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女子バスケットボール日本代表

パリオリンピックへの切符

女子バスケットボール日本代表がパリオリンピック出場権を獲得した。

予選1位通過。世界ランク9位の日本は世界ランク4位のスペイン、5位のカナダ、19位のハンガリーと対戦した。

前評判は日本はオリンピックには行けないという投票結果まであった。(日本国内ではない)わたしも正直、不安はあった。

日本は背が低い。世界的に見てもダントツ低い。今回の代表のメンバーに日本の宝と言われている渡嘉敷選手が入っていなかった。(身長193cm)

東京オリンピックで対活躍したPGの町田選手もケガで不在。

一ファンとして応援するのみだったが、不安の方が大きかった。

スペイン戦

わたしの心配は杞憂に終わった。世界ランク4位のスペイン相手に序盤から厳しくしつこいディフェンス。スペインは自分たちのプレイができず嫌がっている(しつこいディフェンスを)のが見て取れた。

オフェンスはスリーポントがよく決まって得点が入る。エブリンが吠えると雰囲気もいい。解説の矢野良子さんの「吠えてますね」が好きだった。完全に日本のペース。でも相手は格上スペイン。最後まで気が抜けない。過去に勝てると思った試合で徹底的に高さを使われて逆転負けした試合がある。トラウマだ。

矢野良子さんもギリギリまで安心できないと言っていて激しく同意してしまった。でも勝った!初戦は大事。白星発進。林選手のスリーポイントは8分の6本。さすがキャプテン。バスケファンがみんな喜んだ。真夜中だったけどXは賑やかだった。

ハンガリー戦

ハンガリーに勝つとオリンピックが決まる。選手はもちろんファンも今日で決めることができると思っていた。ハンガリーは世界ランクが日本より下なのだ。ホームのアドバンテージがあるにしてもスペイン戦を観て、いけると思った。

序盤こそ厳しいディフェンスからリズムを作った日本だったが、先日の疲れがあったのかだんだん足が止まってきた。すると相手の高さにやられるようになった。ホームでの盛り上がりもすごい。前半終了間際のハンガリーのスリーポイントを決めたのを観て、乗せてしまったと思った。

後半は一進一退が続くも結果、75対81で負けてしまった。スリーポイントシュートの成功率も低かった。リズムが悪いとシュートも決まらない。エブリンが吠えなかったのも気になる。

今日で決まると期待していただけに落胆した。選手たちも落ち込んだだろう。午前3時半に起きて応援したから、眠すぎる。

カナダ戦

最終カナダ戦。勝つしかない。負けたらスペイン対ハンガリーの結果次第になってしまう。絶対自力で勝ち、オリンピック行きを決めたい。男子も自力で決めた。結果を残してきた女子が行けないなんて考えたくない。

カナダは世界ランク5位。強い。今までの公式戦の成績は3勝6敗で負け越している。12年前のオリンピック世界最終予選で、カナダと対戦して惜敗し、オリンピックを逃している。同じことになりたくない。

中一日空いたことで、選手の気持ちも体力も復活しているといいな。朝からソワソワしてしまう。

夜11時。ティップオフ。運命の一戦が始まった。厳しくしつこいディフェンス。いいぞ!速い攻撃。宮崎選手のドライブが速い。カナダの選手がついていけてない。

選手みんなの勝ちたい気持ちが見えた。スリーポイントが日本の要だけど、前半はツーポイントでの得点が多い。高さではかなわなくても速さでは勝つ。勝てるところで勝つの言葉通り。

やっぱり一進一退の試合だったが、最後は日本の走り勝ちだったと思う。86対82。最後、カナダはフリースロー落としたし。足にきてたはず。「走り勝つシューター軍団」の勝ち。

感動をありがとう。またオリンピックで観られると思うと泣いてしまった。
これからもっともっと強くなって金メダルを獲りに行こう。

※記者会見での監督の言葉「パスの精度を上げる」に反応。わたしの推し選手、町田瑠唯選手はパスセンス抜群です。オリンピックでの活躍を期待します。


エブリンの吠え!最幸



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