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おかねのはなし

今日は、『ひとつバッグを作るのにどのくらいかるのか』
というお話をします。

最初に言うと下記がひとつひとつにかかります。

・企画人件費
・サンプル製作費
┗普通のバックパックの回数×5倍
・生地代
・内部生地代
・パッキング代
・パーツ代
┗普通のバックパックの2倍使用
・製造コスト(縫製代)
┗機能が多いので普通のバックパックの10倍かかる
・検品代
┗機能が多いので検品項目は20倍ほど。
・輸入費
・関税
・特別検査
・国内空港からの送料
・倉庫代
・商品撮影
・モデル撮影
・web更新代
・クレジット手数料
・ダンボール代
・国内検品代
・お客様への送料

こんなにかかるのです。

実は、FADEN TOKYOの価格設定は見合っていなくてギリギリのラインを走ってます。

適正は020シリーズでいうと¥35,000〜¥40,000くらい。

そんな感じなのです。

時々、DMで自分もバッグブランドやりたいのでノウハウとお金がどのくらいかかるか教えてくださいとう方がいますが、現実を伝えると皆さん落胆してます。

自分自身、素人からスタートしてるので誰でもできることだと思われがちですが、それそれは、、、それなりなブランド努力が必要なんです。

ブランドって大変です。

近年で言うと、ZOZOでもインスタグラマーから派生したブランドがありますが、プロのバックアップがあってこそやっていけます。

実際に詳細には製造企画には携わってなく、イメージやカタチなどなどの理想をパタンナーや実プロデューサーに『フワッと』伝えてそれをプロたちが売れる形にする。

FADEN TOKYOは工場と自分とだけで、つくっているのでプロのバックアップは喉から手が出るほどほしい次第です。

ただそこを通すとさらにコストがかかり、価格があがる。

とにかく根気が必要なんです。

でも、楽しいですよ。モノづくりって。

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