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アスペルガーには種類がある?アスペルガー5つのタイプについて調べてみた!

アスペルガーには様々なタイプがある!


【はじめに】

私は幼少期に
ASD(アスペルガー症候群)
診断されました。

ASDの特性ゆえ
幼少期から現在に至るまで
生きづらさを感じる日々を過ごしており

普通に生きているのに
なぜかシンドい、辛い

心の片隅で違和感をずっと抱いていました。

普通に生きているのにシンドい…

もうすぐ30代を目前として
「このままではいけない!」と

これまでスルーしていたASDと向き合い
生きづらさを改善する方法について
模索中です。

ASDと言うと、まず

「空気を読まない」
「相手の気持ちが分からない」

といった特徴が挙げられます。

そのため
場の雰囲気をぶち壊す
空気クラッシャーというイメージがあります。

(実際そうなんですけどね…)

しかし
ネットや書籍でASDについて
色々調べるうちに

ASDには様々なタイプがある
ということが分かりました。

今回の記事は
アスペルガー5つのタイプについて
私なりに解説していこうと思います。

【アスペルガーのタイプは5つある?】

アスペルガー症候群とは

知的な遅れを伴わない
『自閉症スペクトラム』の
大まかに分類した5つのタイプの一つ
です。

ASDはさらに大まかに
5つのタイプに分かれている
と言われています。

一体どういうタイプがあるのでしょうか。

次の項目から
ASDのタイプ別について
分かりやすく解説していきます。

あくまでも私なりに
調べてまとめた内容ですので
参考にしていただけると嬉しいです。

【アスペルガーのタイプ】

①受動型

自分から積極的に接触しないけど
誘われれば付き合うタイプ。
定型からの評価は「素直でおとなしい」

自分の意見を言うのが苦手なので
頼まれるとつい引き受けてしまいがち。

素直でおとなしいけど
ストレスを溜めやすい受動型。

その結果
ストレスを内側に溜め込んでいる
ことが多い
です。

②積極奇異型

知らない人にも平気で話しかけたり
なれなれしく接したりするタイプ。

積極奇異型はなれなれしいけど
ふるまいや言動が一方的です。

他人と積極的に関わりますが

  • 相手の反応にお構いなし

  • 自分の話したいことを一方的に話す

  • 相手との距離が近い

などといった特徴が見られます。

③孤立型

他人との関わりに苦痛を感じ
一人でいることを好むタイプ。

素直でおとなしいという点では
受動型と似ています。

孤立型は一人でいることを好みます。

受動型と異なる点は
孤立型は周囲への関心や興味は薄いため
メールやLINEにもあまり反応しません。

周囲への関心が狭い
孤立型ASDさんの長所は

自分の世界を持ち
論理的思考で物事を進めていく
という強みを持っている点です。

④尊大型

自分の主張をふりかざし
高圧的な態度で接する
タイプ。

高学歴の人に多いと言われています。

尊大型は主張が一方的で自分が絶対!

『自分の価値観は絶対』
という思考を持ち

自分の価値観から外れたものを
非難する傾向があります。

⑤大仰型

過剰に礼儀正しいタイプ。
会社の後輩・先輩、家族に対しても

常にかしこまった態度で
敬語で接する
のが特徴です。

過剰に礼儀正しい大仰型。

礼儀正しくて丁寧な態度だけど
過剰といっていいほどのレベル
なため
周囲からは堅苦しい印象を持たれがち。

度を越した礼儀正しさの裏には
過去の失敗経験や対人関係でのトラウマ
原因であることが多いです。

【まとめ】

アスペルガーのタイプは
実は複雑に混ざり合い重複しています。

現在の環境やその時の場面、相手によって
別の特性が出てくることが多い
です。

自分が生きやすいやり方をその時その時で
無意識に表に出している
ようなもの
だそうです。

【私の場合】

私の場合
基本のタイプは「受動型」です。

元々
幼少期から受動型ではなく
「積極奇異型」でした。

物怖じせずに誰にでも話しかける
人懐こい感じの子どもでした。

受動型になった経緯は
幼少期からコミュニケーション面で
失敗することが多かった
ため

周囲から叱られたり
「空気が読めない」と
陰口を叩かれたりしてきました。

そこからだんだん
引っ込み思案になっていき

高校生の頃には
完全に「受動型」になりました。

私は基本「おとなしい人」と言われますが
ごくたまに「積極奇異型」の性格が
出ることがあります。

主に初対面の人間相手だと
自分をよく見せようとするあまり
積極奇異型の性格が出る傾向があります。

他に仕事先だと
大仰型のタイプが
出ます。

元々人付き合いがあまり得意でなく

親しくなっても
どこまで砕けた口調で接したら
いいのか分からない
ということもあり

会社の人と仲良くなっても
敬語で接してしまいます。

【まとめ】

特性は人それぞれで現れ方が異なります。
また、置かれている環境によって
特性の現れ方が変わってくることもあります。

どのタイプも共通している点は

・社会性(人間関係)
・コミュニケーションに難がある
・想像力(切り替え・応用力)

ASD3つの特徴『三つ組』が関わっています。

特性は人それぞれで現れ方が異なり
他に育った「環境」
特性に大きく影響しています。

他にASDは特性上
自分を客観視するメタ認知能力が弱い
という特徴があります。

そのため
自分でも特性に気づいていない
というASDは多いです。

今回は
ASD5つのタイプの特徴について
私なりにまとめてみました。

ASDの特性は複雑かつ
様々な特徴が絡み合っています。

人それぞれで特性の表れ方は異なり
またそれぞれの生きづらさを抱えています。

色々ASDの特性について調べる中、
私自身も受動型の特徴に
当てはまることが多く

特徴を知るにつれて
ずっと抱えていたモヤモヤしていた感覚が
だんだんほぐれていく感じがしました。


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