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アートとわたし

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私の美術館巡り、アートに関する書籍を読んでの感想の他、アートに関わるクリエイターさんの記事を載せています。
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2023年1月の記事一覧

【読書日記】 アートのチケットをしおりにする

私は読書とアートが大好きです。 その大好きなものをコラボレーションして普段生活を楽しんでいます。 一つは、美術展のパンフレットをブックカバーにすることです。 これは以前、記事に書きましたので、リンクを貼っておきます。 そして、二つ目は、美術館のチケットをしおりとして使うことです。 最近は、電子チケットが増え、紙のチケットが減っているようで少し寂しいです。そのため、紙の、美しいチケットがいただけた時はうれしくなります。 2年前くらいから箱にストックするようになりました。

【読書日記】 誰も知らない「名画の見方」を読む

かなり以前になりますが、著者の高階秀爾さんが国立西洋美術館長をされていた頃、テレビ出演されていたのを見て、素敵な方だと思った記憶があります。 第1刷:2010年10月6日 発行元:株式会社小学館 著者:高階 秀爾 内容:西洋美術史研究の第一人者による、新しいタイプの絵画鑑賞の入門書。 「名画」には、絵画鑑賞をより楽しく充実させるための、「見方」があります。本書では、八つのテーマに分類された「名画の見方」に基づき、日本を代表する美術史家である著者が、巨匠たちの手になる名画の数

【読書日記】 「ルネサンスの世渡り術」を読む

ルネサンスの芸術家(職人)たちが、どのようにして仕事を手に入れ、実績を作っていったのか、興味があり、読みました。 第1刷:2018年5月25日 発行元:芸術新聞社 著者:壺屋 めり 内容:みんな必死に生きている!抜け駆け、サバ読み、炎上商法……。 彼らが巨匠たる所以はなりふりかまわぬ仕事ぶりにあった! 制作秘話より胸躍る芸術家たちの必死の駆け引きを、 ヴァザーリ研究の逸材・壺屋めりが活写します。 著者自らが描く漫画&イラストも理解を助けてくれます。 ルネサンスを舞台にし

【読書日記】 「自分だけの答え」が見つかる13歳からのアート思考 を読む

著者の末永さんがラジオでこの本について語られていたのを聞き、興味を持ちました。 第1刷:2020年2月19日 発行元:ダイヤモンド社 著者:末永 幸歩 内容:「こんな授業が受けたかった! 」「この美術、おもしろすぎる…!!」 700人超の中高生たちを熱狂させ、大人たちも心から感動する「美術」の授業!! 20世紀アートを代表する6作品で「アーティストのように考える方法」がわかる!(Amazonより) 「アートという植物」この本のオリエンテーションでは「アート思考ってなんだろ

【読書日記】 「リ・アルティジャーニ ルネサンス画家職人伝」を読む

以前読んだ時には少々不消化だったため、再度読むことにしました。最近、レオナルドダヴィンチを描いたドラマ「レオナルド」を見始め、その頃の工房にも関心がありましたので。 第1刷:2022年6月30日 発行元:株式会社新潮社 著者:ヤマザキマリ 内容:ルネサンスの繁栄を支えたのは職人としての絵師だった! 巨匠たちの青春時代から老境までを活写する、著者初の本格オールカラー漫画。(Amazonより) とても素敵な本でした。 その頃の様子が絵を通してわかりやすく伝わってくるとにかく