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「メンタリティ更新でやめたコト:人を諦める」

ご機嫌に暮らすためには精神的平穏や程よい満足感やたまの喜びや、未来への希望が欠かせないのは言うまでもありません。

しかし、実際にその状態を確保するためには何が必要なのか?また、その状態を邪魔するものや脅かすものは何か?を突き止めないとご機嫌は得られないと思います。

やめたコト5つ

色々と考えた結果、その答えは自分自身にありました。簡単ではなかったですが、ご機嫌に暮らすために必要だったメンタリティの更新でやめたコトを5つ古い順にご紹介します。

  • 感謝を求める事

  • 人と比べる事

  • 人を値踏みする事

  • 過去を正当化する事

  • 人を諦める事

感謝を求める事

人と比べる事

人を値踏みする事

過去を正当化する事

人を諦める事

大勢を占める面倒な人たち

唯一違っていたのが大学でしたが、幼稚園でも大人になって会社に入っても変わらない同化圧力とも言える同調圧力。まるで侵入した異物を排除しようとする免疫機構に察知されないよう、速やかに同化しないと、何を言われるかわかりません。心無いどころかある事ない事好き勝手に言われてもみくしゃです。それでも随分と抵抗し、周囲に慣れてもらうという生き方をしてきました。慣れてもらうには多少の時間はかかりますが、組織において価値を発揮するためには必要な時間だと思いますし、おかげで納得性の高い時間を過ごせてきたとおもいます。

そして、常に感じていたのは、同化して細胞の一部のようになってしまい、影で文句を言おうが言うまいが、結局は親の言うがまま、先生の言うがまま、上司の言うがまま、奥さん旦那さんの言うがまま、子供の言うがままに生きている人が大半であるということです。そして、その親も先生の言うがまま、先生も学習指導要領のままで、一体、主体性をもって生きている人はどこにいるんだろう?それを秩序って言うなら、そんな秩序なんて無い方がマシじゃないかってことでした。

そして、大勢を占める顔の見えない人たちこそが、中身はないのにプライドだけ残し、美辞麗句を好み、外面だけいい人を装いながらも中身は外面を繕うために蓄積した知識と情動しかなく、不満不安恐怖欲望を煽られると、右往左往して匿名の個人となって騒ぎだしたり、安全地帯から石を投げ、羨み、妬み、恨み、蔑み、馬鹿にする面倒な人たちとその予備軍なわけです。

それらの人たちは、何を言っても変わりません。言ってもただの余計なお世話として、「人格否定された」とハラスメント扱いされかねないし、下手すると恨みすら買いかねません。

つまり、永年諦めていました。

このままだと衰退の一途

一方、世界レベルで社会のデジタル化はどんどん進み、ITガラパゴスな日本もその影響を大きく受けています。

そして、特に同調社会に慣れた同調依存が強く思考停止してしまっている人の多い日本は、デジタル技術をベースにした効率的な業務プロセスへの転換すらできないまま、国際競争に勝てず、失われた30年どころか、このまま衰退するのは必至です。

特に、2011年3月11日の東日本大震災の自粛や絆の押し売り以降、その傾向は強くなり、2020年春からのコロナ騒動が極め付けですが、高齢者を中心とするハイリスク集団を守るために、子供たちや若者など健康でリスクはほとんどないにも関わらず、その将来ある集団に対してマスクとワクチンと自粛を事実上強制するのが当然とする人たちと、マスコミに不安と恐怖を煽られ、それを積極的に受け入れてしまうような人たちが大勢を占める状況になりました。

まさに集団思考停止状態となり、前頭葉が縮退し、さらに衰退路線が決定づけられてしまったと感じています。

ちなみに宮台さんによれば「俺たちだけが自粛するのは嫌だ」という大御所政治家への忖度によって全員自粛全員ワクチン全員マスクになったそうです。

時代はWell Beingなワーク・イン・ライフへ

また一方、時代は、やりたくない事、辛い事を我慢する仕事をなくし、ワークとライフを分けざるを得ない状態から、やりたい事とやるべき事とできる事が一致した仕事をしているWell Beingな状態、つまりワーク・イン・ライフで仕事も私的日常も同じ方向を向けていこうということが日本以外では、常識となっており、仕事をikigaiあるより豊かな人生の一部として確立させて、より高い価値を発揮していこうということになっています。

日本が勝手に衰退するだけでなく、周囲はどんどん先に行って、置いてけぼりになっているわけです。したがって、Well Beingなワーク・イン・ライフの状態にある人が沢山出てこないと、創造性など夢のまた夢、益々勝負にならないという事です。

家族を守るために日本を捨て、とっとと国外に出るべきだという意見を主張する識者も出てきました。では、私はどうすればいいのでしょう?

そもそも、何でこんな事を角度を変えながら、昨年7月からずっとしつこくnoteに書いて発信しているのでしょう?

そして、すでに面倒な人たちは無理でも予備軍の人たちくらいは転換するのでしょうか?

統治システムと愚民化政策

古代から如何にして国を統治するかと言う事でさまざまなシステムが試行されてきました。民主主義も統治システムの一つにすぎませんが、どうやっても大半を占める愚民を賢民が上回ることはありません。そのうえで、日本のみならず、世界の民主主義国家において、一部の人たちが愚民を更に統治しやすいよう、愚民化を進めてきたことと、世界がインターネットで繋がってデジタル化が進んだことで、より効率的な統治が可能になったのが今の世界だと言えます。SNSの登場で市民による情報発信を可能にし、マスコミを使った愚民支配に楔を打てると期待しましたが、結局、裾野に拡がったことで、マスコミがSNS支配に乗り出し、単にメディアが変わっただけになってしまいました。
そして、面倒な人予備軍の中にいるであろう、とりわけ日本人は元来の同調依存の強さで本来賢民として競争力を生み出すポテンシャルを持っているはずの人まで愚民化してしまっているのが、最も大きな問題だと思うようになりました。

賢民ポテンシャルは顕在化できる。

では、愚民化してしまった賢民ポテンシャルを持っている人は、賢民になれないのでしょうか?
先日、ひょんなことから、WELL BEINGの著者である亀ヶ谷さんと会話する機会があり、思考停止によって衰退した主体性を生み出す感情と思考をつなぐ脳の回路は適正な刺激を与えることで復活できると聞いたことと、

そして、身近にいる人が、「クリティカルシンキング」や「スティーブン・コヴィーの七つの習慣」を学ぶことによって、覚醒し始めていることから、人を諦めるのをやめました。

しかし、あまりに微力。自分の手の届く範囲では全力でやってみますが、日本ってことになると、どうなんでしょう?

テレビと新聞で情報を収集している今の権力者の方々が、まずはテレビと新聞をやめていただき、テレビで情報を仕入れた奥様からの伝聞話も聞いた振りをして実質無視するだけでも随分良くなるとは思います。

未来への希望はご機嫌に暮らすために必須なんです。もう少し頑張ってみます。

予定外に長い文章になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

#ご機嫌に暮らす
#より良い自分
#WELLBEING

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