東大で留年するタイプ3選

周りの留年東大生を見ているとある程度パターンがあるように思う。
ちなみに筆者は留年こそしていないものの、留年のピンチは何度か迎えたことがある。

そこで今回は東大で留年するタイプについて述べる。
東大と書いたが、別に一橋東工大とか早慶とかでも多分あまり変わらないと思う。地方とか、あるいはそこまで偏差値の高くない大学とか、地理的学力的に離れている大学に関してはよく分からない。

1.シンプルに遊びすぎたタイプ

東大生といっても普通の大学生なので、皆が普段から真面目に勉強している訳ではない。授業の予習復習なんてしている人はほとんどいないと思う。(自分の周りには居なかっただけで、実は普通に存在しているのかもしれないが)
授業を切るのも別に日常茶飯事である。

それでも多くの東大生は試験前は多少勉強するし、レポートも出す。少なくとも前期教養、自分が進学した3.4年の学科は単位取得や進級が全然厳しくないので、試験前日から一夜漬けで勉強するとか、提出期限の数時間前からレポートに取り掛かるとかでも単位が取れることがほとんどである。何ならその程度で結構良い成績が取れることも普通にある。

実験は流石に休みまくるとアウトな気もするが、実験のような落としたら一発留年の科目は単位取得基準も相当緩い。単位取得のための最低限の基準、例えば欠席何回以下とか実験レポート未提出何回以下とか、そこを満たしていれば確実に単位は来ると思う。

そのような状況でも遊びすぎて留年する人は一定数いる。自分の知る限り、この手の留年生は基本的に陽キャであり、サークルとかで知り合った人とひたすら遊んでいる印象がある。

多分テストに行ってないとか、本当にノー勉で受験しているとか、レポートを提出すらしていないとか、そのレベルだと思う。自分の経験上、レポートを提出したのに落単する確率は0なので、出してないのだと思う。

自分はまだ4年なので周りの就職先とかも知らないのだが(理系なので院進が多い)、先輩などを見る限り意外と就職先は良くないように思う。陽キャは就活に強いとか言われるが、多分遊びすぎて留年するタイプは、就職活動も真面目にやってないのではないかと推測している。

2.勉強以外の活動に打ち込んでいたタイプ

部活動や芸能活動や何かしらのビジネスなど、勉強以外の活動をしていて留年するタイプもいる。
部活が大好きで4年冬の大会まで継続して留年して就活するとか、芸能活動のレッスンやライブが忙しくて授業に出れなかったとか、インターン(と言いつつも普通のサラリーマン並みにコミットしてかなり稼いでいる)やフリーランスで働いていていたとかで留年する人もいる。

このタイプの就職先は良いように思う。良い企業に行くか、あるいはそもそも大企業就職など考えておらず全く別路線に行く人もいる。就活では自分がやっていたことをそのまま話せば良いのではないか。(自分は就活してないので就活において何が正解なのかは知らないが)
いずれにせよ悲惨なことにはなっていない気がする。

3.寝そべりタイプ

1や2と違い、勉強以外の何かをしていた訳ではないが、授業に出ることや試験勉強をサボり留年するタイプである。なんとなく勉強が億劫で学校をサボるようになり、人間関係も上手く構築できずに精神的に参ってしまうとこうなるのかもしれない。地方出身が多い。
実家暮らしであれば家族がいるので家に居過ぎると怒られるし、もともと東京などの首都圏で過ごしているので東京に馴染めないということもない。
地方出身だと一人暮らしで何かと大変だろうし、東大にも東京にも馴染めずに家に引きこもってしまう人が一定数いるのではないか。
自分は実家から通っているのでセーフだったが、地方出身だったら普通にアウトになっていたかもしれない。

このタイプは就職先も良くない。勉強もしておらず、他に何かに打ち込んでいた訳でもなく、就活で評価される要素があまりないのだろう。

地方出身で勉強は出来るが特段やりたいこともなく、コミュニケーション能力もそこまで高くない人はそもそも東大に向いていないと思う。地元の医学部に行くべきだろう。

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