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「改善・改革の型を積極的に使ってご機嫌に暮らす」

どんなに素晴らしい「判断と行動の型」「暮らしの型」を持っていても、世の中はどんどん変わっていき、少なくとも年齢を重ね、結婚や家族が増えたり、職場が変わったり、職場が変わらなくとも役割が変わったりします。
当然、病気や怪我に苛まれることもあるでしょうし、ある年齢を過ぎれば、単純に肉体的に衰えていくことを実感することも多いでしょう。
なので、実は、ほとんどの場合、やむを得ずの消極的か、積極的かは別として、なんらかの対応によって、「判断と行動の型」と「暮らしの型」を変えてきているはずです。
とはいえ、それが「改善・改革の型」として整えられているかどうか、また、積極的に適用しているかどうかと言えば、そうとは言えないケースが多いのではないでしょうか。


改善・改革の型のサンプルモデル

それぞれの人の好みがあるので、画一的な正解を示すこともできませんし、意味はないのですが、日々の生活の中に取り入れて継続的かつ反復的に常時問題を認識すると同時に問題を解決していくタイプの型をサンプルモデルとしてご紹介しようと思います。仮に「継続反復型改善・改革の型」と称することにします。
あくまで参考としてのご紹介ですのが、チェックいただく必要は全くありません。その点だけは誤解なきようよろしくお願いします。

継続反復型改善・改革の型

型というのは、三層スキーマにおける思想/理論/手法における手法に該当します。思想レイヤーについては、人格的に統合されていることが前提ですが、「判断・行動の型」「暮らしの型」に共通するものという位置づけです。理論は思想にもとづいて手法化するための基本的な考え方に該当します。

なお、三層スキーマについては、デジタルトランスフォーメーションを成功させるための鍵として、以下noteに詳しく解説しておりますので、ご興味がありましたら、ご覧ください。

タスク

  1. 前提条件の確認
    ありたい姿を設定する上での前提条件を確認します。

    1. 自分自身の役割の設定と確認
      公私かかわりなく、そのときそのときの自分自身の役割と役割を通じて発揮すべき価値を設定し、確認します。

    2. 判断と行動の方針確認
      判断と行動の型の中心に位置づけられる生きていく上での方針を確認します。ありたい姿の設定や課題設定と計画化は、多くの場合にこの方針に沿いますが、方針自身から見直す必要があるケースもあるでしょう。

    3. 関係者の特性/動静の確認
      公私かかわりなく、自身の役割発揮や行動するうえで影響を受ける与えるであろう人々(含むペット)の特性や動静について確認します。

    4. レビュー結果の確認
      過去に本タスクを回したときのレビュー結果を確認します。

  2. 問題点の明確化と原因の特定
    ありたい姿と現状を冷静に比較して、ギャップを明確化したうえで、関連情報を収集して、仮説でもいいので、除去可能な原因を特定します。

    1. ありたい姿の設定と確認
      ぼんやりしたものでも、鳥になるとか転生するとかの夢物語でもなく、現実社会で話しで、できるだけ具体的にありたい姿を設定します。すでに設定済みならば、変更点がないか確認します。
      私の場合には、将来に実現したい姿ではなく、「より良い社会に少しでも貢献する、常により良い自分であること」です。
      https://note.com/fabte/n/ned71e3ef8a6b

    2. 現状のパフォーマンス確認
      近い遠いは別として将来のありたい姿に対して、現状の自身のパフォーマンス等を冷静かつ謙虚に確認します。
      内なる確認作業なので、きちんと自分自身の実態を認められるはずです。

    3. ギャップの明確化
      ありたい姿と現状のギャップを具体的にして明確化します。これが自身の問題点です。

    4. 関連情報の収集
      問題点に関する情報を過去の経験や知り合い、ネット等から収集して、整理します。

    5. 原因の特定
      整理した情報と問題点から、その問題点の原因となる問題点を追究して掘り下げ、解決すべきで、かつ解決可能な問題点を、除去対象の原因として特定します。

  3. 課題設定と計画化
    解決の方向性を検討し、何をいつまでにどうするということを明確化した課題を設定し、実行計画を策定する。

    1. 解決の方向性検討
      例えばギックリ腰の腰の痛みを除去するうえで、姿勢や歩き方を変えるのか?靴を変えるのか?整体などに行くのか?筋弛緩剤と消炎剤と鎮痛剤を処方してもらうのか?など、同じ目的でも解決の方法は様々あります。また、一時的な対策、当面の対策、恒久対策と、時間軸によっても解決の方法は異なりますので、どういう考え方で解決を図っていくのかを検討します。

    2. 課題設定
      取り組む課題を明確化します。

    3. 課題解決計画策定
      課題を実行するためのタスク、手順、スケジュール、関係者、費用などを検討・調整し、実行可能な計画として策定します。

  4. 実行とレビュー
    実行計画に基づいて実行しますが、ありたい姿への進捗を定量的に評価できるようKPIを設定することをお勧めします。

    1. 課題解決の実行
      計画に基づいて実行します。実行した結果如何によって、計画を随時見直していくことも重要です。

    2. KPIの設定
      ありたい姿に近づいていく状態を数値化したり、確認すべきステータスを設定します。
      これによって進捗状態を定量的に把握できます。

    3. レビュー
      実行結果をレビューし、必要に応じて実行済みのタスクに戻ります。

手順

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#型
#方法論

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