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ちがうものを見てる

小6の姪っ子とひょんなことから戦国時代の話になりました。

彼女はおもしろいくらい
時の姫君目線で戦国時代の話をします。

女性側から見た歴史の展開というより、

姫たちがその時どのような気持ちだったかを話しています。

どうやら今は

かわいらしい漫画やらアニメ動画やら

歴史関連の、姫たち目線のものがたくさんあるようで

恋愛漫画のヒロインへ感情移入するかのごとく

姫たちの気持ちを汲み取り、姪っ子は熱く語っております。

(実際の事柄や文献とは違うところも多分にありそうだが。。)


おば(私)が小学生の頃は

武将のプライベートにそこまで肩入れした覚えがなく

姪っ子のように、
人間味や臨場感を持って歴史を感じたのは

幕末の吉田松陰先生あたりくらいからでしょうか。

姪っ子の感性が新鮮で

なるほど、これはこれで楽しそうだなと思いました。

おばが認識している「ザ・戦国時代」の世界観とは

なにか違うものを見ていそうで少し羨ましくも感じました。


そういえば、

おばの子供時代は

漫画で歴史を学ぶと言ったら

まだシンプルな画風時代の

名著「日本の歴史」の一択しかありませんでした。

それでも、「漫画で勉強していいなんて!」と

ワクワクしたものです。

話は戻って。

姪っ子は姫君目線ですが

ちゃんと戦国時代の流れを把握しています。

これには驚きました。

恋愛漫画を読みながら流れがちゃんと頭に入っているんだから

この勉強法もなかなかよさそうです。

そんな姪っ子は

出かけた先で武将にまつわる建造物を見つけると

「やっぱ歴史を学んでからこういうの見ると違うよね!」なんて

訳知り顔の得意顔で言うので

こちらは可笑しくて思わず笑ってしまいます。

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