マガジンのカバー画像

本とわたし

95
読書日記、本、図書館に関する記事を載せています。
運営しているクリエイター

2022年10月の記事一覧

【読書日記】 「70歳の正解」を読む

「定年ひとり起業」の著者である大杉潤さんが推薦されている本です。和田秀樹さんには、老年期についての多くの著書があります。その中で、今一冊読むなら、この「70歳の正解」とのことで、読んでみました。 第1刷:2022年7月25日 発行元:株式会社 幻冬社 著者:和田 秀樹 内容:いつまでも若々しい人でいるか、一気に老け込むかは、60代から70代にかけての生き方で決まる。「老後にコレステロールは必須」「運動は〈走る〉より〈歩く〉」「仕事と勉強は死ぬまで」等々、老年医学の第一人者が

【読書日記】 「コロナ禍で障害のある子をもつ親たちが体験していること」を読む

コロナ感染拡大により突然学校が休校になった時から、私の仕事観は変わりました。 依然として続いているコロナ禍で、いろいろなことを体験したり疑問をいだいたりしつつ、私の仕事観は変化し続け、新しいものに置き換わろうとしています。 「コロナ禍で障害のある子に関わる教師・私が体験していること」はたくさんあります。そして、障害のある子をもつ保護者たちは、これまでにない様々な体験をされています。そんなお声を聞きたく、この本を手に取りました。 初版:2022年6月30日 発行所:株式会社

【読書日記】 「人生、山あり谷あり家族あり」を読む

図書館の新着コーナーでふと目に入った、表紙の3人の写真。「あ、この3人・・」と思い出しました。「もうあかんわ日記」、noteでもおなじみの岸田奈実さん一家の3人です。この本は、奈実さんのお母様が書かれたもの。一気読みしてしまいました。 初版:2022年5月18日 発行所:新潮社 著者:岸田ひろ実 内容:人生の大きな困難を乗り越えられたのは家族のおかげ。元気おすそわけエッセイ集。(Amazonより) 岸田家のステキさを存分に感じ取った私はこれまで、著者の岸田ひろ実さんの娘さ

【読書日記】 アートのブックカバーを楽しむ

読書大好きです。 図書館で複数の分野の本を複数借ります。 その時の気分で本を選んで読む、いわゆる並行読みをいつも楽しんでいます。 外出用に、文庫本、新書版も必ず毎回借り、かばんに入れて出かけます。 ところで、私は、アートに関するFacebookグループに参加しています。一年ほど前に、美術館の企画展のパンフレット(チラシ)をブックカバーとして使っておられる方の投稿を見ました。「素敵だな〜」と思い、真似をするようになったのです。 自分の行った企画展のパンフをブックカバーにし

【読書日記】 「美術作品の修復保存入門」を読む

美術館で絵画を見ている時に、絵の具のひび割れに興味を持ちました。なぜひび割れするのか、どうやって直すのかを知りたく、この本を手に取りました。 初版:2022年5月30日 発行所:株式会社青幻舎 著者:宮津大輔 内容:美術作品や文化財の「修復保存」について、絵画作品、紙作品、立体作品、そしてタイムベースド・メディア(≒映像)作品に分け、技法や材料並びに保存・保管といった基礎を、豊富な事例や興味深いエピソードと共にわかりやすく紹介。修復技術は横浜美術大学修復保存コース教員が監修