父から預かった株式投資資金を減らしてしまった話〖投資との出会い〗
私が20代の頃、父の資産を200万円を50万までに減らしてしまった話です。
大昔の話ですが、今も思い出すのが辛いです。
誤解しないでいただきたいのは、株式投資自体は素晴らしいです。
ただ、やり方を間違えると大変な事になります!
きっかけ
私の父は、叔父にすすめられ100万円で大手企業の株を買い、その株価が上がり200万円になりました。
その後、叔父は父に言いました。
『お金を寝かせておくなら娘にやらせてみたら?勉強になるから』
そして父は
『というわけで、やってみろ』
と、私にその大金を ポンッ と渡しました。
私の叔父は思慮深い人で、自身も株式投資でかなり資産を増やしたようです。おそらく私のためを思って言ってくれたのだと思います。
ですが、私は資産運用なんて全く知らない ”ド素人”
言い訳になりますが何も知らない20代の小娘に
”とにかくやってみろ”
というのは、あまりにムチャな話ではないでしょうか?
損をするのは目に見えています!
まず、少しでも知識を与えてくれればもっと違ったのに!
株式投資以外にも、投資信託、国債、外貨、金など色々あることを
知りません。
しかも4000社近くの上場企業の中から選ぶなんて!
今では投資について勉強する機会が増えたように感じます。
当時はYouTubeなどありません。(今はYouTubeに大変お世話になってます)
まず、本屋に行きました。当時、株式投資に関する本は少なかったですが、分かり易そうな本を買いました。
その本にかいてあったのは
著者が映画を観てヒットを確信。
これから上がるであろう会社の株を先回りして購入。
その後株価は爆上がり!大きな利益を得た!
という大成功した体験談でした。
もっと重要なことが書いてあったかもしれませんが、私の眼は¥マーク。胸が躍りました。
"これなら私にもできるかも" と。
こうして振り返ってみると、自分へのダメさにへこみます。
ツッコミどころ満載だろー。
1 まず、小娘に独学で200万は無理でしょ
2 なぜ『おじさん』という先生を頼らなかったのか?
というか、おじさん!まず教えてくれ!