「DX成功の鍵:メンバーシップの進化」
以下、Facebookにいつも書籍を要約して紹介してくれている田中健太郎さんの投稿によれば、
とあり、結局、自己責任論を追及していくと、孤独な個人主義となり、企業の雇用もジョブ型と言われるものに収斂していくことになるのは自明と言えます。そのかわり、心か体を病んでいくわけです。まさに働くことが罰であるキリスト教の世界観に合致しています。
では、日本の企業も、自己責任のジョブ型にしていくのがいいのでしょうか?心を病む人が増え、精神科医などによるカウンセリングビジネスや医療費が膨らむだけで、企業人としては、病気になる犠牲者が増えるだけになってしまうのは誰も望んでいないでしょう。
やはり、支え合う日本人の強味を活かし、組織力を上げていくDXを考えていくのが正しい方向ではないかと思います。
つまり、善良な人を、データによるモニタリングによって管理・統制の対象から外し、不届き者がいた場合には速やかにお引き取りいただくように仕組み化することで、マネジメント負荷を下げ、個人と企業の共成長を促進し、競争力を高めていくのが最善ではないかと思います。
つまり、データを活用した活動の透明化とモニタリングによる監査(是正)効率・品質の向上によって、権限移譲を推進(⇒組織のフラット化、君臨と従属からの解放)し、彼女の言うところの、支え合う日本人の強味を最大に活かす、マネージャーがメンバーの成長含めてサポートする組織形態が可能になるということです。
一番の課題は、「マネージャーの、君臨からサポートへ移行と、一般社員の、従属から自発的自立的行動(成長志向と働き方)への移行」という、マインドセットの切り替えでしょう。そして、切り替えができない人を影響のないところへ外していけるかどうかが問われるということしょうね!
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