マレーシアでのコミュニケーションを通して🗣️(Part3)
こんにちは。
今回は私がマレーシアでの1ヶ月を過ごす中、現地の人と交わした会話を元にマレーシアについて思ったことや考えたことを深堀りしたいと思います。🤓
ジョージタウンって面白い…
今回の研修で私達が滞在する「ペナン」
多様な文化が交わるマレーシアでも土地柄ゆえ特に面白いと感じました。🤔
今回は研修の中で行われたペナンツアーでのガイドさんの案内からペナン、ジョージタウンの面白さについて見ていきたいと思います。
ペナン市役所
マレーシアがイギリスの領土であったことから、ペナンの市役所は西洋の建築方式が採用された立派な建物となっています。
市役所の周りはPenang Esplanadeという遊歩道になっており、沿岸を見渡せるようになっています。周辺ではペナンの州旗、マレーシアの国旗が掲げられています。そんな市役所のすぐ隣、海側に向けてものものしい大砲が並んでいます。
この配置少し不思議ですよね...
ガイドさんによると
「他国船を惹きつけないための大砲」だそうです。
イギリス統治時代、ペナン島はヨーロッパからの長い航海を経た船の中継地点として活用されていました。市役所の建物も当然沿岸の拠点としての機能を担っていました。ここで問題なのは、多国船や海賊船の来航です。立地がゆえにイギリス船以外も多く訪れたのでしょうね。ここで敵にイギリスの領土であることを知らせるためにこの大砲が使われていたそうです。周辺はコーンウォリス要塞と呼ばれる要塞となっており、万全な防衛がなされていたことがわかります。
(要塞は工事中のため入れなくて残念でした…)
また、要塞の近くには徒歩で数秒という距離にマレーシアの海軍の建物があり、市役所周辺が今でも海上の防衛拠点として機能していることが伺えます。
ペナンヒル
次はペナンヒルです。ペナンヒルはペナンの中心部に位置する絶景スポットです。
私達はツアーのガイドさんに従いケーブルカーで丘を登りましたが、現地の学生さんによると「週末のレジャーとしてハイキングをすることもある」そうです。(登るのに1,2時間かかるとか…🥹)
ペナンヒルで特徴的なのは丘の斜面随所に西洋づくりの建物が見られることです。こちらもイギリス統治時代の名残だそうです。ガイドさんによると、「当時来航したイギリス人はマレーシアの暑さに耐えきれず、ペナンヒルの高い位置に建物を構えることで暑さを凌いでいた」とか。実際に上まで登って眺めると更に多くの西洋建造物を見ることができ、周辺の自然も相まって風光明媚な様子でした!
中華街
最後はジョージタウンの海沿いに立ち並ぶ中華街です。日本で中華街というと横浜中華街を想像しますが、こちらはひと味違います。
ペナン島にはイギリス東インド会社の関税撤廃を機に周辺国から集まる多様な民族によって街が形成されていった歴史があります。それ故に中国人も新参者としてペナン島に上陸してきました。
いきなり新しい土地に上陸した彼らには現地の友達や知り合いなど当然いません。ガイドさんによると、ここで彼らは「ともに来航した家族」を拠り所にジョージタウン、ペナン島での行動範囲を広げていったそうです。
こうした背景を持つジョージタウンの中華街(Jetty)は当時の人々が結束する単位である家族の名前で分かれています。(Chew Jetty, Tan Jetty, Lim Jetty, etc…)
私はChew JettyとLee Jettyに訪れましたが(多分…)、2つの場所では片方では出店が並び活気ある様子、もう片方では普通にそこで生活する人々の様子がうかがえるなど雰囲気が全く異なる中華街が存在していました。😳
更に大きな特徴として、中華街自体が海上にあることが挙げられます。😳
足を踏み入れて一瞬陸続きになっているように感じますが、下を見ると木の床の下は海水です。😱
陸から遠くなるにつれて前に進むのが怖くなっていきますが、通りの先端には素晴らしい景色が広がっています!
歴史を背景にジョージタウンを見るとより面白い街であることが伝わっていたら幸いです!
読んでいただきありがとうございました!😊
追記
ジョージタウンのツアーにあたってガイドの方はとても丁寧に歴史解説をしてくださったのですが、すべて英語を使って話されていたため情報の正確性は保証できかねます!(すみません😅💦)
それでも私なりに頑張って聞き取った内容を詰め込んでみました!!😁
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