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「ご機嫌暮らしとは対極の被害者/弱者意識」

セクハラ、パワハラ、マタハラ、モラハラ、スメハラ・・・、一体どれだけ増えていくんでしょう。誰かが何かに不快だったらハラスメントになってしまう世の中になってしまいました。

また、LGBTQ、浮気や隠し子など、人間の動物的本能に直接関係するような、かつては秘め事としてアンダーグラウンドで扱っていたことや、埃をかぶったような古い出来事までを表に引っ張り出して問題にするような世の中にもなってしまいました。

いずれも共通するのは、かつての犯罪や差別とは異なる、国・社会・組織として新たに作り出した被害者や弱者です。

コンフォートゾーン

被害者・弱者の問題は批判を受けづらく開きなおりさえすれば最強の存在でいられるところにあります。
それによって大手を振って補助金などの利権づくりに邁進し、プロ弱者も含めた甘い汁を吸う集団を形成し、一定規模まで拡大してしまうということも社会にとって深刻な問題なのですが、ここでは、意識として被害者・弱者となって、コンフォートゾーンに居座ってしまう人が増えることに焦点を当てたいと思います。
不幸自慢や病気自慢も弱者意識のコンフォートゾーンと同じです。


蛸壺

コンフォートゾーンに暮らす恐ろしさは、そこに居着いてしまい、環境変化に気づくこともなく、あるいは、気づいても自分には関係ない、自分にはできないと決めつけて、ただ生きていってしまう。そして、石を投げられる人を見つけると匿名の正義の味方になって石を投げて憂さを晴らす。まさに無自覚に蛸壺を掘って自分の人生にも無責任になってしまう様です。

いわば、不確実性の恐怖や認知的不協和から逃避し、行動変容はおろか知識のアップデートすら出来ない状態と言えるでしょう。

ただ朽ちていく

意識として被害者や弱者になって誰かのせいにしたり、自ら作り上げた強者を羨んだり妬んだりする限り、ご機嫌に暮らすなんてこととは無縁でしょう。不満不安恐怖欲望に支配され、「それが人間だ」と自分を言い聞かせ、時にはご機嫌に暮らしてそうな人の足を引っ張るようなことをして、卑しさの闇に堕ちていくいく人もいるでしょう。
そして、ただ昔を懐かしむことしかできないまま、朽ちていくことになります。

もちろん、それこそがご機嫌だという人がいても構いませんし、そういう人にとっては余計なお世話な話だというのは百も承知で書いていますが、そういう方は読んでいただく必要はありません。お互いに共感できることがないのにnoteを通じてですら関わりを持つこともないと思います。

蛸壺から出よう

被害者や弱者の蛸壺から出て、不安不満恐怖欲望をコントロールして、

距離を置きたい人にならないようにしましょう。

ご機嫌に暮らしていくようにしましょう。未来を語るようにしましょう。

そして、距離を縮めたい人になりたいですね!

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