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ワクチンを打った日は家で映画を観る日

午前中にインフルエンザの予防接種を打ちに行ったところ「あ、痛。死ぬ……」と声に出してしまう程度には痛く、大人になっても注射への恐怖は乗り越えられないなあとしょんもりしながら帰宅した。午後からは絶妙に痛む腕を気にしながら、プライムビデオで映画を観ていた。

テロ・ライブ

2013年公開の韓国映画。元国民的アナウンサーのラジオDJがテロの脅迫電話を悪趣味な冗談だと適当にあしらったとたん、近くの大橋が爆発。とある過去の事件について大統領からの謝罪を要求する犯人との緊迫したやりとりが、1時間半にわたってリアルタイムで描かれている。

三谷幸喜の『ラジオの時間』のサスペンス版みたい。多分日本で同じ内容の映画を作ったら、主人公が涙ながらに犯人を説得し良心の呵責に耐えかねた犯人が自首してハッピーエンド……となるだろうがさすがハードボイルド大国、一筋縄ではいかない。

序盤で主人公のイヤホンに爆弾が仕掛けられていると判明するし、近くや遠くでどんどん人が死んでいく。建物もバンバン爆発する。お涙頂戴の展開なんてクソくらえとばかりのラストシーンには呆然としてしまった。

決して後味がいいとは言えないが、生ぬるい映画は作らないという制作側の覚悟を感じた。日本の映画も中途半端な勧善懲悪は捨てた方がいい。


劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ

劇場公開時に5回くらい観たんだけど、プライムビデオに追加されたので思わず観賞。一時期Get wild退勤が流行っていたし私も実践していた。

新宿の種馬こと冴羽リョウがプロの掃除屋モードで敵をクールに殲滅するたび、私の中のケンジ(きのう何食べた?の登場人物)が「リョウちゃんかっこいい~♡」と大歓喜する。そう……悔しいが冴羽リョウはめちゃくちゃかっこいいんだよ……もっこりなのに……三枚目の女好きなのに……。

マジで一生香ちゃんのこと幸せにしてやってくれよ……秀幸の分まで……君達は二人でシティーハンターなんだからよぉ……(オタクの呻き)。

ちなみに今は懐かしき応援上映にも参加したことがあり、なぜかリョウや香よりも公安の下山田さん(モブ以上脇役以下の人)が異常に人気だった。新宿遊園を封鎖する場面では「頑張って下山田さ~んっ♡」と黄色い声援が飛び交っていた。エンディングのGet Wildに合わせて揺れる青いペンライトの群れ、すごくきれいだったなあ。


たまには家でぼーっと映画を観るのもいいなあと思った。プライムビデオとネットフリックスでおすすめの映画があったらぜひ教えてください!

なお本日22時からは『バチェラー・ジャパン シーズン4』がいよいよ配信開始となり、去年のバチェロレッテから黄皓さんを応援し続けている身としては「楽しい1か月の始まりだぜ!!!」という感じです。


おしまい





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