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「ギックリ腰完全復活と治癒経過」

完全克服したはずの慢性ギックリ腰。5年間全く気配もなく、突然の再発には本当にびっくりしましたが、11/23の発症から3週間以上かかって完全復活しました。

直接原因は多裂筋の肉離れ

原因は尿管結石排出のために飲んでいた筋弛緩効果のある薬による大小様々な内臓含めた身体全体の筋肉の筋力低下と石排出による炎症が治ったことによる内臓脂肪の減少によって、腹圧*が低下し、弱っていた多裂筋に限界を超える負荷がかかることで肉離れを引き起こしたものと考えています。

*腹圧:さらしを巻くと重いものを持ち上げて担げるとか、重量挙げでしっかり専用ベルトを締める、コルセットをつけると歩けるようになるというのは、お腹を締めることで腹圧を上げるのをサポートするからですが、本来、しっかりと腹圧があれば、日常の動作で痛めることはありません。

肉離れは完全治癒まで3週間

一般的に肉離れは癒える(完治)に3週間かかると言われておりますが、実際、どんどん痛む場所が小さくなり、最後の数日は仙関節上部右側にある多裂筋の付け根部分も2cm四方まで小さく絞られて行きました。そして、20日めの朝、その痛みはなくなり、傷として治癒した事がはっきりわかり、翌々日にはどこが痛んでいたかもわからなくなりました。

治癒の経過

発症から癒えるまでの経過をご紹介しておきます。初めての人がいたら参考になるかも知れません。

  • 11/23
    発症。立ち上がれず。何とか風呂に入り、温めると状態が良くなる事を確認

  • 11/24
    朝起きて、全く動けないので会社休んで1日完全安静。夕方にコルセット(妻のギックリ腰時のもの)したら立ち上がれて歩ける事を確認。

  • 11/25
    コルセットして1/3の歩行速度ながらも出社し、知り合いのゴッドハンドに頼んで、バランスを整えて多裂筋への負荷を正常化する施術を受け、コルセットなしである程度の速度で歩けるようになるも、週末のゴルフはキャンセル。

  • 11/26
    出来るだけ身体を動かすべく散歩と懸垂(身体を伸ばす意味も含めて)を復活させ、近所の銭湯で電気風呂で患部に集中的に電流を流して周辺含めてマッサージ。

  • 11/27
    予定通り、都心のラウンジでのワインイベントに参加し、何事もなく帰宅するも、電車などで吊り革につかまったり座席に座ってじっとしていると腰が固まり、歩き始めたり、立ち上がって一歩踏み出す時に小さいながらも鋭い痛みが起こり、やはり肉離れはすぐに癒えない事を自覚。

  • 11/28〜12/4
    通勤時の電車を降りる時の一歩や、座って仕事をしていて立ち上がる、静止状態から動作を始める瞬間に腰に意識を集中する必要のある期間が1週間。残念ながらゴルフはキャンセル。

  • 12/5〜12/9
    動作を始める瞬間の腰への気遣いは劇的に不要となるも、台所に立って調理をしていると腰に負荷が溜まって重くなるので、週末のゴルフは念の為キャンセル。

  • 12/10
    そろそろ痛みが枯れてきて癒える実感があったので、懸垂に加えて5kmランニングを行った上で、電気風呂で集中ケア。

  • 12/11
    僅かに痛みは残っているが、長時間の歩行に耐えられるし、動作の始動への気遣いが不要になっているのを確認。

  • 12/12
    朝起きて、痛みがない事、つまり肉離れが治った事を確認。
    ただし、傷んだ箇所は固まっており、左右のバランスは取れていないので、積極的に使ってバランスを戻す必要性あり。

  • 12/13〜12/16
    日常生活での動作でバランスが徐々に正常化し、歩行時走行時左右の違いはほぼなくなり、意識を集中しないとわからないレベルまで復活。

  • 12/17〜12/18
    懸垂&5kmランニングに加えて長時間のウォーキングを両日実施して完全治癒を確認。

真の完全復活までにはもう少し

治癒して本当に良かったですが、原因となった薬を飲まなくなったとはいえ、2ヶ月間かけてゆっくり衰退した筋力、特に腹圧はまだ戻っていないので、完全に戻るまでにはもうしばらくかかりそうです。油断禁物です。

#ぎっくり腰
#ギックリ腰
#健康
#より良い自分

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