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共同マガジンvol2 byパト

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共同マガジン第二弾です。いいねの輪が広がれば嬉しいですね。
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2024年4月の記事一覧

マイルドなお金の奴隷

内発性を失うとソワソワする。 ポッカリと心に穴が空くのだ。 どれくらい深い穴かといえば奈落の底ぐらい。 それ故、内発性のかわりに外部からモノやサービスを取り込んでは穴を埋めようとする。 それがやめられない。 無限に続く。 外部にモノやサービスを求めるには当然お金が必要になる。 だから、お金のために働くことになる。 しかし内発性がある人間は穴を埋めたくなるような欲望が起きない。 内発性は奈落の底を埋める力を持っているから。 作るためのお金以外、最低限生きるた

テレホン

あ~〜もしもし あのさ〜 自分が考える時の、自分ってなんなんだろう まあ、それ(自分)しかないから そうする(自分で考える)しかないんだけど でも、その自分が 誰かの洗脳だったり 何かの中毒で作られた自分だったらどうする? あるいは、日々の過大なストレスの反応だとしたら 自分なんだけど自分じゃない感じ 悪い大人はこう言うよ 「自分で選択したんでしょ」 「自己責任だから」 まあ、こんなふうに揺らぐ(何かに気付く)君を固めてくる 騙す大人のよく言うセリ

「成長投資枠」に騙されるな。コストを意識すべき理由

新NISAの成長投資枠では「より積極的に投資をしよう」「アクティブ型も検討しよう」とよく耳にします… ただここは油断は禁物です。本当にそうなのか? 今回は”コスト”に焦点をあっててここを深掘りし、具体的にどれくらいコストが違うのか、国が掲げる新NISAの「成長投資枠」に騙されないためのヒントを届けたいと思います。 投資信託はコストが大事これは繰り返しになってしまいますが、投資信託においてはコストはめちゃくちゃ重要です。以下の記事にも書いてありますが、コストを意識せず銘柄を

言葉のジレンマ

言葉にしなければ伝わらないけれど、 かと言って、 言葉にすれば嘘になっていく。 言葉の鮮度は言い始めがピークであって、 言い訳や説明に絡まって みるみるうちに鮮度を失い、腐っていく。 愛してると伝えたいが、 愛してるというその言葉が 定型文となって独り立ちし、 軽くなっていくことに耐えられない。 もしかして 愛や真実のない世界に生きているからこそ、 それがバレないように言葉で埋めているのか? その恐怖心がますます言葉に拍車をかけるのだとしたら、、、、。

花はなぜ美しいのか

春が来て、路地裏に咲く花も美しい。 若い頃は花に全く興味がなかった。 しかし歳を重ねると、花鳥風月が気になり始める。 自分なりに理由を考えてみると、花鳥風月に見られる生命力が気になっているようだ。若い頃は自分の中の爆発的な生命力を持て余し、むしろその開放に忙しかったが、枯れ気味になってくると、季節ごとに増減する生命力の躍動感が愛おしく感じる。 そういうわけで花を愛でるようになってしまった。最近はカメラを買って、時おり花を撮影している。 それはさておき、花はなぜ美しいのだ

マトリョーシカ

車はいろんなことに使われる。 仕事したりレジャーに行ったり、 場合によっては命を救ったり、あるいは命を奪ったり、、、。 もし車に運転者がいなければこんな疑問が湧いてくるだろう。 なぜ車はあんなことをするのだろうか? その疑問を調べるために細かく車を解体し分析したくなる。 しかしわかるのは車の機能だけだ。 やはり車には運転者がいる。 車の作用は運転者によるものだ。 脳も同じことが言えないだろうか? 機能的に見れば脳はタンパク質でできた、微弱な信号が流れる電気

ニートの私が0から始めるnote副業

皆さんお疲れ様です。 ゴールデンウィーク始まりますね AmazonKindleでも販売しています 「ニートの私が0から始めるnote副業」を noteでも販売開始します。 画像などもnoteの方がちょっと見やすいかも それくらいの違いです。 ※有料マガジン購入の方は無料で読めるようになっています。 本の概要「ノースキルのニートが副業に挑戦する」 本書は、私が会社を辞めたあとnoteに出会い収益化するまでのプロセス(過程) 何も強みがない私がどのようにしてnoteで

有料
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上司の密談に凸った

お掃除系の会社に就職した。新卒入社。歳は20。いろいろと人並み以上にやらかすも、順風な社会人生活を送っている。ルーチンワークが基本の僕の仕事だが、ちょいちょいイレギュラーは起こるので落ち着かせてはくれない。 ようこそ非日常。詰まらない毎日に刺激的なエッセンスをおすそわけ。トラブルよろしく解決の過程を楽しんでくださいと。そんなイレギュラーだが、先日も発生した。 その日、大関先輩は不在となった。会社は委託業者だ。忙しい現場があれば助っ人として招集もされる。大関先輩は古巣の現場

スキとフォローのお礼

スキとフォローへのお礼を込めて書きます。 連日、頭に思い浮かぶ文章を書き写してはNOTEに投稿していました。エッセイに評価が来ることが嬉しくてハマっていたのです。 すると不思議な感覚になってしまった。 言葉でないものがきれいに見えるのです。 皮肉ですね。 特に植物にそれを感じる。 物言わぬ花に感じている。 最も言葉から離れた存在だからでしょうか? だから無性にカメラで撮りたくなって最近のNOTEはNOTEらしからぬ、映像と写真だらけになってしまいました。それでも読

「完全解」ショートショート

地球の自然が崩壊末期にある未来において。 AI が完全解を出してしまった。 全くもって正しい答えに人類は何ひとつ反論できなかった。 世界トップの知識人、人格者であってもその AI が出す完全解にひれ伏すばかりである。 そのうち完全解が高度に完成されすぎて、その意味さえ分からなくなる人間も出てきてしまった。 そしてAIの完全解について議論するのはごく一部の人間になり、最終的には完全解をわかりやすく一般人に解説するAIも出てきた。 もう人類は考える必要がなかった。

社員旅行で遅刻した

お掃除系の会社就職した。通勤はチャリと電車。雨の日はバスも利用する。片道1時間30分の孤独な旅。満員電車に揺られるも独りを感じるあたり、周りの人間を人間として認識していないのだろう。人混みの中で急に知人と出くわすと驚くのも、そのためな気がする。 いつも職場には一番乗りだ。それが一番下っ端の努め。というよりも、やはり通勤時間が長い者から出社するのが世の常。職場の5人の中で断トツに通勤時間が長いのが僕だった。 そのときは徐々に迫っていた。年に一度の社員旅行。正直、行きたくない

「オッペンハイマー」を見ないで評論する

題名は忘れたが本を読まずになぜ書評を書けるのかという本を読んだことがある。その本は現在、我が部屋の、本の海に沈み込んで行方不明だ。いつか海ざらいをして再び読みたいと思っている。しかし、本を読まずに済むのだから、結局はしないかも知れない。そのほうが賢いはずだ。いつか紹介したい。 ある学者は自分の研究分野をまとめた本を書こうとしたところ、自分の人生を変えるかも知れない理想そのままの本を見つけた。当然面白そうなので読もうとしたが、結局は読むのをやめてしまった。彼はこう思ったのだ。

書き手とは?

書き手とは? 功利的に物事を考えると、役に立つかどうか、あるいは儲かるかという基準で価値判断することになる。 生きていることの不思議、あるいはこの世の不思議は功利的にはどうでもいいことである。 しかしDX化によって 功利的な経済優先の社会が実現した後 、人類が求めるのはやはりこの不思議領域ではないか ? DX化によって、私の大好きな本屋、ビデオレンタル屋、CDレコードショップも消えていったが、個性豊かな店員によるポップ広告は大事な不思議領域だったはず。 だから功利的

まずは私と酒を呑め

お掃除系の会社に就職した。いろいろやらかしてはいるが、順風な生活を送っている。 時間が経てば「喋らない奴」というキャラを隠すこともできなくなったが、その事実がバレたところで何も変わらないのである。むしろバレてしまった方が居心地もいい。素に近い自分でいられるのだから。 久しぶりに同期と会うことになった。会社が主催する新歓だ。委託会社だから仕事場は多数ある。そこへ散らばった同期が一同に再会するわけだ。 なにも集まるのは同期だけではない。社員のほとんどが集結するのだ。ちょっと