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「大学では築けないI-MAGEならではの繋がりと学び」 I-MAGE OBOGインタビュー第2弾

「何にも代え難いI-MAGEの繋がりと学び」
I-MAGEから得た学びで社会で活躍を続ける大先輩
OB/OGインタビュー No.2 中村友瞳

企画づくりを体系的に学んで実践する4ヶ月間の学生向けプログラムI-MAGE。このインタビューは、I-MAGEのOB/OGの方々に、受講前の学生生活やI-MAGEで得た学びや成長などのお話を伺います。
第2回は、I-MAGE15受講生の中村友瞳さん。聞き手は、I-MAGE17を受講した、OBの福原 健太が務めます!

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中村友瞳
現在、大学4年生。大学1年生の時にI-MAGE15を受講。現在は映像制作などのインターンを掛け持ちながら活動を続ける。

どこにでもいる普通の大学生
東京にいる意味を感じられない日々に抱いた疑問

福原:大学1年生の夏に受講を決めたきっかけをお伺いしたいです。

友瞳:僕はもともと特別な何かに取り組んでいたわけではありませんでした。大学では一限から四限まで授業を受けて、夕方にはバイトして、たまったお金で遊ぶ毎日を繰り返してました。
なので、インターンとかに取り組んでいたわけではありません。
もう本当に、全国どこにでもいるような普通の大学生でした。

でも、そんな日々に少しだけ疑問を感じていました。
地元の北海道からわざわざ上京したのに、今の自分の暮らしって全国どこにいても出来てしまう生活だなと感じていたんです。

そんな時にI-MAGEに出会い、「東京でしかできないことはこれだ!」と思ったことが受講を決意したきっかけです。昔から、学校祭でリーダーや代表をやる機会が多く、何かを企画して実行することに対して好きな自覚があったので、まったくためらわずに申し込みました。

あと、今後の自分の血肉になるような経験がしたいと思ったのも理由の一つです。
飲食店でアルバイトを続ける中で、「多分僕は飲食店の正社員にはならない」と感じていました。なので、将来全く別の職に就くにあたって、もっと実用的な知識が欲しかったんです。
当時の僕にとって、「企画づくり」という汎用的なテーマに関して、コピーライティングや集客などを体系的に学べるI-MAGEはとても魅力的に見えました。

「まさにこれを求めていた」
全てを円滑に回すファシリテーションスキル

福原:印象に残っている講義はありますか。

友瞳:最も印象に残っているのは、I-MAGE OGでもある、柏木さんのファシリテーション講座です。会議を円滑に進行するためのファシリテーションスキルについて学び、グループワークで身につけていくプロセスは本当に刺激的でした。講義を受けながら、「僕が欲しいスキルってこれだったんだ!」と感じました。
高校生の時も学校祭や劇でリーダーを務めた経験があったんですが、何かうまく進められていない違和感のようなものが常にありました。クラス会議が終わった後に「本当にこれでいいのか?」と感じる時が、頻繁にあったんです。
でも、ファシリテーションスキルがあれば、自分が感じていた違和感を一気に解消できると気づきました。一朝一夕で身につくものではないので、何回も実践して、失敗して、だんだんと習得していきました。
ファシリテーションは、毎回の会議で実践する必要があります。
4ヶ月間継続するI-MAGEでは大量の実践経験とフィードバックが得られるので、確固たる実力を身につけるのに最適でした。

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福原:ファシリテーションのスキルは、今でもさまざまな場所で活きていますか。

友瞳:今働いているインターン先や大学のゼミでも、ファシリテーターを担う機会は非常に多いです。
ファシリテーションスキルは本当に日常のさまざまな場面で活用できるので、I-MAGEでの成長を感じる瞬間は多いですね。


「普段できない話をしよう」
想いをそのままに具現化した"B-story"という成果

福原: 企画をチームで進めるのは大変でしたか。

友瞳:数週間に一度行われる企画発表会は、とても大変でした。自分たちなりに全力で毎回発表を行うのですが、どうしても視点の抜け漏れがあって、修正点がボロボロ出てきます。
それでも、企画をOB/OGをはじめとする社会人に向けて発表するときは、いつも楽しかったです。より良いものに洗練されていく感覚が毎回確かにあったので、今思うと発表は大変だけど、一番楽しめる機会でした。

福原:最終的にどんな企画を作ったんですか。

友瞳:「普段話せないコトを話す・聞く」というコンセプトのイベントを行いました。第一段階として、BARのマスターのバックグラウンドを可視化したメディアを作りました。
その後、そのメディアを見て、さまざまなBARのマスターのバックグラウンドに触れ、共感したマスターのお店に行ってお話しするというイベントを開催しました。

この企画の原点は、「エモい」という感情が好きという共通認識がチーム全員にあって、それを体験できる企画を作りたいと思ったことです。
僕たちは、エモさを感じる瞬間を「誰かの過去のストーリーに触れる時」だと考えました。例えば、BARのマスターやデザイナー、小説家など。
きっと自分のことを発信したいのに満足にできていない人は沢山いるはずだと思ったんです。そういった人たちと接点を形成したいと考え、BARのマスターを企画の中心に据えました。

企画後の参加者インタビューでは「普段の友達とは話せないようなことが話せた」といった感想が多く見られました。
大学の友達とは既に固定的な関係を築いてるから、深い話をするとキャラ上にギャップが発生する場合が多いです。この部分には企画する前から問題意識を抱いていたので、参加者のそういった想いにアプローチできたことは素直に嬉しかったです。

「自分がチームのエンジンに」
大学には無いI-MAGEならではの繋がり

福原:受講前に不安はありましたか?

友瞳:僕は受講前に、本当に何も持っていない状態でした。大学での専攻は仏教で、アルバイトは飲食店のホールスタッフ。
一方で、一緒に受講した兄は既にインターンやビジネスコンテストで大活躍していました。だから、今の自分がどのくらい貢献できるのか本当に不安でした。

しかし、受講を通じて、僕にしかできないことがあることに気づきました。
「I-MAGEにかける想い」が自分の強みだと気づいたんです。4ヶ月間のプログラムが終わったあと、「企画を成功させたい」「チームが好き」という自分の想いが、周囲に伝播して好影響を与えていることがわかりました。

I-MAGE受講以前において、そんな強みを自覚することはまったくありませんでした。僕がいたチームのリーダーから「マジでお前がチームのエンジンだよ」と言ってくれた時に、初めて自分の強みを認識したんです。その瞬間は、今でも鮮明に覚えているほど嬉しい出来事でした。

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温かくて、多種多様で、常に真剣に向き合える
大学には無いI-MAGEならではの繋がり

福原:受講後にI-MAGEの繋がりを実感する瞬間はありますか。

友瞳:受講後もI-MAGE卒業生とは世代を超えた繋がりがずっと続いています。いまだにDMなどで「今何してるの?」みたいな話を結構しますね(笑)。

I-MAGEでの繋がりは僕にとって本当に唯一無二の存在です。
大学での友達は馬鹿話をする友達で、I-MAGEでの仲間は真剣に話ができる存在。
当時の同期や先輩方には、「今こんなことやろうと思ってるんですけど、壁打ちになってくれませんか」と、いつでも気軽に相談をすることができます。みなさん優しくて連絡も取りやすいので、勝手ながら本当に頼りにしています。

加えて、意見の多様性という部分もI-MAGEの特徴だと感じています。
大学やインターン先の人たちだけに頼ると、どうしても考え方が偏りがちです。でもI-MAGEの先輩には、広告業界や人材業界、事業会社から起業家まで幅広くいます。違う視点から幅広い意見や知見に触れ続けることができるのは、ダントツでI-MAGEだと思います。

I-MAGEという4ヶ月の経験が、その後の学生生活を大きく変えることになるターニングポイントとなった中村さん。今後もI-MAGEで得た経験を活かし、活躍することを期待しています!

(インタビュー・執筆:福原 健太 撮影・クリエイティブ:島袋 響)

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