでしょうか。
私が若い頃は、セミナーや研修会に申し込むときは、手書きであったり、参加費を振り込みにいったり、申し込んでも「ちゃんと申し込み届いてるかな」と心配になったりし、ちょっと緊張感があったものです。
今はそんな緊張感、ないですね。

このセミナーの主催者は最後に、「今後は無料のオンライン研修会はやらない」と書かれています。
せっかく、セミナーを無料にすることで、参加のハードルを下げてくださっていたのに、残念なことですね。
一大人(いちおとな)としてのモラル、マナーは、顔が見えないところでも是非気をつけたいと思いました。




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